※夏期講習会 特設ページを作りました。こちらもぜひご覧ください。

2023年の夏休みも、明確な目標に向かって生徒たちを成長に導きたいと思います。高倉塾の塾生はみんな可能性に満ち溢れているので、夏休みもそれを伸ばし続けるために努力を続けます。
- 中1及び中2… 現状を超えた学力レベルに到達させる(中3時に選べる志望校の幅を大きくする)
- 中3… 学力面と戦略面の充実を図り、この冬に合格する高校のレベルをワンランク高めさせる
中学生の中で最も長い季節休暇であるため、ここで伸ばせる能力も最も大きくなります。高倉塾の目的は常に、よくよく練られた教育サービスを塾生に提供して、彼らの人生を変え、ステップアップさせることです。
夏期講習は、「夏休みは本当によく成長できた」と感じてもらえるような、充実した日々にしてもらうために企画します。夏休みの段階ではまだまだ、中3でさえ部活や課外活動で忙しい塾生が多いので、分量でハードすぎない内容を考えています。ただ、それでも効果の面では妥協のないように実施します。
ここに、2023年度に行う夏期講習会の内容を説明します。これらに加えて、夏休みも通常授業と基礎テストは変わらずに行うため、塾生の基礎学力を徹底的に鍛え上げることができます。塾の運営者としては大きな喜びを感じます。
(全学年共通)キー・ポイント集中個別指導 7/17(月)〜8/27(日)
夏期講習会の最初のプログラムは、キー・ポイント集中個別指導です。これが夏期講習でメインとなるプログラムです。
夏期講習会の授業では、テキストのレベルを高めて挑戦させます。テキストは、教科書に準拠しない通年テキストを使用し、高倉塾では『新中学問題集(標準編)』を採用しています。

これは、普段利用しているテキストとは異なり、章末には学校の定期テスト・レベルを超えた問題が収録されています。塾生には、これを確実に理解し、知識を血肉とさせるための個別指導トレーニングを受講してもらいます。

この個別指導トレーニングで行われる教科は数学と英語であり、全て高校受験でキー・ポイントとなる単元を指定します。このプログラムにおける塾生の最終目標は、『新中学問題集(標準編)』に掲載されている章末問題レベルの問題も、友人に説明できるほどに深く理解することです。これは簡単なことではなく、塾生にとっては大きなチャレンジです。しかし、塾としても講師陣と目的を共有し、可能な限りの個別サポートを提供することを約束し、気合を入れて臨みたいと思います。
このプログラムの最後には、到達度テストを行います。高倉塾で指定したキーポイント単元の基礎から応用を出題し、塾生一人一人の到達度を確認します。そして、それを元に1回、無料のパーソナル補習を提供します。到達度テストで確認された不足部分を、個別指導のサポートで補ってもらうためです。
受けっぱなしにさせるのではなく、最後まで個別フォローを怠らずに行います。
(全学年共通)合格者のソフトスキル錬成プログラム 7月中

高倉塾は塾生の学力を高め、もっと広い世界を切り拓くためのサポートをするために存在します。ただそのためには、普通の塾としてイメージされるような「数学や英語などの、”お勉強” を教える」だけでは不十分であることを痛感しています。学力を高めて難関高に軽々と合格する塾生には、明らかな他とは違う特徴があります。
だからこそ担当講師からの常日頃からのメッセージなど、”お勉強” 以外の働きかけが合格に不可欠であったりします。
この重要性を考えると、「もはや高倉塾の教育サービスの一環として、プログラム化させるべきである」と結論しました。目に見えるお勉強の指導とは異なり、
- 勉強することの意義確認
- 勉強の生産性を高める方法論
- 毎回設定すべき目標、その設定方法
などなど、学習の前提にて必要となる素養を講義形式で行い、それを元にした課題を提出してもらい、最後にこちらのフィードバックを提供する流れを考えています。このベースとなる考え方やスキルに関しては、夏期講習会でなく、年間を通したプログラムとして確立させ、塾生を刺激して成長を促したいと思っています。
「この生徒は伸びる」「少し苦労するであろう」といった判断は、実際に結果を見る前から、入塾面談時に話すだけで分かるものです。このプログラムは、全ての塾生を「この生徒は伸びる」と判断できるレベルに近づけることが目的です。
スタートするには、学校授業がストップする夏休みが最適でしょう。全ての塾生に負担にならない形を考えて実施します。
(受験生のみ)模試フォローアップ講座 8月中
受験生(中3)は、7/2(日)に第一回模擬試験が行われます。会場は四条烏丸にある、池坊短期大学です。

