『受験直前の不安との向き合い方』

【大きなプレッシャーのもとに、毎月の模擬試験に立ち向かうこと】こそ、髙倉塾で行う高校受験合格ストラテジーのメインディッシュです。1月に全て終了し、あとはそれぞれの志望校に臨むのみとなりました。

個室に呼び出して結果開示

高倉塾の面談室

塾の団体受験で申し込みをすると、全ての生徒の結果は塾に送付されてきます。生徒用の封筒とは別に、塾管理用の結果がまとめられているので、生徒よりも私が先に全員の結果を見ることができます。


毎回、結果が返却されると、一人ひとりを奥の面談室に呼び出して目の前で開封の儀を行い、リアクションを見ることにしています。結果を確認した上で、「この結果をどう受け止めるべきか」「これを踏まえて今日から何の勉強をすべきか」などを厳粛に話しておくことで生徒の胸の中の霧も晴れ、これから行うべきことがスッキリとクリアに見えてきます。

これは私が大学卒業後すぐに働いた中国の会社で、給料日はわざわざ社長に個室に呼び出され、たいへん薄い給料袋を受け取る代わりに仕事の働きぶりのダメ出しを受ける、という渋い制度から着想した髙倉塾独自のシステムです。これをサボらずに行うお陰で、受験生の偏差値は伸びている気がします。気のせいなのでしょうか。

意外と不安になっている生徒も多い

立派に成長してくれたとはいえ、中学3年生は一般的には子どもであり、人生を決めるイベントのプレッシャーに上手く対応できる人は一握りです。教室で見せる顔では分かりにくくても、実は心の中は心配でいっぱいであった、という事例はとても多いもので、それであれば最初から「全員が不安で眠れていない」と考えてメッセージを送ることが大切になってきます。


ということで、「髙倉塾生としてこう考えてほしい」と思うものを文章にして一人ひとりに渡しました。その内容についても軽く話しているので、少しでも何か伝わると嬉しいなと思っています。

受験直前の心得

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