【2019年度版】京都府公立高校の倍率・情報集。

注意

この記事は、京都市・乙訓地域の高校のみ挙げています。

京都府の公立高校を目指す人は大変多く、その際に倍率が非常に気になるところです。

 

京都では、公立高校の合格率を左右するのは以下の3つの要素です。

  • 内申点(学校の成績)
  • 当日の試験点数
  • 倍率

上2つは自分の努力でなんとかなる部分ですが、最後の「倍率」に関しては年によって大きく変化することもあり、自分ではどうしようもない要素です。

 

しかし、単純に倍率により合格難易度が上下することも多いので、自分の志望校の倍率はどれくらいか?を意識することはとても大切です。

まず以下で、公立高校普通科の倍率を確認しましょう。

京都府公立高校の倍率

まず最初に、例年2月中旬に行われる、最初の前期選抜の倍率を見てみましょう。

前期選抜の倍率【2月中旬】

以下、平成29年と平成30年の倍率推移の表をご覧ください。志願者数などはH30年の数字です。

(スマホの方は表を横スクロールするか、スマホを横にして見てください。)

学校名 学科名 選抜
方式
前期
募集
人数
志願
者数
H30
倍率
(参考
H29倍率
山城 普通 A方式1型 48 302 6.29 6.65
A方式2型 48 58 1.21 1.35
文理総合 A方式 40 110 2.75 2.88
鴨沂 普通 A方式1型 48 289 6.02 5.50
A方式2型 24 47 1.96 1.67
洛北 普通 A方式1型 24 108 4.50 6.04
A方式2型 24 41 1.71 1.30
普通(スポーツ総合専攻) C方式 40 43 1.08 1.05
北稜 普通 A方式 56 202 3.61 4.20
B方式 28 37 1.32 1.50
朱雀 普通 A方式 60 106 1.77 1.76
洛東 普通 A方式 56 203 2.63 4.09
B方式 28 33 1.18 1.32
鳥羽 普通 A方式1型 30 156 5.20 5.80
A方式2型 30 36 1.20 1.37
普通(スポーツ総合専攻) C方式 40 42 1.05 1.18
グローバル A方式 80 130 1.63 1.64
嵯峨野 普通 A方式 36 83 2.31 3.42
こすもす自然科学 A方式 80 156 1.95 1.18
こすもす共修 A方式 120 226 1.88 1.72
北嵯峨 普通 A方式 64 258 4.03 3.72
B方式 32 37 1.16 1.34
普通 A方式 42 198 4.71 5.55
B方式 42 47 1.12 1.17
植物クリエイト A方式 28 50 1.79 1.68
園芸ビジネス A方式 28 59 2.11 1.75
洛西 普通 A方式 96 292 3.04 3.00
桃山 普通 A方式 84 314 3.74 3.75
自然科学 A方式 80 233 2.91 2.98
東稜 普通 A方式 36 165 4.58 3.95
B方式 36 36 1.00 1.21
洛水 普通 A方式 30 119 3.97 4.33
B方式 30 34 1.13 1.64
京都すばる 会計 A方式 72 97 1.35 1.44
B方式 12 12 1.00 1.00
企画 A方式 48 89 1.85 1.83
B方式 8 8 1.00 1.00
ビジネス探求 A方式 24 25 1.04 2.13
B方式 4 2 0.50 1.00
情報科学 A方式 48 80 1.67 1.71
B方式 8 4 0.50 0.63
向陽 普通 A方式 30 142 4.73 5.37
B方式 30 48 1.60 1.47
乙訓 普通 A方式1型 40 130 3.25 3.60
A方式2型 20 37 1.85 2.05
スポーツ健康科学 C方式 40 55 1.38 1.28
西乙訓 普通 A方式 60 178 2.97 2.57
西京 エンタープライジング A方式1型 144 234 1.63 1.78
A方式2型 16 22 1.38 1.13
銅駝美術 美術工芸 C方式 90 94 1.04 1.21
堀川音楽 音楽 C方式 40 57 1.43 1.55
京都工学院 ものづくり分野 A方式1型 64 146 2.28 2.55
A方式2型 11 10 0.91 1.09
まちづくり分野 A方式1型 43 111 2.58 2.14
A方式2型 7 9 1.29 1.00
フロンティア理数 A方式 60 90 1.50 1.53
堀川 普通 A方式 24 50 2.08 2.88
探求学科群 A方式 160 337 2.11 1.92
日吉が丘 普通 A方式 48 263 5.48 6.27
B方式 24 27 1.13 1.08
紫野 普通 A方式1型 48 199 4.15 4.06
A方式2型 24 29 1.21 1.79
アカデミア A方式 80 130 1.63 1.63
塔南 普通 A方式1型 40 144 3.60 3.53
A方式2型 20 25 1.25 1.55
教育みらい A方式 40 59 1.48 1.68

