受験生のテキスト学習計画を作成しました。『シリウス まとめと完成』を年内に終了するスケジュールです。

受験生の年間スケジュールの概要は、以前にまとめたように、例年通り下記のイメージで進みます。

【2023年】夏休み以降の受験対策スケジューリング 〜合格率を最大限に高めるために〜

こちらは理想的なスケジューリングであり、当然中には多少遅れてしまったり、反対にもっと早く終わる塾生もいます。ただ、塾としては大まかにはこの流れに沿って全体をコントロールしなければ、最後の過去問演習などに響いてしまうので、何としてでも受験生に強く意識を持ってもらうためにリードしたいところです。


そこで、受験基礎テキストである『シリウス まとめと完成』の単元に沿った年間スケジュールを計画しました。受験生全体にあらかじめ公表しておき、この通りに進んでいるかどうかをチェックします。

年間範囲

もちろん塾で進捗チェックしてコントロールしますが、塾生一人一人でも勉強が進めやすいよう、全ての教科の計画を立ててしまいました。


常に分かりやすいように、テキストの目次に記入しておき、いつでも確認できるようにしました。

具体的な、各月のページ数も書いておきました

(テキストに写しやすいように手書きベースです。)


こちらにファイルを載せるので、全教科の計画がわかります。高倉塾に入っていない方も参考にしてください。

これらは全て印刷し、全員に渡します。基本的には、ベースを11月までに終了させて、12月に過去問ベースの演習ページを潰していくイメージです。これらは、公立高校の過去問などと並行して進めることができます。


しばらくの受験勉強の流れとしては、

  1. 各教科テキストの目次を見て、その月の該当ページを解く
  2. 間違った問題に全てチェック
  3. 質問して、個別に教えてもらって解決していく

このような流れになります。

理科に関しては、演習問題に至るまで動画解説を提供するので、とても進めやすいはずです。明日には動画にアクセスしてもらうことができます。

入試の理科講座を動画配信できるようになりました!便利な動画プラットフォームを使い、最高の受験対策を提供したい

計画における範囲分けは、全て模擬試験の範囲をベースとして計画されています。

9月からは、綺麗に一ヶ月ごとに模試が設定されています。それを利用すれば、毎回1ヶ月後の模擬試験を目標としてなんとかやる気をキープすることができるし、気づいたら「来月が入試当日だ」という状況を作ることが可能です。そういった目的もあり、模擬試験をベースにして受験対策を進めていきます。

模試をベースに受験対策することが有効

さて、テキストの進行計画は発表され、それに向かって塾からチェックされ、良い意味でもプレッシャーを与えられることになります。そんな中でも、


「受験勉強のモチベーションを保つのが難しい」


という声が、1番よく聞く悩みです。これに対する特効薬はまだ発明されていませんが、一つ心理学的にも効果があると実証されている方法があります。それは、目標が遠くにあるときは、近い目標を設定するということです。


受験でいえば、受験当日は私立でも2月10日、公立中期だと3月8日であり、実際は焦るべき時期ではありますが、まだまだ中学生にとっては遠いことに感じられることがあります。そのため、あまりリアリティが湧かずにモチベーションが出てこないのです。


そのための「近い目標」とは、受験でいえば模擬試験です。これを一ヶ月ごとに細かく目標として、楽しく受験シーズンを過ごしましょう。

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