夏休みにおける受験生への警告

高倉塾は中学生の指導をメインとして運営されています。その中でも、特に受験生(中3)の長期休暇の過ごし方は大きな心配事の一つです。

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多くの中3生徒は部活は終わってしまい、夏休み以降は「本当に何もすることがない状況」に初めて身を置くことになります。

  • 部活で体を動かす → 引退したから機会がない
  • 友達と遊びに行ってリフレッシュ → 受験勉強があって遊びにも行きづらい

中学生から「学校」「部活」「遊び」を取ると、ほとんどの生徒は何もやることがなくなってしまいます。当然、夜遅くまでスマホを見てダラダラして、朝もダラダラ起きて一日中無気力になってしまうリスクが急激に高まります。


中3以降の夏休み、冬休みはこういったリスクをはらむ危険な時期です。「学校に行く」「部活に行く」という環境によりかろうじて支えられていた生活リズムが一気に崩壊する生徒は少なくありません。

1ヶ月以上も学校と部活がない。油断すればダラダラしただけの休暇になってしまう

生活リズムが壊れることは深刻な問題を引き起こします。朝の時点で寝過ぎたり、ダラダラ過ごしてしまうと一日の集中力が著しく低下し、それはその日のうちに取り戻すことはできません。よい規律を保った日と比較すると、勉強効率の低下も激しくなってしまいます。


高倉塾でも、現状よりも上の」志望校を目指して頑張る生徒がほとんどです。夏休みには夏期講習会を行い、公立高校の過去問に早くから深く触れてもらい、秋以降のチャレンジングな応用問題に取り組むベースを培う予定です。


そんな大切な時期なので、ボーッとした頭で塾に来てもらうわけにはいきません。夏休み期間全てにおいて、シャキっと集中した状態を維持してもらえるように「受験生への警告」を書きました。

夏休みをしっかり過ごすことは、実は受験生にとって容易ではありません。多くの生徒は心配ありませんが、一部の生徒は生活リズムをキープするのに苦労します。専門学科レベルの難関校を合格するような生徒でも、夏休みにまだダラダラしている、ということで保護者の方が頭を悩ませるケースもたくさん見てきました。


塾では志望校合格のために最大限の授業や勉強機会を提供しますが、夏休みは担当講師の報告を見ても、「ボーッとする時間がありました」「眠そうだけど頑張ってました」など、集中力を保つことに苦労している様子が書かれている確率が高くなります。


夏休みにキッチリ密度高く必要事項をおさらいできれば、それ以降は問題なくスムーズに受験勉強が進みます。したがって、夏休みは万全を期して、生徒に生活リズムに対する意識を高く持ってもらえるように働きかけます。


受験生にはラミネートして渡すので、家のどこかに貼ってもらうこととします。



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