青字のコースは、前期しか受験チャンスがない専門学科です。

  • 堀川高校探究科
  • 嵯峨野高校こすもす科
  • 西京高校エンタープライジング科

など、学力的にも高いものを求める高校が多いですね。あとはスポーツ系など。このあたりのコースは、倍率よりも「いかに受験対策してきたのか」が大切です。

MEMO

表では、

  • A方式
  • A方式1型(エーワン)
  • A方式2型(エーツー)
  • B方式
  • C方式

なんて受験タイプがあり、非常にややこしいですよね。

 

見分け方は簡単で、通常はA方式やA方式1型(エーワン)で受験します。これは、

  • 内申点
  • 試験点数
  • 面接

の3つで判断される、スタンダードなタイプ。

 

一方、A方式2型(エーツー)やB方式、C方式は、部活や生徒会、課外活動の活躍も点数化してくれる受験方法です。

なので、部活や課外活動での活躍がある人は、A方式2型とかB方式を選んだ方が有利ですね。先生と相談してみましょう。

 

詳しくは以下のブログにまとめていますよ。

【普通科】京都府公立高校の前期選抜の制度を詳しく。A方式1型、A方式2型、B方式、C方式、活動実績報告書…など、ややこしい制度を分かりやすく解説します。
前期は不合格でOK?

京都の前期選抜は、倍率が非常に高くなります。なぜなら、2月中旬の前期選抜では、約30%の生徒しか合格しないようになっているからです。

 

だから、普通科は前期が不合格でも心配なし。中期選抜が本番です。(青字の専門学科は、前期で合格するしかない。)

 

京都の公立高校入試の全体像がまだ把握できていない方は、ぜひ以下の記事を御覧ください。

【保存版】早く知らなきゃ大変!!京都府公立高校の入試制度

中期選抜の倍率【3月初旬】

では次は3月初旬に行われる中期選抜について。H27~H30の倍率推移を御覧ください。志願者などはH30の数字です。

学校名 学科名 募集
人数
志願
者数
H30
倍率
H29
倍率
H28
倍率
H27
倍率
山城 普通 224 300 1.34 1.54 1.25 1.40
鴨沂 普通 168 267 1.59 1.43 1.19 1.51
洛北 普通 112 128 1.14 1.41 1.25 0.96
北稜 普通 196 186 0.95 1.12 0.98 1.14
朱雀 普通 134 92 0.69 0.70 0.92 1.11
洛東 普通 196 200 1.02 1.17 1.08 1.10
鳥羽 普通 138 161 1.17 1.43 1.27 0.99
嵯峨野 普通 84 134 1.60 1.24 1.57 1.75
北嵯峨 普通 252 246 1.10 0.99 0.98 1.05
普通 196 207 1.06 1.16 1.22 1.18
植物ク
リエイト
12 20 1.67 1.17 0.92 0.67
園芸
ビジネス
12 21 1.75 1.42 0.58 1.42
洛西 普通 224 218 0.97 1.08 1.11 1.03
桃山 普通 196 297 1.52 1.43 1.28 1.28
東稜 普通 168 149 0.89 0.90 1.05 1.01
洛水 普通 140 130 0.93 1.15 1.02 1.05
京都
すばる
会計 36 23 0.64 0.56 1.19 1.36
企画 24 32 1.33 0.88 1.33 1.25
ビジネス
探求
13 1 0.08 1.25 0.92 1.67
情報科学 24 26 1.08 1.04 0.42 1.67
向陽 普通 140 151 1.08 1.17 1.17 1.29
乙訓 普通 135 143 1.06 1.07 1.19 1.07
西乙訓 普通 140 146 1.04 1.02 1.11 1.06
京都
工学院
ものづく
り分野
33 75 2.27 1.64 3.00
まちづく
り分野
22 50 2.27 1.91 2.00
堀川 普通 56 98 1.75 1.86 1.73 1.45
日吉
が丘
普通 168 224 1.33 1.52 1.18 1.05
紫野 普通 168 187 1.11 1.14 1.36 1.04
塔南 普通 168 158 1.13 1.39 1.05 1.11

赤字で書いた倍率が今年高1の生徒が戦った倍率です。4年分の倍率を載せているので、だいたい次の年の倍率が予測できると思います。

志望校の倍率を予測して、受験勉強に活かそう

公立高校の倍率は、考えているよりも非常に重要です。その年の倍率によって、合格ラインが大きく変わってしまうからです。

合格ラインが変わる事例

例えば、表の下から2番目、紫野高校の26年度と27年度の倍率の差をご覧ください。

26年度は1.04でしたが、27年度は1.36に変化していますよね。

倍率 28年度 27年度
紫野高校 普通科 1.36 1.04

「たった0.3くらいの倍率の違い、あんまり気にしないでいいんじゃない??」と思われるかもしれませんが…、これがけっこう大きな違いが出てきます。

 

