【京都市・乙訓地域】平成30年度、11月10日現在の公立高校進路調査の結果が出ました。志望校の現在の倍率をチェックしよう!

京都府中学進路希望調査

京都府中学進路希望調査

 

つい数日前に、京都府の中学校の3年生を対象に行われた進路希望調査の結果が、各中学校で配布されていましたね。

平成30年3月卒業予定の中学生等進路希望状況の結果(11月10日現在)

 

この調査は京都府の国公立中学校と私立中学校など、全200校弱ほぼ全ての中学校で行われたものです。

 

単純に言うと、

 

「あなたの第一志望の公立高校はどこですか?」

 

という質問の回答をまとめたものですね。私立が第一志望の生徒もこの段階ではムリヤリにでも公立中学校の第一志望を選んでいます。

 

例年、京都府教育委員会が行うこの調査は、

 

「公立高校が第一志望だ!」

 

と考える中学生にとっては貴重な資料となり、現段階での志望校への合格率がある程度分かってしまいます。

(むしろ模試の判定より分かりやすいかもしれない)

 

中学校で配られたので既によく読んだかもしれませんが、このブログでも一緒にいろいろザーッと確認してみましょう。

※京都市・乙訓地域のみです。他の地域の方は近くの塾の先生などに聞いてみるか、このブログを読んで倍率の考え方だけ学びましょう。

 

あと、「そもそも京都の公立高校入試の方法を知らんわ」という方は、以下を必ずご覧ください。

京都府公立高校の入試制度を日本一詳しく!

 

探求やこすもすなど、専門学科の倍率

進路希望調査

まずは、普通科とはちょっと違った特徴的なカリキュラムを持つ、専門学科の倍率から見てみましょう。

 

  • 山城高校文理総合科
  • 鳥羽高校グローバル科
  • 嵯峨野高校こすもす科
  • 桃山高校自然科学科
  • 乙訓高校スポーツ健康科学科
  • 西京高校エンタープライジング科
  • 京都工学院高校フロンティア理数科
  • 堀川高校探求科
  • 紫野高校アカデミア科
  • 塔南高校教育みらい科

 

を上から紹介します。他にも専門学科ありますが、まぁ代表的なところだけ紹介。

 

※普通科しか受験の予定がない人は読み飛ばしちゃいましょう。

 

高校名
コース名
前年度倍率 調査倍率
山城
文理総合
A 2.88 2.63
鳥羽
グローバル
A 1.64 1.13
嵯峨野
こすもす
自然 1.18 1.35
共修 1.72 1.29
桃山
自然科学
A 2.98 2.78
乙訓
スポーツ健康科学
C 1.28 1.33
西京
エンタープライジング科
A1 1.78 1.52
A2 1.13 1.00
京都工学院
フロンティア理数
A 1.53 1.48
堀川
探求科
A 1.92 2.18
紫野
アカデミア
A 1.63 1.28
塔南
教育みらい
A 1.68 1.53

ざっと以上のようになります。

 

専門学科とは、普通科とは違って特色あるカリキュラムで個人の能力を伸ばすコースなので、

 

  • 学力が求められる(各校の独自試験)
  • 前期選抜の一発勝負

 

というのがポイントですね。なので倍率も高いですよ。

 

特筆すべきところをパパっと抜粋すると……、

 

鳥羽のグローバルなんかは今の高校一年生が初めての入学生で、まだまだフレッシュでどうなるか分からないコース。今のところはちょいと倍率も下がっている模様。

まぁ、当然まだ進学実績は出てないので、「ここが第一志望だ!」と決める決定打に欠けるところがあることが大きな理由でしょう。

 

ただ、鳥羽高校は公立高校の中でも、学力と進学実績を伸ばすことで有名なので、グローバル科に入学した生徒も申し分ない進学先を確保するのでは、と思っています。

 

西京高校のエンタープライジング科のA2方式で受験を考えている人はラッキー、このままだったら絶対に合格します。西京のA2方式は、部活などで顕著な成果のある人だけ選ぶ受験タイプですね。

 

あと、紫野のアカデミアが今のところ志望者が少ないのが意外。

紫野のアカデミアも英語に特化した若いコースですが、今年度に初めての卒業生が出て、国公立大学とかに卒業生がたくさん旅立ってるんですよね。

だからこれから2ヶ月くらいで多少は倍率が上がってもいいような気もします。

 

あとは……、まぁ例年通りじゃないでしょうか。つまりは基本だけしっかりやって、過去問を解いていればどこでも合格できるということです。

 

専門学科は難関のイメージがありますが、やることやってればどこでも合格できますよ。

 

現段階での、普通科の倍率

 

