【京都の高校紹介】精華学園高校の魅力!専門的進路中心に、進学まで幅広くサポートされた高校です。美術科も充実、共学校にもなりました。

制服

黒っぽく引きしまってカッコイイ制服。中学生は迷ったら制服で高校を選びます。

目次

新しくなって活気に溢れる高校

昔から京都で「精華」といえば女子校だったのですが、京都精華女子中学・高等学校は京都精華学園中学・高等学校に名称変更し、男子生徒を受け入れ共学校として新しくスタートしました。2016年度から共学校としての歴史が始まったばかりです。もう女子校じゃないんだから。男子生徒は1年生ですが、共学化1年目の1年生の男女比率は約3:7。これから5:5くらいに落ち着いて来るでしょう。

 

1905年の創立なので100年以上の歴史ある学校で、教育方針も「知性・自律・礼儀」となっており古き良き時代の名残りを感じさせてくれます。「グローバル」とか横文字がいっぱいの昨今において目立った学校となっており個人的には好印象。もちろん説明会なんか行ってみると他の高校同様、精華もグローバルとかアクティブラーニングとかロジカルシンキングとかいろいろ言いますけど、全体的には和風の精神と勝手に印象を持っています。

 

何より私が1番京都精華学園をオススメしたい理由は、先生たちが非常に熱心で、全体的に若いということです。皆さんも説明会などに行ったら好印象を持ってしまうかも。私とも微妙な縁があり、大学のサッカー部の先輩が女子サッカー部の顧問やってたり、中学の時のコーチがトレーナーやってたり大学時代の友達がこれまた女子サッカー部のコーチやってたり。そんな若くて頼もしい京都精華高校のご紹介。

左京区の鴨川沿いの優雅な立地だ

私はいいお天気の鴨川を歩くのが最高に好きですが、四条あたりから北上していくと右手にございますのが京都精華学園中学・高等学校です。すぐ東に京都大学があり、西に少し行けば同志社大学や京都御所、なんやかんやで伸び伸び勉強できそうな羨ましい立地です。イライラしたら授業を抜け出して鴨川をお散歩すればスッキリするはずです。

 

いい場所にあると清々しい気持ちになれるし、知らぬ間に学びの意欲も高まります。心が詰まりそうな場所で3年間過ごすより、心が安らぐ場所で3年間過ごすのでは全く違った成長を見せるはずです。

 

特に精華高校は立地も京都でお高い場所にあるし、何より新校舎が出来上がり、とてもキレイでいい雰囲気の中で勉強できるようになります。校庭も人工芝になるし、環境面では文句なしの高校だと思っています。上京区あたりからは鴨川を越えるのが面倒なのですが、まぁ鴨川のすぐ横なので大きな不便はなし。さぁ京都精華高校に通いましょう。

新校舎

京都精華学園中学・高等学校ウェブサイトより。建て替えではなく新校舎なので、生徒も増やせて今後はもっと活気のある高校になるっぽい。

ハッキリした特徴のあるコースが揃ってます!

京都精華高校はそんなに「お勉強が大得意だ!」というタイプの生徒は多くありません。それ以外にキラリと光る才能を示す生徒たちを、その道に沿って育成していこうという姿勢が確立した高校です。だから将来の夢や自分の才能がハッキリしている生徒にとってはかなり魅力的な選択肢に入ってきます。分かりやすい特徴を持った専門的なコースを持ち、それに向かって才能を伸ばしていってくれる高校は多くの生徒にとって頼もしい高校ですよ。

 

大きく分けて普通科美術科がありますが、普通科は細かく分かれていて少しややこしいのでこのブログをよく読み、全て納得してください。

精華

上記のコースを見れば一目瞭然、結構進む道を絞った教育内容を提供してくれます。勉強以外に自分の進みたい道のある中学生は多いもの。目標が決まればあとは頑張って勉強して合格しちゃおう。

 

選ぶ基準を大まかに言うとするならば、

 

  • 将来の目標がある程度決まっている…普通科 進学Aコース
  • 今の学力を伸ばして、大学進学したい…普通科 進学Bコース
  • 何がしたいかまだ決まっていない…普通科 遊学コース
  • 将来に活きる芸術センスを磨きたい…美術科

 

