高校の説明会・相談会では何を質問するべき!?高校の注目ポイントや志望校の選び方も併せて解説していきます。

会議室

会議室

以前からこんなページを書いて、なんとか高校受験の説明会に行ってもらおうと情報を更新しています。

【京都】高校入試の説明会の全日程を一覧表にまとめました!中3は必ず参加しましょう!

(公立高校の日程も追加しました。)

6月頃から始まり、夏休みに入るくらいが最も各高校の説明会が活気を見せる時期です。

 

志望校がまだまだ決まっていない中3生徒でも保護者の方でも、スケジュールに様々な高校の説明会を書き込んでいるのではないでしょうか。

 

確かにとっても大切な高校選び、説明会への出席は必須です。公立・私立ともに11~12月までは開催しますが、気になる高校は一度は必ず行ってほしいと思っています。

 

しかしながら説明会に出席される方々の中には、

 

「何を質問したらいいの?」

「高校のどこに注目すればいいのかな?」

疑問に感じている女性

という方々がたくさんいらっしゃると思います。

 

そこで今回は、高校の説明会・相談会で見ておくポイント・大事な質問事項をまとめて書いていこうと思います。

説明会に出席する予定のある保護者の皆様は、ぜひ読んでみてください。

 

オープンキャンパスや説明会の注目ポイント

大学の講堂

では早速、オープンキャンパスや学校説明会で注目するべきポイントを書いてまいります。

 

通学時間は短い?通学手段はラク?

電車まちをする人たち

合同説明会とかで別の施設で説明会が行われる場合もありますが、多くはその学校で説明会を開催しますよね。そこで見落としがちで大切な要素は、通学に関するもの。

 

実際に足を運んでみて遠すぎるのはもちろん、何度も乗り換えないといけない場合、どうしてもムダな時間が発生します。

高校に入ったら、

 

  • どんな部活に入るか
  • 特進コースか、部活も重視できるコースか
  • 塾や予備校に通う予定はあるか

 

……などの事情から通学時間を考える必要もあるかもしれません。ハードな部活なら近いところがいいだろうし、予備校に通いたいと思うのならば、遠すぎる高校はちょっと候補から外れるかもしれません。

 

逆に、通学時間が長くとも電車一本で行けるアクセスなら、読書や直前のテスト勉強ができるので時間をムダにせずにすみます。

 

スポーツ推薦とか大学進学実績などで、

 

「どうしてもこの高校じゃないとダメ!!」

 

という事情がない限り、できる限り通学が便利な高校を選ぶのは大切かと思います。

 

目安としては、やっぱり1時間以内でしょうか。1時間を越えてしまう場合は、よほどの理由がない限りは第二候補群に回したほうが無難です。

 

雑談タイム

通学時間がバカにできないのは、1時間かかるとしたら往復2時間、年間300日通学するとしたら、年間600時間を通学に使うわけです。3年間だと1800時間。なが!!!!

驚いている女性

睡眠時間は少しでも長いほうが学習効率が高いですし、1800時間を有益な何かに使えば人生が変わるはず。

通学に1時間30分かかる高校なら、プラスで900時間、2700時間を通学に捧げなければなりません……。

自転車通学をする男子高校生

ちなみに私はチャリで片道40分の学校でした。最初は電車で1時間くらいだったのですが、チャリの方が早いことを知って、チャリ通にしました。

特に男の子だったり、電車だと乗り換えをしないとダメな場合は、意外とチャリンコの方が早かったりしますよ。

「朝は運動しなきゃダメだから自転車にしなさい」とか言っておくと定期代も浮きます。

 

運営の姿勢・タイプはどうか?子どもに合っているか?

ここもかなり大切なポイント。特に合格実績などに関する学校側の姿勢は、驚くほど学校ごとにカラーがあります。

 

そのカラーは、説明会を聞いていれば分かります。

 

「合格実績は◯◯です!どやぁぁぁ〜〜〜!」

「国公立◯◯人合格を目指します!カー!!どやぁぁぁ〜〜〜!」

プレゼンをする男性というバリバリなタイプのところから、

 

「誰も見捨てない高校でありたいです。みんな愛されて生まれてきました。」

「個性をすくすく育てて、社会に羽ばたいてもらいたいです!」

 

という母性本能のある高校、他にも、

 

「長期留学を中心に、英語教育で世界に羽ばたく人材を!」

 

という英語を最重視する高校までさまざまです。

 

生徒のタイプやご家庭の指導方針にマッチしたところを選んでください。

実績重視か、教育の考え方重視か……など、希望する進路イメージから選ぶべき高校が分かってくるはずです。

 

この部分は、「高校の中身」の最たる面なので、保護者の方も本人も、

 

「ここは自分に向いてそう・頑張れそう!」

「なんか居心地悪いな……」

 

などを感じる要素になるはずです。

 

生徒への熱意・姿勢はどうか?