京都市・乙訓地域の普通科の倍率は以下です。

学校名 学科名 募集定員 志願者数 調査倍率 前年度倍率
山城 普通 320 427 1.33 1.54
鴨沂 普通 240 434 1.80 1.43
洛北 普通 160 144 0.9 1.41
普通(スポーツ総合専攻) 40 53 1.33
北稜 普通 280 263 0.94 1.12
朱雀 普通 200 128 0.64 0.70
洛東 普通 280 260 0.93 1.17
鳥羽 普通 200 216 1.08 1.43
普通(スポーツ総合専攻) 40 37 0.93
嵯峨野 普通 120 108 0.9 1.24
北嵯峨 普通 320 348 1.09 0.99
普通 280 357 1.28 1.16
植物クリエイト 40 44 1.1 1.17
園芸ビジネス 40 52 1.3 1.42
洛西 普通 320 283 0.88 1.08
桃山 普通 280 334 1.19 1.43
東稜 普通 240 255 1.06 0.90
洛水 普通 200 230 1.15 1.15
京都すばる 会計 120 79 0.66 0.56
企画 80 98 1.23 0.88
ビジネス探求 40 22 0.55 1.25
情報科学 80 76 0.95 1.04
向陽 普通 200 250 1.25 1.17
乙訓 普通 200 203 1.02 1.07
西乙訓 普通 200 185 0.93 1.02
銅駝美術 美術工芸 90 94 1.04
堀川音楽 音楽 40 31 0.78
京都工学院 ものづくり分野 108 153 1.42 1.64
まちづくり分野 72 107 1.49 1.91
堀川 普通 80 49 0.61 1.86
日吉が丘 普通 240 332 1.38 1.52
紫野 普通 240 249 1.04 1.14
塔南 普通 200 214 1.07 1.39

 

ザラっと並べてみました。

赤字の部分が、今回の調査で出てきた倍率。これは中期も前期も問わずに調査した結果ですが、おおむね中期選抜の倍率が予想できるもの、として捉えてOKです。

 

今回に目立って倍率が高くなった高校は以下ですね。

 

  • 山城高校(1.33)
  • 鴨沂高校(1.80)
  • 工学院ものづくり(1.42)
  • 工学院まちづくり(1.49)
  • 日吉ヶ丘(1.38)

 

まぁ公立高校の普通科だったら、1.3くらいを上回ると高倍率だと言えるでしょう。現状では1番倍率が高くなった鴨沂高校は、単純に考えて200人くらいは不合格者が出ることになりますね。

 

しかし上記で挙げた高校は毎回高倍率になっているので、そこまで今年の合格ラインに影響があるわけではなさそうです。

 

鴨沂高校ってなんで異常な人気なんでしょうね……。「校舎が新しくなったから」とか言われてますが、大人からすればそんなのどうでもいいと思うんですけどね。中学生にとっては重要なんでしょうか。

 

山城高校は毎年スポーツでも勉強でも頑張る生徒が狙うので人気。

工学院も、工業的な道へ特化しているので志望者は毎年溢れています。

 

日吉ヶ丘は特に英語に関するアピールが奏功して大人気。

 

逆に、倍率が低く抑えられている高校をちょいと抜粋。

 

  • 洛北高校(0.9)
  • 朱雀高校(0.64)
  • 鳥羽高校(1.08)
  • 嵯峨野高校(0.9)
  • 北嵯峨高校(1.09)
  • 堀川高校(0.61)
  • 紫野高校(1.04)

 

洛北、鳥羽、嵯峨野、堀川、紫野あたりは進学実績も強く、勉強を頑張るぞ〜という生徒もたくさん志望するため、こんなに倍率が下がっているなんてお得な状態です。

 

ただ、こういった高校って「難しいから私には無理よ」と勝手に判断して志望校から外す人も多いので、こういった倍率を参考に「やっぱり受けよう」という生徒がドカドカっと増えてきます。

 

だから、これらの高校の生徒は現状で倍率が低いからと言って油断はできませんよ。

 

特に堀川や嵯峨野あたりの生徒は、前期の専門学科を落ちたら中期で普通科受けてきますし、どのみち倍率は高くなって調整されます。

 

実際、例えば堀川高校は去年の今の時期の倍率は0.76でしたが、最終的には1.86でした。

嵯峨野高校も、前年の今の時期の倍率は0.95でしたが、最終的には1.24

 

洛北高校も今の時期は0.90。でも結局最後の倍率は1.41まで上がっていました。

 

要するに、このあたりの進学校を目指すなら、いちいち倍率で一喜一憂するような精神状況では合格できないんですよね。

 

倍率が高かろうが低かろうが、ちゃんと入試問題をマジメにトレーニングしていれば合格できるので、参考程度にとどめておいて気にしない人が合格します。

 

塾としても、人気で難関高校の倍率が低いと燃えないので、ドンドン厳しい競争になって欲しいところですね。

 

今は受験対策だけ考えればいい時期。

倍率って結構気になるポイントですし、実際に進路指導でも大きな参考にしているのですが……、やっぱり受験する本人には全く関係のないこと。

 

倍率の高まる高校は出てきますが、それで合格ラインが上がらないこともありますし、倍率が低いからと言ってサボっているようでは高校進学後にロクな成績が取れません。

 

高校受験とは、あくまでも今後の人生のうちの小さな小さな通過点です。今は必死なのですが、大人になったら高校受験で受かったとか落ちたとか、本当にどうでもいい事なんですよね。

 

高校受験の機会に、ちゃんと目標持って努力する姿勢を磨いたならば、不合格でも立派な社会人として活躍できます。

 

本人も保護者の方も不安は尽きないと思いますが、

 

「学校や塾のサポートを受けながら真剣に頑張る」

 

ということ以外にやることはないですし、それで不合格なら諦めがつく、というくらいまで全力を尽くせばOK!

 

合格者の中に入れるように、悔いのないように勉強させたいところですね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)