といった感じ。

例えばひとくちに普通科の進学Aコースといっても、その中の選択によりかなり変わってきます。ハッキリした特徴がありますので、将来の目標がハッキリしている人は是非とも受験を考えてください。

京都にもたくさん私立高校がありますが、高校生から自分の決めた道の勉強を専門にできる高校は限られます。普通は総合的な勉強を中心に3年間を生活しますが、精華学園高校はちょっと違った印象です。一方で全コース大学進学にも対応しているので、柔軟に考えて希望コースを決定しましょう。

 

以下にコースのご紹介。私立高校の偏差値と倍率、難易度に関しては以下をご覧の上、ご確認ください。

(参考:【2017年度版】【全校全コース掲載】京都府私立高校の偏差値と倍率まとめ!

 

普:進学A 幼児教育選択 偏差値43程度

将来は子どもと関わる仕事に就きたい!と考える心やさしい中学生は多く、そんな生徒には高校のうちからどんどんそのための技能を高めてもらいたいものです。そんな生徒は迷わず、普通科進学Aコースの幼児教育選択を選びましょう。

幼児教育選択

幼児教育選択 進学実績

当然ですが、幼児教育選択の進学実績はそれに関連するものが多く、大学・短大・専門学校と幅広く進学することができます。このコースから難関大学へ!というのは難しいですが、自分の夢のためなら申し分ない大学などにほぼ確実に進学できます。指定校推薦枠もしっかり充実しているので、進路に関して心配することはないと思います。

 

佛教大学・大谷大学・花園大学・京都文教大学・京都女子大学・平安女学院大学…など豊富な進学先がありますよ。今のところは進学を希望すればほぼ100%がどこかに合格しているようです。安心して子どものための勉強に打ち込んで欲しいと思います。

幼児教育選択 取り組み

当然、幼児を教育するに求められる技能を習得するためのカリキュラムになります。提携した幼稚園や保育園でしっかりした実習を行う機会がありますし、お勉強ばかりでなく自分の関心に見事にピッタリの学びを得ることができます。

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京都精華学園中学・高等学校ウェブサイト(進学Aコース幼児教育選択)より。楽しそうだし皆やさしそう。

 

授業カリキュラムの特徴としては、3年間を通してしっかりピアノの授業があること、子どもの発達や保育について体系的に学べることが挙げられます。3年生になると実習もたくさん、経験を持った上で進学して免許が取れることでしょう。

 

しかし幼児教育も一応は普通科ですから、当然普通の勉強はありますよ。例えば国語や英語・世界史・日本史。でも数学は1年生で少しやるだけで、2,3年生になったらやらなくていいのだ。さぁ喜べ。

 

幼児教育選択 合格の目安

京都精華学園高校の合格の目安は、各コース全く共通です。以下をクリックしてください。

京都精華学園高校 普通科共通 合格の目安

幼児教育選択 特待生制度 〜奨学金・学費免除の基準〜

精華学園高校の場合は普通科も美術科も特待生基準は全部同じです。

詳細はこのページの以下。

・京都精華学園高校 特別奨学生制度

 

普:進学A パティシエ選択 偏差値43程度

おいしいお菓子でみんなを幸せにしたい!という情熱を持ったパティシエの人がテレビに出たりしてるし、カッコイイイメージがあります。そんなパティシエを目指す人はこのコース以外にないでしょう。高校の普通科でこんなコースがあるのは京都では精華だけ。京都製菓学園高校!!!

製菓

パティシエ選択 進学実績

パティシエ選択なので、栄養や製菓にまつわる大学などが進路実績として挙げられます。

専門学校や短大はもちろん、大学にも栄養学などの専攻だったら多くの進路を考えることができます。指定校などではもちろんだし、普通に入試しても合格可能な大学もあります。

 

専門性の高いものを学べる大学としては、大手前大学のスイーツ学専攻とか、梅花女子大学の食文化学科など。短大でもOKだし、京都製菓技術専門学校とかもありますよね。辻製菓専門学校とかに行ったら本気の人はフランス留学もできますよ。

 

指定校を使えば立命館大学や関西大学レベルの合格も可能ですが、学校の成績を高めておきましょう。そういうところを考えれば、別に将来パティシエじゃなくてもいろんな可能性を秘めていると言えます。

 