模擬試験は、判定が返ってきて「うわ、嬉しい」「わあ、最悪だ」と浅はかな一喜一憂をするためのものではなく、結果に基づいたフォローがなくてはなりません。受けっぱなしにしていたのでは、受験によって合格率が高まることはないです。
そこで、中3塾生には模試フォローアップ講座を行います。
- 模試で行われた、数学と英語の完全解説を行う。
- 数学と英語を解き直し、教室に提出する。
- 社理国の、誤答部分のみ解き直して提出する。
受験する五ツ木京都模擬テストは、京都府公立高校の普通科レベルを想定して作成されています。出題形式もほぼそのままです。模試フォローアップ講座の目標は、「公立高校の普通科入試において、高確率で70%を獲得できる状態」に仕上げることです。70%が安定して取れる実力なら、公立普通科の入試はまず心配ありません。そんな安全な状態に、少しでも早く持っていきたいと思います。
模試は全6回ありますが、全てにおいてフォローアップ講座を行います。
(受験生のみ)受験戦略立案会 8月中

高校受験であれ何であれ、目標や志望校は早く決まった方が成功率が高まります。より長い期間、高いモチベーションで受験準備ができるからです。そのためにも、高校受験に必要な全ての情報と考え方を塾生に提供します。
夏休みのうちに中3受験生を対象として受験戦略立案会を開催します。このイベント終了までに、中3塾生及び保護者の方には下記のような疑問を解消してもらえるように企画します。
- 現状の成績から、第一志望校はどこにすべきか?
- 私立受験校など、安全策(滑り止め)はどう考えるべきか?
- 志望校別、獲得すべき点数や難易度はどれくらいか?
- 高校受験での注意点や具体的エピソードはどんなものがあるか?
- 事前にあった疑問点の解説
こういったイベントを通じて具体的な志望校などを暫定でも決定してもらい、そのレベルの学力を目指して個別指導を進めていくことになります。本人とご家庭の双方が納得し、後悔のない高校受験を提供するため、夏期講習の時点から最後までフォローを続けてまいります。
(受験生のみ)理科入試対策講座

理科は受験において、塾生によっては苦手科目となっていますが、しっかり対策をすれば8~9割を見込める狙い目の教科です。夏休みの段階においては、京都府公立高校、中期選抜のレベルをマスターしてもらうことを目的として講座を開設します。
基礎講座に加え、実際の10年近い過去問を全て解説することで、ほぼ完全に理科をストロングポイントとして武器にできるようにします。
こちらの講座も、スタートが夏期講習会となりますが、年間を通したプログラムとして設計します。
夏休みはまだまだ中3も部活で忙しい時期であって、土日などに講座を設定したところで出席が難しい場合があります。また高倉塾は遠方の方も多いので、ただでさえ増える講習授業に加えると、ご送迎のご負担がかなり高くなってしまうことも懸念事項です。欠席者へのフォローも可能ですが、やはり質が落ちてしまうことも悩みです。
そこで、『キー・ポイント集中個別指導』やその補講を除いたプログラムは、原則的に下記のようなプロセスで行うことを考えています。
- こちらで講義・プレゼン映像を作成する
- それを見て、塾生は課題を提出する(締切厳守)
- 講師がそれをチェックし、フィードバックを行う
このような流れによって、自由な時間に受講してもらい、その理解も塾側で把握でいる形を取りたいと思います。特に『受験戦略立案会』などは保護者の方も自由な時間にご覧いただけると便利かと思います。
ここに書いたプログラムは全て、夏期講習会の一環として取り扱いますが、定期的に年間を通した充実したプログラムとしたいと思います。試行錯誤が続きますが、ご協力お願いいたします。