【2016/12月】現時点での公立高校の倍率が出ました!今年もやっぱり山城は大人気、逆に洛北は狙い目。倍率で選べば誰でも公立高校に入れます。

12月2日に京都府教育委員会から、2016年11月時点での入試希望調査の結果が発表されました。

平たく言うと「今の時点でどこの公立高校を受験したいか」というもので、現状での最新の倍率だということができます。2016年11月15日に行った調査の結果です。

以下のリンクでも確認できます。

平成29年3月卒業予定の中学生等 進路希望状況の結果(11月15日現在)について

今回の調査結果の抜粋

京都府教育委員会の表では少し重要な情報が見にくいので、再構成しました。

以下は、普通科に限った募集定員・志望者数・倍率です。

高校名 募集定員 志願者数 倍率
山城 320 449 1.40
鴨沂 240 385 1.60
洛北 160 159 0.99
北陵 280 293 1.05
朱雀 240 176 0.73
洛東 280 308 1.10
鳥羽 200 267 1.34
嵯峨野 120 112 0.93
北嵯峨 320 340 1.06
280 366 1.31
洛西 320 301 0.94
桃山 280 333 1.19
東稜 280 255 0.91
洛水 240 242 1.01
向陽 200 277 1.39
乙訓 200 224 1.12
西乙訓 200 156 0.78
堀川 80 63 0.79
日吉が丘 240 377 1.57
紫野 240 271 1.13
塔南 200 271 1.36

以上の表は前期選抜・中期選抜の違いを考慮していないため、多大にノイズの入った情報ですが、ここから頑張って今年の高校入試を占ってみましょう。

「京都の公立高校の選考方法を知りたい…」という方は以下でご確認ください。

(参考:早く知らなきゃ大変!!京都府公立高校の入試制度(普通科)

今回調査結果の重要ポイント

倍率と言うものは、毎年、大体同じ程度になるものですが、京都府公立高校の場合は、「前年度に低かった倍率の高校には志望者が増え、前年度に倍率が高かった高校の志望者は減る」という特徴があります。

前年度に倍率が高かった高校は今年度倍率が低くなるし、逆もまた然りなのです。

 

つまりは、結構な人数が「去年の倍率が低かったからここは狙い目だ」とか「去年の倍率はここは高かったから受験をやめておこう」というふうに考える人がいると言うことです。結局はその選択が自分のクビを絞める結果になるわけですので、私達はもっと冷静に判断していきましょう。

 

今回の重要ポイントとして、人気校の倍率を見てみましょう。我々高倉塾の生徒から人気のある公立高校で、なおかつ難関だと言われるのは、堀川・嵯峨野・山城・洛北・紫野です。

まず倍率が突出しているのが鴨沂・山城の2校。日吉ヶ丘はよく知らないので除外。

鴨沂高校は新校舎設立や立地の影響、山城は毎年の大人気。

前年度の中期試験倍率は鴨沂高校が1.19で、山城高校は1.24でした。2校とも人気高校ですが、前年度は1.30に満たない低めの倍率に落ち着いたため、11月にみんな第一志望に書いてみたのではないでしょうか。

 

このままいけば鴨沂高校は前年度より間違いなく合格水準が上がります。でもオール3を取って、本番でも5割取れれば合格するでしょう。

 

今回の1番のポイントは、大人気の山城と洛北の違いでした。28年度は山城が1.25。洛北は1.24でお揃いでしたが、29年度の現時点では山城が1.40の洛北が0.99。

 

堀川と嵯峨野なんかは志望者数が少なすぎますが、さすがに最終的に定員割れることはないでしょうし、難易度は変わらないと思われます。

昨年度倍率や、それに伴う志望校の選び方は以下をご覧ください。

(参考:【2017】京都府公立高校の倍率・情報集(中期選抜・普通科)