パティシエ選択 取り組み

パティシエなんだから製菓の技術を高めましょう。週に3時間の製菓実習(高3は4時間)があり、あとはお菓子作りの理論を学べる時間もあります。

パティシエ

京都精華学園中学・高等学校ウェブサイト(進学Aパティシエ選択)より。とても上手に焼けて男の子が驚く様子。

お菓子作りの実習はもちろん、それに伴って必要な知識を獲得できるのがいいところ。外部の専門学校などの先生を招いて話が聞けたり、何より豊富に経験を積めます。高3になれば週に8時間くらいはパティシエにまつわる授業なので、高校の頃から将来へのイメージも高まるのではないでしょうか。そう考えると、将来の夢・目標がハッキリとしている生徒が進むべきコースと言えます。お菓子作りが好きなら最高です。

 

ただ、もちろん高校の普通科ですので勉強が主ですよ。幼児教育もパティシエも吹奏楽もスポーツも、7割は普通の高校と同じ授業ですから「勉強しなくていい」わけないので一応言っておきます。「勉強しなくていいからパティシエ選択選びました」とか言う人のケーキの価値は高くないのです。

 

パティシエ選択 合格の目安

京都精華学園高校の合格の目安は全コース共通!以下をクリックで該当箇所へ飛びます。

・京都精華学園高校 普通科共通 合格の目安

 

パティシエ選択 特待生制度 〜奨学金・学費免除の基準〜

精華学園高校の場合は普通科も美術科も特待生基準は全部同じです。

詳細はこのページの以下。

・京都精華学園高校 特別奨学生制度

 

普:進学A 吹奏楽選択 偏差値43程度

どの選択もそうですが、普通科に「吹奏楽選択」なるコースがあるのは非常に珍しいですよね。音楽コースとかでなく、吹奏楽を中心に考えられたコース。

吹奏楽

吹奏楽選択 進学実績

 

演奏技術を向上させることに時間を割いたカリキュラムですので、それに伴った進路に進むことが考えられます。主な進学先には音楽大学、もしくは音楽学科のある大学が主に挙げられます。

大阪音楽大学・同志社女子大学(学芸学部)・東京音楽大学・昭和音楽大学・相愛大学(音楽学部)など。精華学園高校の持っている特別推薦枠を使えばスムーズに進学できます。

 

当然、音楽大学以外の進学先も豊富です。関西大学・立命館大学を筆頭に京都産業大、近畿大など人気校も揃っています。

吹奏楽選択 取り組み

演奏を通した表現力を身につけられる選択で、各楽器を専門とする講師から基礎から発展まで学べます。

吹奏楽選択

京都精華学園中学・高等学校ウェブサイト(進学Aコース吹奏楽選択)より。すごくカッコイイ。

 

カリキュラムを見ていると、ソルフェージュとか書いてあって私にはなんのことか分かりません。コールユーブンゲンはもちろんのことコンコーネも用いて音楽の基礎を獲得するようで、リズム聴音旋律聴音はすごく大切な技術なんですって。意味は全く分からないのですが、「へーすごいなぁ」と思いました。他にもアンサンブルとかチューニングとかの意味が分かりませんでしたが凄そうです。

 

吹奏楽選択では1年生のときには週4時間、3年生になったら週8時間を音楽に関する授業が行われます。進学Aコースはどの選択も専門科目は高3で週8時間ですが、吹奏楽に関してはお勉強だけじゃなくて必死で演奏する授業ができるわけですので、比較的ハードになるような気がします。だってこれに加えて吹奏楽部なんか入ったら、結構好きじゃないと続かないのではないでしょうか。逆に言えば好きでやりたいのならばこの選択は非常に魅力的だろうと感じます。

芸術の能力を磨くのは勉強能力を磨くより大変なことだし、3年間そのことばっかり考えないと伸びません。そう考えれば、吹奏楽や音楽に情熱のある生徒には向いてます。

進学先も4年制大学の割合が比較的高く、進路の選択肢は多くできるはず。指定校・公募推薦を有効活用して進学先を決めましょう。

 

吹奏楽選択 合格の目安

合格の目安は他と全く同じなので以下をクリック!

