【京都府教育委員会に聞いてみました】倍率が1.00を切っても不合格になることはあるのですか?

「私はどんな公立高校に合格できるのか?」とお考えの京都府民の皆様はとても多いはず。というのも、京都府の公立高校入試制度は前期・中期・後期で分かれていたり、前期でもA方式1やB方式など、また中期でも選抜方法が独特だったり…と、考えるのも面倒なほど、細かな制度が存在します。

 

私は仕事上、入試制度で分からない部分や細かく聞きたい部分があればよく電話して問い合わせるのですが、そこで聞いた確かな情報を今回から少しずつまとめていきたいと思います。

 

今回は「倍率が1.00を切ったら絶対に公立高校に合格しますか!?」という疑問を、京都府教育委員会に問合せた結果をお知らせします。

 

前提:定員割れでも落ちる場合もある

…とその前に、大前提として京都府の公立高校は定員割れを起こした、つまり最終的な倍率が1.00を切ったからといって絶対に合格するわけではありません。特に中期選抜にいたっては、ルール上、頑張った多くの生徒が不合格になってしまいます。

以下を参考にしてくださいね。

早く知らなきゃ大変!!京都府公立高校の入試制度(普通科)

定員割れなのに不合格!?京都府の公立高校入試で油断してはいけない理由

京都府公立高校の前期選抜の制度を詳しく。A方式1型、A方式2型、B方式、C方式、活動実績報告書…など、ややこしい制度を分かりやすく解説します。

そのへんは私もしっかりと認識していたのですが、今回に電話取材したのは

「前期選抜で1.00を切った場合は、絶対に合格するのか?」

という疑問から。

 

もちろん京都府の公立高校入試の前期選抜はほぼ中学生全員が受験しますが、それに対して合格者は全募集人数の30%のみです。なので倍率は5倍を超えることも多く、普通に考えれば1倍を切ることはありません。

 

しかし受験方式にA方式1やA方式2、B方式…など分かれているため、受験方式によってはたまに1.00を切ったり、ちょうど1.00になる場合もあるんですよね。

 

そんな場合の疑問に、京都府教育委員会の担当の方はしっかりと答えてくれました。

 

定員割れになっても「絶対合格」にはならない

今回に聞いた内容は、

「前期選抜の倍率が1.00を切った場合は、絶対に合格になるのですか?」

というもの。

 

担当者の答えとしては、

「いえ、仮に前期選抜で1.00を切ったとしても、不合格になる場合もございます」

というものでした。

 

理由としては、最終的な合否は、各高校の校長に決定する権限があるから、とのこと。

確かに、京都府教育委員会のウェブサイトに要項が掲載されていました。その中に、

高等学校長は、入学が適当と認められる者の数が募集人員と異なる場合には、所管する教育委員会と協議の上、合格者を決定するものとする。

という記載があります。

つまり募集人数が10人で、受験者がちょうど10人だったとしても、「う〜ん、我が校にふさわしいのは8人だけだなぁ」と考えた場合は、教育委員会と相談の上、2人を不合格にすることも可能だと解釈できます。そして別の記載によると、その2人分を中期選抜の募集人数に回すことも可能。

 

こういったことから、「倍率が1.00を切っても、不合格になりうる!」と考える必要がありそうですね。

 

とは言っても普通は安心

制度上は不合格者を出してもいいのですが、公立高校は公平でクリアな選抜方法でなければなりませんし、よほどのことが無い限りは全員を合格にします。

 

実際過去数年を調べてみても、1.00以下の倍率の場合で、不合格者が出た公立学校はひとつもありませんでした。一安心してよさそうです。

 

中には髪を染めたり暴れたりする生徒もいるかもしれないので、そんなケースに対処するため、学校長に権限を与えているのだと思います。

 

全教科0点だった場合は??

私も少し心配になる、「入試の全教科0点だった」場合。

というのも、素行不良でなく、その生徒の特性的になかなかテストで筆が進まない…という生徒も実は一定数いるからです。真面目に頑張っていても、なかなか解けない生徒は珍しくありません。それでも「公立高校に行けるなら行きたい!」と願っている生徒は多いのです。

(参考:学習障害(LD)とは? 中学生の成績は低い方がいい!!

 

そして頑張ったけれど、実際に入試で0点近くだった場合は…、残念ながら高校の校長先生が判断し、「ここでは合格させられない」と判断すれば不合格になってしまうことになります。

 

しかし最終的には校長先生の判断になることは変わらないのですから、事前に高校に事情を問合せ、一所懸命に受験することを伝えていれば、かなり高確率で合格できるのでないかな…と感じています。「単にやる気がないのでなく、頑張った結果の点数だ」と理解してもらえるだけで大きな違いが生まれます。

 

「最後は高校の校長が決める」という入試のルールをうまく活用し、理想の進路を進められればいいですね。

 

…ということで、「【京都府教育委員会に聞いてみました】倍率が1.00を切っても不合格になることはあるのですか?」という話でした。

 

今回の制度を理解すれば、京都府の公立高校入試は、倍率を考えればどんな成績であっても合格できる可能性があることが分かります。

オール2でも京都の公立高校に確実に合格する方法

 

でも基本的には倍率なんか気にせず、全力で自分の志望校にチャレンジしてくださいね。

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