上で挙げた部分は「学校全体の方針」ですが、こちらは「生徒一人ひとりへの対応」の部分。

 

高校に限らず、どんな商売でも共通なことですが、「ちゃんと誠実に運営されているのか」というところを見て欲しいなと思います。

 

特にそれが明らかになるのは、個別相談会のとき。

三者面談を受ける女子生徒と保護者

個別相談会は個別のブースみたいなところに入って、場合によっては実際の模試の成績や学校の評定を見せながら話をすることもあります。

 

このとき、来年度に入学するかもしれない生徒・保護者の方に対してどれくらい誠心誠意に話をしてくれるか、質問に答えてくれるか……というのは本当に大切なポイント。

 

ただ質問に答えたりするだけでなく、生徒の現状を聞きつつプラスアルファの情報提供をしてくれるのか、ただ義務のようにこなしているのか……。個別の相談だけに、よく分かってしまうシーンです。

 

いうまでも無く、親身になり、なおかつ多くの情報提供をしてくれる高校を選んでください。人気の高校は、全てそんな高校です。

 

 

雑談タイム

ちょっとした例外?として、公立高校は私立に比べて無愛想な先生が多いです。まぁ公務員とは多くの場合そうなのですが、そのせいで高校のイメージが悪くなることもあります。

態度の悪い面接官

個別相談会で質問してもテキトーな答えだったり、質問しても「はぁ、そうなんじゃないですかねぇ。」みたいな態度だったという声はチラホラ聞くのですが……、ほとんどが公立高校。
(多くの場合は、素晴らしい先生。)

 

そんなときはイメージが悪くなるので、「こんな高校行かない」と思ってしまうのですが、どの公立高校もそんなハズレ先生はいますし、熱心な先生もどこの高校にもいます。

 

公立高校の場合は、一人の先生のイメージで決めないほうがいいかも……しれません。

 

逆に私立高校の場合は、多くは入試担当が地域ごとに配備され、組織だって活動するため、各中学校に各担当先生がいる可能性が高いです。あなたがその中学校にいる限り、ずっと担当はその先生です。

 

こんな場合は、「その先生=その高校」と考えてもある程度はOK。その先生の誠実さ・頼りがいを重視してください。

 

 

何となくテンションが上がるか

頑張って勉強する女の子

これはバカにできない項目かもしれません。多くの中3は、自分のことなのに高校選びに消極的です。保護者の方の方が100倍必死で、時に腹が立つこともあるはずです。

 

本人もあまり自分の希望を言わないもので、「どこでもいいわ」とか言うこともあるのですが、実際は高校の何となくの雰囲気で、「ここがいいと思う」「ここはなんかヤダ」といったことは感じています。

 

具体性もなく根拠のない感覚なのですが、高校選びで1番大切なのは本人が「ここで頑張りたい」と思えるかどうか。

 

校舎や授業の様子、先生の話しぶりなどを総合的に考えて、「どこで1番頑張れそうか」を考えておくようにお伝えください。

 

個別相談会で何を聞けばいいか??

2人で話す人たち

では、多くの高校が実施している個別相談会では何を聞けばいいか……を書いてまいります。個別相談会に限らず、どこかで先生を捕まえて相談できる機会があれば、聞くと便利な内容です。

 

今の成績で合格できそうか?

合格で喜ぶ学生

これが1番大事なところかもしれません。「結局、私はこの高校に入れるのかよ……」という部分。

 

これはもう正直に、恥ずかしがらずに今の成績を言いましょう。バシッと明確に通知表を見せてもいいですし、オブラートに包んで「まぁだいたいオール3くらい」とか「オール3もないかも……」などと伝えてOKです。

 

安全圏だったら「ぜひウチに来てくださいね!」という話で終わるでしょうし、ボーダーラインないし厳しい状況の場合も、

 

  • 中3の12月あたりにどれくらいの成績を取ってほしいか
  • 当日入試の点数はどれくらい取ってほしいか

 

などをコースごとに教えてくれるはずです。ここで詳しく教えてくれるかどうかが、相談会の腕の見せ所ですよね。

 

  • 合格者は、中学の時にどれくらいの成績の人が多いのか
  • 今の自分の学校の成績で、逆転合格した人もいるのか

 

なども聞いてみましょう。

 

やっぱり場合によっては「正直、今のままでは厳しい状況です。他校も受験されたほうが……」というようなことを言われて悔しい思いをすることもありますが、どれくらいの成績があればOKなのかが分かるだけでも収穫です。

 

 

雑談タイム

特に私立高校だと、バシッと通知表を見せたり、模擬試験の成績表を見せちゃうのも有効です。

進学実績を上げたい私立高校なら、「だいたいウチの◯◯コースなら、模試の偏差値はこれくらい欲しいかな」という基準を持っていますので、それと学校の評定を総合的に判断してくれるかもしれません。

うまくいけば、「あとこれくらい頑張れば、奨学金の基準を満たしますよ」みたいな情報も引き出せる可能性もあります。

お金

 

大学への進路状況はどうなっているか?