・京都精華学園高校 普通科共通 合格の目安

 

吹奏楽選択 特待生制度 〜奨学金・学費免除の基準〜

これも一緒ですのでこのページの以下を御覧ください。

・京都精華学園高校 特別奨学生制度

 

普:進学A 看護・医療系選択 偏差値 43程度

医療系の大学や専門学校に進学するために学力をしっかり高めることを目標に作られているのが、看護・医療系選択。

看護

看護・医療系選択 進学実績

進学実績は分かりやすく、看護・医療系の大学や短大、専門学校が多くなります。その進路、自分の将来を想定して入学を希望するので当然です。

京都ならば看護学科のある京都学園大学や光華女子大学を始めとして、第一赤十字看護専門学校など。医療系の道を志す生徒は必要とされているので、その道のための進路には高確率で進めます。

 

「看護師になりたい」と言う中学生は結構いますし、看護を中心に医療系の勉強ができれば当然その夢に近づきますよね。身近に感じるのは看護師ですが、理学療法士や救命救急士、臨床検査技師とか助産師まで、医療系の資格・仕事は数多くあります。最初は医療系とひとくくりですが、いろんな資格・仕事を調べて自分に合った道を選びましょう。それを探して確定させる3年間にもなるでしょう。

 

看護・医療系選択 取り組み

医療

京都精華学園中学・高等学校ウェブサイト(進学Aコース看護・医療系選択)より。

 

当たり前ですが看護とか医療は想像以上に細かい知識が必要だし、人の命に直接関わる仕事なので厳密な資格が必要となります。そのために大学や専門学校に進むわけですが、それにはしっかり受験勉強が必要です。

 

看護・医療系選択が他の選択と違うところは、実習的な授業は比較的少なく、受験勉強を意識されていることです。特に超難問を勉強するわけではありませんが、生物を中心に数学や英語も重視しないといけません。なので基本的には学力をしっかり身につける計画でコース設計がされていると考えましょう。もちろん勉強ばっかりバリバリするわけではなく、あくまでも医療系進路に進むための範囲に限られます。

 

例えば人気の看護専門学校に進むとなると、順位的には真ん中、偏差値的には50程度は越えておくか、高校の平均評定なら3.5くらいはとっておきたいところです。入学時から将来を見据えてしっかり授業についていけば可能だと思うので、目標がある人は一所懸命に勉強に取り組んで欲しいと思います。だから看護・医療系選択に入ったら多様な進学先が選べるように、最初からしっかりと学力を伸ばしていきましょう。

 

看護・医療系選択 合格の目安

看護・医療系選択の合格の目安も、他のコースと全く同じです。以下をクリック!!

・京都精華学園高校 普通科共通 合格の目安

看護・医療系選択 特待生制度 〜奨学金・学費免除の基準〜

もちろん看護・医療系選択も奨学金の基準は他コースと同じ。

・京都精華学園高校 特別奨学生制度

 

普:進学A スポーツ選択 偏差値43程度

スポーツを通じて身体能力の向上はもちろん、その観点から社会への関心と理解を高め、将来に活用できるのがスポーツ選択。

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スポーツ選択 進学実績

スポーツに関心のある生徒であるだけ、進学先も魅力的な大学が揃っています。体育の先生を目指したりする生徒は京都教育大学や立命館大学、日本体育大学など魅力的な進路実績があります。体に関することの関心が高まったのなら、スポーツ医療系の進路を選び、スポーツトレーナーを目指すことも可能です。進学先に偏りがあるというより、広い範囲での進学実績があるのがスポーツ選択の特徴だと思います。

 

スポーツ選択 取り組み

スポーツ選択では当然体育以外にスポーツの授業があります。1年生時に週に2時間、3年生では週の4分の1くらいはスポーツの授業となります。他に体育の理論を学べる授業が準備されています。

 

私も中高生のときや大学時代はサッカーのことしか考えていなかったので、スポーツ的な授業があるときは本当に楽しみで最高に幸せを感じていました。「スポーツが好きだからそれに関することを学んで、そういう仕事がしたい」という声は本当に多いので、スポーツ選択で頑張ってみるのも一つの立派なルートになります。

 

もちろんスポーツと直接関係のない進学実績も多数。指定校や公募推薦も上手く使って進学することができます。

 

スポーツ選択 合格の目安

京都精華学園高校の合格の目安は全コース共通です。以下をクリックして確認!

