4月に入って、新しいスタートだ…!ということで、高倉塾でも先生たちに集まってもらい、自主的にミーティングをやってもらうことにしました。4月1日のことです。
これからも形を決めて定期的にやりますし、ブログに報告するのが始めてなので、名称は第一回高倉塾会議とします。毎日生徒を出迎えてくれるスヌーピーが文字を書いてくれました。わざわざ本当にありがとうございます。
少しでも塾の運営をスムーズにして、より生徒の成績アップに貢献するための会議。100%カンペキな個別指導塾なんかありえないし、日々話し合って、磨き上げていかないといけませんよね。
というわけで前回ブログでもお伝えしたとおり、大学生の熱心な先生たちに会議を丸投げしました。
そして後にしっかりと報告をしてくれたので、ここに責任を持って私なりに翻訳し、皆様に報告したいと思います。先生たちは、非常にしっかりと内容を深めてくれたと思います。
目次
テーマは、「成績を上げるための授業の流れ」
個別指導塾ですので、生徒の成績が少しでも上がるように、授業の流れを改善していく必要があります。今までも成果に自信を持っておりましたが、
「永遠に同じシステムで進める」
というわけにはいきません。ちょくちょく、時代や風潮に合わせて変化させる必要があります。
1年以上はこのまま変わらずやってましたが、新学年のタイミングで、改善点を反映させることにしました。
小テストを開始した
これが1番大きい変化です。毎回の授業の開始10分間、小テストを実施することにしました。数学は教材から抜粋、英語は単語テストをゼロから作りました。
宿題も、小テストの内容を覚えることが追加されます。生徒はちょいと大変になりますね。
「なんで今まで小テストやってなかったの?」
と言いますと、そんな時間があるなら問題演習させた方がいいと判断していたからです。10分間って、個別指導塾にとっては貴重な時間で、ここはどうしても繰り返しの問題演習に時間を使いたかったところ。
でもやっぱり、先生たちの意見により、毎回の小テストを組み込むことにしました。
「ある単元の小テストをクリアしたか、できなかったか」
をしっかりチェックしておくことで、このままではマズイ生徒がハッキリと分かりますし、塾から早めの改善策を打つことができるようになるということです。
このメリットは、授業の10分間を削ってでも有効なものになる!と感じています。
10分間で80%を正解する必要があり、もちろん5分遅刻したら、5分しか解く時間はなく、たぶん不合格となりますよ。不合格の分は、あとで帳尻を合わしてもらいます。
勉強のことを、より考えて生活する必要が出ましたね。
「丸付けするまでが、宿題」にしました。
「家に帰るまでが遠足です」という言葉は、しっかりと最後まで自分の安全に責任を持ちましょう…みたいなことだと思います。
それと同じように、生徒の皆にも、宿題に最後まで責任を持ってほしいので、
「丸つけも自分でやって、始めて宿題をクリアしたことになる」
というシステムにします。授業開始時点で、宿題の丸つけができていなかったら、宿題忘れです。ちょっとキビシイけど、まぁこれくらい我慢しましょう。
自分で丸つけするのが大事な理由
なぜ、丸つけまでやらせるようにしたかと言うと…、
「宿題のやりっぱなしを防ぎたい!」
という先生たちの気持ちから。
中高生は、宿題なんかキライなので…、「やればいいんでしょ」という感覚で、とにかく解いて済ませるだけ、という状況が生まれます。
でも、本当は、自分の分かっていないところとか、どれだけ自分がミスしてるのか…など、自分で見つけないといけません。自分の間違いを見つけることで、
「次の授業で、これを先生に聞かなきゃ」
という、次の授業に繋がる気持ちを持ってもらわないと、成績は上がりません。
なので、丸つけまでを自分で終わらせてもらうことで、
「自分はココが分かっていない」
ということを理解した上で、スムーズに授業に入るキッカケにしてほしい…と考えました。
これが、宿題のやりっぱなしを防ぐということ。
高倉塾を常に変化させたいと思っています。
と、他にも生徒専用ファイルを作ったり、宿題2回忘れで居残りルールを作ったり…と、いろいろと変化を起こすことができた高倉塾会議でした。また改めて、一つ一つ丁寧に報告できればな…と思います。
先生も、生徒たちも、日頃から勉強するにあたって、
「ああした方がいい、これはよくない」
ということを多々感じるハズ。塾としては、少しでも拾っていって、成績の上がりやすい環境を整える覚悟で運営していきたいと思います。
最後に…、まとめた内容をアップロードしておきます。アップロードする予定はなく、全く体裁を整えておりませんが、参考程度にご覧ください。
というわけで、第一回高倉塾会議のカンタンなご報告でした。