これもめちゃくちゃ大切ですよね。高校選びって結局は「この高校からどの大学に行けるのか」に落ち着きます。

 

もちろん説明会などで説明されたり、パンフレットなんかに書いてあるのですが、せっかく個別で話してくれる機会なのでもう一度確認しましょう。

 

特に大切なのは、各コースごとの進学先割合

進学先を示した円グラフ

例えば上のようなグラフで割合が分かれば、

 

  • このコースでは国公立は難しい
  • 上位30%くらいに入れば関関同立レベルに合格できる
  • 真ん中くらいで産近甲龍佛か……

 

といったことが分かってきます。

前述の質問のように、「どれくらいの成績の生徒が合格しているのか?」ということを聞いておけば、その中で上位30%ってことは、高校ではどれくらい頑張ればいいのか、など教えてくれるかもしれません。

 

「国公立大学◯◯人合格!」とか「関関同立◯◯人合格!」とかだけだと、コースごとの実績が分からないので、あくまでもコースごとの進路状況を気にしてください。

 

指定校推薦の枠はどれくらいあるのか?

これも結構大事です。

特に部活を中心に高校生活を送るつもりなら、大学入試の勉強は少し遅れ気味になってしまうため、指定校推薦の枠が豊富にあれば、受験勉強なしで大学に進むことができます。

 

注意点その1
指定校推薦とは、高校の成績をある基準以上取っていれば、◯◯大学へ推薦で進める……という制度。枠が少なければライバルも多くなる。

 

例えば「◯◯レベルの大学へは、昨年度は合計20枠ありました!」という場合、学校の勉強を頑張り、成績で上位30位くらいまでに入っておけば指定校推薦で進める可能性も高いですよね。

 

できたら枠が多めに提供されている高校を選ぶのが有利です。

注意点その2
……とは言っても、枠の数は毎年大学からの方針で増減しますので、あまり頼りすぎるのもよくありません。ただ、指定校推薦枠の豊富さが武器である高校もあるので、高校選びの大切な要素になります。

 

同じ高校でもコースによっては指定校推薦を使えないコースもありますし、逆にほぼ全員を指定校推薦で進学させる高校・コースもあります。

注意点その3
ただ単に枠が空いていれば推薦をゲットできるわけではなく、資格となる成績基準があります。その基準も聞いておきましょう。(例:「関関同立は、平均評定が4.0以上」など。)

 

公立高校は指定校推薦は私立より少なめで、枠の数を公表しないところもあるので参考の数だけでも聞いておきましょう。

 

「大学受験というより、高校の成績をしっかり取らせて大学に進んで欲しいと思っていますので、指定校推薦の枠についてお聞かせください。」

 

などと聞けばスムーズでしょう。

 

奨学金の基準は?

これは私立高校に限る話ですが、ちょこっと成績に自信のある方は、奨学金の基準も必ず聞いておきましょう。

お金が好きな女性

ほとんどの私立高校は、「半額支給」と「全額支給」の2つの基準を持っています。全額だと、だいたい年間50万円くらいの支給でしょうか。

 

  • 学校の評定の基準
  • 当日の点数の基準

 

の2つがある場合が多いので、詳しく聞いてメモしておきましょう。あとは目標の成績・点数に向かって勉強あるのみです。

 

奨学金を期待できる成績基準は、

  • オール5に近い成績
  • オール4に近い成績
  • オール3に近い成績

まで、高校やコースによってさまざま。その高校のレベルに合わせて設定されていますし、さらに細かい条件がある場合もあります。

説明会でも触れられると思うので、個別相談会では詳しく聞くチャンスです。

 

 

雑談タイム

あと、私立高校の奨学金を狙う人は、「五ツ木模試」や「進研Vもし」などの模擬試験を受験しておき、その成績表を見せてみましょう。

もしくは、口頭で模試の偏差値を伝えてください。

こそこそ話をする女性

「おお、この偏差値なら奨学金は期待できますよ」

「もう一回、これくらいの偏差値が取れればいいですね」

 

など、学校の成績と合わせたアドバイスをもらえることもあります。

もし塾に通っていれば、そのへんは塾の先生が知っているのですが、塾に通っていない人はこういったところで情報収集をしてくださいね。

 

恐れずに気になったことは全部聞いちゃいましょう。

以上で書いたことは全部、塾の先生なら知っていることなのですが、実際に高校の先生から説明を受ける方がリアリティが出てきます。

 

「こんなこと聞いていいのかな」

とか、

「こんな成績でこの高校の説明会に来ていいのかな……」

 

なんて気になさる方もいらっしゃいますが、高校の先生も話すのが仕事ですので、何でも聞いて欲しいな〜と思っているものです。

 

今の成績で難しい高校であっても、合格の基準が分かるだけで大きな進歩です。それに向かって努力するキッカケになりますし、説明会や相談会はバカにできません。

 

堂々と気になることを、多少は図々しいくらいに聞くようにしてください。

 

また、たまに通っている塾の名前を書くアンケート用紙をもらったりするのですが、もし塾に通っているならしっかり名前を書いておきましょう。

後日に入試担当の方が塾に挨拶に来たりしますし、塾の先生も進路の実現に協力してくれるはずです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)