今回調査結果の使い方

今回の調査結果の使い方は簡単、

「とにかく公立に入れればいい」という生徒は、倍率低い高校を第一志望にせよ

ということです。例えば朱雀高校は今年に生徒が妊娠してるのに体育を強制させたとかで話題になってしまい、イメージダウンでスカスカな倍率になってしまいました…。0.73倍。

参考:妊娠生徒に体育実技要求 京都の高校に批判殺到、対応見直しへ

 

基本的に「公立高校でも、朱雀だったらどんな成績でも入れる」という事実が明るみにでた結果となったわけです。しかし逆に考えれば、公立高校にどうしても入りたい生徒からすれば、選びようによれば公立を諦めずに済むということです。公立高校に入りたい生徒は、倍率が大切だということは以下でご確認ください。

参考:オール2でも京都の公立高校に確実に合格する方法

 

あと、山城と洛北は毎年同じくらいの学力レベルで勉強させてもらえる高校で、ちょっと前までは「洛北高校の方が少し難関である」と言われていました。だいたいオール4くらいの生徒はどっちを受けようか悩むのですが、2年前からは洛北より山城の方が合格ラインが上になりました。

 

最終的な倍率は今回とは違うはずですが、今年もまず間違いなく洛北より山城の方が合格ラインが上になります。どっちか迷っていて、成績がボーダーラインにいる生徒は絶対に洛北高校にするべきです。倍率が違うだけで、同じレベルの高校です。

結局はどこの高校に行っても「この高校でよかった」と思うのか「こんなとこ止めておけばよかった」と思うかは本人次第です。だからこそ、こういった倍率を参考にして、戦略的に公立高校を選ぶのも非常に大切なことです。今回の結果を参考程度にしかなりませんが、傾向を把握して、志望校を柔軟に考えておきましょう。

 

探求やこすもすなど、特別科の倍率

では最後に、堀川の探求や嵯峨野こすもすなど、人気の特別科の倍率も編集して挙げておきます。

あくまでも2016年11月15日調査の結果なので、それを忘れずに把握しておいてください。

高校名 学科名 募集定員 志願者数 倍率
山城 文理総合 40 108 2.70
鳥羽 グローバル 80 120 1.50
嵯峨野 こすもす 200 273 1.37
桃山 自然科学 80 241 3.01
乙訓 スポーツ健康科学 40 56 1.40
西京 エンタープライジング 144 226 1.57
工学院 プロジェクト工学 180 288 1.60
工学院 フロンティア理数 120 112 1.41
堀川 探求 160 328 2.05
紫野 アカデミア 80 122 1.53
塔南 教育みらい 40 67 1.68

以上の特別科は前期選抜のみでの勝負なので、最終的な倍率もこれと似たものになります。特別科は倍率も大切ですが、何よりも独自試験をどれだけ解けるかがカギですので、普通科よりは倍率を気にせず受験できます。頑張りましょう!

 

というわけで、現時点での公立高校の倍率を見ていきました。高倉塾付近で人気の山城・洛北中心に、倍率が下がって狙い目の高校を挙げておきました。また詳細はこのブログで報告します。

2 Comments

匿名

お世話になります。非常にわかりやすい説明ありがとうございまさした。来春北海道より引っ越して京都の高校を娘が受験します。大変わかりやすいプラスαのある解説で最高です。今探しているのは私立&公立高校の試験日程毎に高校及び学科目が記載されている一覧表があれば良いなぁと思います。そこに()で偏差値入れて頂けますと良いですね。貴社におかれては、この様なサイトをつくられたので、私の意図するところのご理解あればと思い、返信する次第です。ご回答頂ければ助かります。因みに私の子女は嵯峨野高校受験希望しています。宜しくお願い申し上げます。

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takakurajuku

コメントありがとうございます。
お役に立てるよう、できる限りコツコツやってまいります。
ご要望も大変助かります。

新情報できれば、ブログでお知らせいたします。
嵯峨野高校、難関ですがとっても良い高校です。評定をしっかり取ってくださいね、応援しております!
またご要望ございましたら、お待ちしております!

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