・京都精華学園高校 普通科共通 合格の目安

スポーツ選択 特待生制度 〜奨学金・学費免除の基準〜

スポーツ選択でも基準は一緒なので、是非とも奨学金を狙いましょう。

・京都精華学園高校 特別奨学生制度

普:進学Bコース 偏差値 43程度

こちらは進学Bコース。進学Aコースは学びたいことや将来の目標が専門的なものでしたが、こちらは大学入試を意識して学力を伸ばし、第一志望合格を目指すコース。いわば特進コースですね。

進学B

進学Bコース 進学実績

 

上は関関同立や産近甲龍佛まで広く合格者を出しています。AOや指定校推薦の活用も考えつつ、多様な4年制大学に合格者を出しています。

 

特進コースとはいえ最初の入口は他のコースと変わらないため、「国公立大学にバンバン合格者が出ている」わけではありません。一方で学力が高くない状態からスタートできるので、無理なく受験勉強にチャレンジすることができると思います。クラブとの両立もできますし、「受験勉強にチャレンジしたいけど、レベルの高いところについていけなくなるのがイヤだ」という人にはオススメできるコースです。

 

進学Bコース 取り組み

1番のポイントは、「他のコースと入学時の学力水準が同じ」というところです。他の私立高校だと特進コースは入学時の偏差値を高くして始めますが、精華学園高校は違って、あえて高いハードルを設けずに勉強をスタートさせます。

それを意図した上での授業が展開されるので、最初の学力に自信が無かった人も心置きなく受験にチャレンジできるわけです。頑張ってみましょう!

 

進学Bコースの中でも2年生からは、第一選択と第二選択に分かれます。第一選択は主に文系教科を勉強し、頑張って産近甲龍佛レベルの合格を目指します。

第二選択は数Ⅱや数B、生物や化学など理系教科も多くなってきます。なんとか関関同立レベルを目指すコース。

進学Bコース 合格の目安

進学Bコースは精華学園高校の特進コースです。しかし入学時の学力に高いものは求められず、他のコースと合格ハードルは同じ高さです。今からバリバリ伸ばそう。以下をクリック。

・京都精華学園高校 普通科共通 合格の目安

進学Bコース 特待生制度 〜奨学金・学費免除の条件〜

特進コースではありますが、入学の基準はもちろん特待生の基準まで他と同じ。

・京都精華学園高校 特別奨学生制度

 

普:遊学コース 偏差値 43程度

専門的分野や大学受験に絞って3年間を過ごすわけでなく、社会に広く通じる能力を身につけるコースが遊学コースです。遊びではなく、様々な分野に足を踏み入れるという意味。

遊学

遊学コース 進学実績

学力的にも伸びる3年間なので、4年制大学の合格者はもちろんですが、京都精華大学への特別推薦を利用して進学する生徒が多いようです。京都精華大学へは毎年約50名程度の特別推薦枠を持っており、その制度を利用すれば確実に清華大学へ進学することが可能です。

精華学園高校の指定校推薦は関関同立レベルから様々な大学・短大がそろっていますので、遊学コースで頑張って高い評定を獲得していれば進学できます。

他には、AO入試での多様な大学の合格者を毎年出しています。

 

また、遊学コースの趣旨は「普通の子たちを社会で立派に通じる人間にしよう」というところにあるため、高校卒業後の就職にも柔軟に対応しています。

遊学コース 取り組み

進学Aコースは幼児教育にスポーツ、看護など将来のイメージが明確な生徒を受け入れています。

進学Bコースも、学力を伸ばすことで難関大学にチャレンジしようという目標があります。

 

一方この遊学コースで想定している生徒は、基本的には「高校で何がやりたいか分からん」という人です。なおかつ「勉強ばっかりは向いてないから嫌だ」という生徒。

じゃあどうするんだということですが、そういった生徒を「広く社会に通じる人間に育成しよう」という趣旨が散りばめられた取り組みを行っています。

社会人に求められるコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力に重きが置かれていて、週に1回グループワークとプレゼンテーションの授業を実施。プレゼンテーションは3年生では週に3時間です。

 

例えば人前に出てプレゼンテーションをするならPCソフトを使いこなすことは必須なので、一人一台タブレットを使用させてその手法を学べます。社会で最低限必要とされる技能を今のうちに身に着けておこう、という趣旨だと思われます。

 

遊学コース 合格の目安

京都精華学園高校の合格の目安は全コース共通。以下をクリック!