公立高校は、当然ですが定員数しか合格者を出しません。つまり、倍率が上がれば自動的に合格ラインも上がります

 

実際、紫野高校のイメージは長らく、「自由で楽しい高校。オール3くらいあれば合格できる」というイメージでした。

しかし28年度は倍率が1.36まで高まったため、「紫野は人気校だから、オール3では合格は難しい!!!」というレベルに、たった一年で早変わりしました。

 

MEMO

紫野高校で言うと、難関の「アカデミア科」が創設されたのもあり、普通科のレベルも少し上がってきましたね。

倍率 28年度 27年度
紫野高校 普通科 1.36 1.04
合格イメージ オール3だと厳しい オール3で受かる

H30年の倍率は1.11でした。このあたりだと、オール3とオール4の間くらいの成績は欲しいところですね。

 

注意

こういった事情もあるため、志望校は最後まで油断してはいけません。もしかすると、事前調査により「あれ?今年は◯◯高校の人気が高い!」ということになるかもしれません。

そうなると、例年よりも合格ラインは確実に上がってしまいます

 

逆に言うと、例年よりも倍率が低くなりそうなら、例年よりも合格ラインは下がります。合格のチャンスです。

 

早めに志望校を決めつつも、年末年始あたりの事前倍率調査をチェックしておきましょう。

 学校ごとの倍率の差はあまり関係ない

いくら倍率が大切といっても、単純に「倍率が高い高校が、合格ラインが高い」というわけではありません。

 

例えば普通科で最も合格ラインが高くなるのは堀川高校や嵯峨野高校ですが、倍率は以下の通りです。

(普通科) H30 H29 H28 H27
堀川 1.75 1.86 1.73 1.45
嵯峨野 1.60 1.24 1.57 1.75

どちらも1.5から1.8程度ですね。3人受けて2人受かるくらいの割合でしょうか。

 

しかし表を見れば分かるように、この2校よりも倍率の高い高校はいくつかあります。しかし、受験者の層が違うため、合格ラインは2校を上回ることはありません

  • 倍率が高い…合格ラインも高い
  • 倍率が低い…合格ラインも低い

といった単純なことではないので注意しましょう。

ただ、同じ高校であれば、単純に倍率によって合格ラインが上下すると思います。

 

 

例えば洛北高校のH27の倍率は0.96で、H30の倍率が1.41です。全然違います。

 

 

こういった場合、H30で不合格となったほとんどの生徒は、同じ学力でH27年に受験していれば合格したはずです。

 

 

つまり、「ここは難しい」と言われる難関校でも、倍率が偶然低い年なら合格できるし、倍率が偶然高ければ不合格になる可能性も高くなります。

 

 

倍率ばかり気にするのはよくありませんが、高倉塾としては生徒のために、そのあたりを毎年気にしています。

倍率を気にしてよかった例

「倍率を気にするなんてみっともない!倍率なんか関係なく、自分の行きたい高校を受けるべき!」

 

という意見には大賛成なのですが…、人によっては倍率を気にしてよかったパターンもあります。

 

たとえば非常に分かりやすいのは、京都すばる高校の情報科学科

すばる高校の情報科学科は、H27とH28で、以下のように倍率が変化しています。

倍率 28年度 27年度
京都すばる高校 情報科学科 0.42 1.67

H27では、倍率が1.67になってますね。激戦です。

 

京都すばる高校は、そこまで「勉強が得意!」という生徒が集まるわけではありませんが…、それでも1.67という数字は非常に高いものがありますし、京都の中でもトップクラスに激しい競争率。

 

実際に27年度には、惜しくも涙をのんだ生徒がたくさん出ました。

 

そんなすばる高校の情報科学科ですが、次の年の28年度の倍率は一気に0.42まで下降しています。

 

0.42倍ということは、どんな点数でも100%合格となります。

  • 27年度すばる高校情報科学科…1.67の激しい闘い
  • 28年度すばる高校情報科学科…100%全員が合格

同じ高校で、同じコースなのですが、倍率によって、ここまで入試難易度に差が出てしまいます。

周りの評判を気にしないこと。

毎年、上のような例が何校か出てくるので、「◯◯高校に合格するには、オール4は必要だよ」というふうな噂には耳を貸さず、「倍率が分かるまで何とも言えないよね」と考えておくことが大切です。

 

極端な話、「オール5近いヤツしか合格できない」なんて言われる堀川高校や嵯峨野高校であったとしても、倍率が0.80くらいだったらオール3でも合格できてしまうわけです。

 

倍率によって、合格偏差値が10近く上下するのも珍しくありません

 

諦めず、本当に行きたい高校を目指して勉強を続けるのがベストです。

 

あなたの受験年の倍率は神のみぞ知るですが、目標に向かって受験勉強を集中するしかできることはありません。

 

応援しています!!!

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