・京都精華学園高校 普通科共通 合格の目安

遊学コース 特待生制度 〜奨学金・学費免除の条件〜

遊学コースの特待生制度も以下で確認しましょう。

・京都精華学園高校 特別奨学生制度

 

京都精華学園高校 普通科共通 合格の目安

京都精華学園高校は非常に珍しく、普通科の全コースの合格目安が同じです。

つまり将来がハッキリした専門の選択を選ぶときも、目標がまだ決まっておらず遊学コースを選ぶときも、難関大合格を目指す進学Bコースでも、全部合格水準は同じです。これは珍しい。スタートラインが同じわけですね。

 

合格の目安はそんなに高くありません。勉強うんぬんかんぬんより、今からチャレンジする人に入学して欲しいのです。

中学校の成績は、

オール3あれば十分。2が何個かあっても心配するな

といった感じ。オール3あれば推薦が狙えるし、ちょっと足りなくても何とか本番でねじ込めます。

模試などの偏差値は43あればOKです。

 

推薦がとれなくても、専願で出願し、本番入試で4割取れれば合格水準に達します。勉強が苦手な人は、塾に行って過去問解きまくれば絶対に取れるから頑張れ。併願なら5割ちょっと取れればOK.

 

入試はありがたいことに、全部でA日程、B日程、C日程の3つの受験日があります。他の私立とも同時に受けやすい。

 

9割の受験生が受けるA日程の入試科目は3科目!国語と英語は必須ですが、あと1科目は数・理・社から一つ選択できるというありがたい制度。得意科目で受けろ!

 

B日程やC日程で受験するなら、5科目受けなきゃダメだよ。マジで頑張ってイイ点取ろう。

美術科

精華学園高校の一つの目玉ともなっている美術科。自らの芸術センスをより高めたい生徒が選ぶべきコースで、進学先はもちろん将来に役立つスキルを磨けます。

美術

美術科 進学実績

進学実績での1番のポイントは、京都精華大学芸術系学部への特別推薦枠を使っての進学が可能な点。

京都精華大学は芸術学部やデザイン学部に様々な学科に枝分かれしているし、マンガ学部もある珍しい大学。芸術と言ってもイラストなどのビジュアルデザインや工業製品のデザインなどプロダクトデザインなどで違いがあるし、建築学科で建物の構造を学んだり…、活躍の場が幅広く用意されていると考えましょう。

 

他の芸術大学への進学は、例えば京都市立芸術大学、京都造形芸術大学、東京工芸大学など。私立芸大なんかはセンター試験でも得点しなければならないため、美術科でも勉強を頑張っておきましょう。

一応は全員が第一志望の進学先に合格しているらしい。

美術科 取り組み

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美術科は精華高校が力を入れているコースですが、芸術的能力をうまく将来に活かすための3年間を過ごさせてくれます。美術科ももちろん国語や数学、英語の授業はしっかり確保されています。ただ、高1から3分の1は美術関連の授業、高3になると半分が美術系の授業です。美術科は普通科と違いプロの世界に近いものがあるので当然かもしれません。そういった道で食べていくとなると覚悟が必要なので、勉強ばっかりしてる暇はないわけです。

 

基本的に大切だなと思う部分は、CGを中心にパソコンを使った表現を学べることです。美術科でしっかり学ぶならパソコンを自由に扱うことは大前提です。CG授業は3年間必修で、選択すればIllustratorやPhotoshopと呼ばれる有名ソフトをマスターすることができます。こういう技術を基礎として持っていると、自分の表現の才能が上手くお金儲けにつながるので、私としても重要性が強く理解できます。勉強できなくたってお金を稼げればそれでいいわけです。

あと、精華学園だけあって「マンガ・イラスト領域」という選択科目もありますよ。漫画家になりたい人や関心の深い人は積極的に学びましょう。精華大学に上がればもっとマンガについて学べると思いますよ。マンガミュージアムもあるし。

 

美術科 合格の目安

「じゃあどれくらいの学力があれば美術科に合格するのか」ですが、基本的には普通科と変わりません。

つまり

オール3あればOK.2がいくつかあっても心配するなよ

というレベルです。しかし美術科なので、これに加えて実技試験としてデッサンの試験が加わります。

デッサンの試験は120分、二つのモノを描きます。去年は玉ねぎと紙コップ。

球体や円柱、直方体など基本的な形を描かせたいのだと思います。あとは自然のものと人工的なもの、とか。とにかく2つ描かされます。

 

学校側の説明だと、基本方針は「技術は入学後に伸ばしていく」ということです。なので「デッサンがめっちゃ上手くないと合格できない」というわけではないのですが、「デッサンなんかやったことない」はさすがにNG。合格率も著しく下がるでしょう。

高校は毎年何度も「デッサン実技講習会」とか「デッサン実技個別相談会」を開催しています。実技試験について不安がある人は必ず参加してください。基本を学べることはもちろん、入試の実技試験のことも理解できます。「こういう基本を意識して描けばいい」と分かれば恐れるに足らず。今すぐに精華のウェブサイトをチェックして予約しましょう。

 

美術科 特待生制度 〜奨学金・学費免除の基準〜

特待生制度は、美術科も普通科も同じ!!

・京都精華学園高校 特別奨学生制度

京都精華学園高校 特別奨学生制度

普通科・美術科共に特別奨学生制度があります。全コース、特待生基準は同じ。ガンガン勉強して特待生として入学してしまいましょう。

平成29年度入試要項には、

全受験生に対して特別奨学生としての合否判定を行います。入学試験において、特別奨学生としての合格基準に達する成績・評価を得た場合には、下記A~Cのいずれかの学費に相当する額を支給します。

として、以下の表の通りに支給される学費目を公表しています。(条件は非公表ですが、過去の受験生から推定。)

支給される学費目 条件 下のいずれかを満たす
特待生の種類 入試得点 中3 12月期評定
特別奨学生A 入学金・施設費・授業料・校費・維持費 8割程度
特別奨学生B 入学金・授業料 8割弱程度 オール4程度
特別奨学生C 入学金・授業料(半額) 7割程度 オール4弱程度

基本的には入試得点で決まります。全教科の合計で80%以上の得点ができれば問題なく特別奨学生Aとなれるでしょう。高倉塾の過去の生徒から、80%とった生徒が特別奨学生Aで70%の生徒が特別奨学生Cだったので、例年通りならば間違いありません。だからBはその間の点数と考えましょう。

 

80%、必死になったらとれますよ。基本問題だけを死ぬほど繰り返して過去問を死ぬほど繰り返すだけでOK!何の努力もいりません。

 

あとは、中学校成績が優秀だった場合も適用されます。例年はオール4(合計36)程度あれば特別奨学生Bとして認められています。オール4に少し足りない程度だと、特別奨学生C。ただ、国数英理社だけでオール4くらい必要。ひとつくらい3でも問題ないかな。

併願だと、ほんの少し基準が上がります。評定基準の詳細については中学校の先生に尋ねるか、通っている塾の先生に聞いたら答えてくれますよ。

 

参考までに、平成28年度の学費は

入学金※ ¥100,000
施設費※ ¥50,000
授業料 ¥480,000
校費 ¥96,000
維持費 ¥60,000

でした。他の費用の詳細は平成29年度入試要項で確認しましょう。(※は入学時のみ)

 

生活指導に妥協しない精華学園高校

私が個人的に精華ってええなと思っているところは、生活指導をけっこう全面に押し出して考えられている点です。挨拶・返事・整理整頓が大切で、そういった基本的生活習慣を身につけさせることも目標とされています。

 

精華学園高校は、高偏差値の生徒が押し寄せてくる高校ではありません。学力的には普通か、もしくは勉強がとても苦手な生徒たちです。そんな生徒を広く社会に通用する人間に育てるのだ、という視点を大切に持っているわけです。

みんな真面目に勉強するいい生徒が揃っています。しかし精華の先生の話を聞くと、自分の学校の授業風景を見ても、まだ机の上に不要なものが置かれているのを見て「まだまだ自分たちの教育がなっていない」と感じるようです。

それを聞いて、私も早く精華高校に入学して教育されたいなと思いました。

 

…以上、精華学園高校の魅力!専門的進路中心に、進学まで幅広くサポートされた高校です。美術科も充実、共学校にもなりました。…というブログでございました。

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