私立高校と公立高校、どっちが合格しやすい?正しい志望校を選びたい人は、2つの違いを意識しましょう。

京都府では①私立高校入試②公立高校前期選抜③公立高校中期選抜、という順番で入試が進んでいきます。(まれに募集定員を確保できなかった高校は④後期選抜を行います。)

 

大きく分けて私立高校入試と公立高校入試があるわけですが、この2つの入試制度や合格基準の違いを知ることは本当に大切になってきます。私立高校と公立高校では制度や経営の自由度が違うため、当然合格の水準も変わっており、単純に偏差値を見て自分の志望校を決める…という方法はベストではありません。

 

今回は私立高校と公立高校の違いを考えながら、「どこを第一志望にしようか」の大きな参考にしてくださいね。いらぬ不安を抱いたり、不合格にならないようによく考えていきましょう。

 

私立高校と公立高校の大きな違い

私立高校と公立高校は設立の趣旨からして違うのですが、主に「合格基準」に関わるものの違いをまとめます。

生徒数の考え方

まずはそれぞれの生徒数の考え方の違いです。

 

私立高校は「生徒を積極的に獲得」しなければなりません。生徒が減れば授業料収入が減り、学校の存続に関わってしまいます。なので生徒数は増えれば増えるほど嬉しいのです。

 

一方、公立高校の運営資金は税金。そもそも授業料も微々たるものですし、生徒数が増えようが減ろうが税金で運営することができます。結果、「頑張って生徒を獲得しましょう!」という話にはなりません。

 

  • 私立高校…生徒数を一人でも増やしたい
  • 公立高校…生徒数にあまり関心がない

 

合格者数の考え方

生徒数の考え方の違いから、以下の違いが生まれます。

  • 私立高校→募集定員とか関係なく、とにかく大量の合格者を出す
  • 公立高校→募集定員の人数だけ合格者を出す

 

私立高校の例で言えば、例えば大人気の京都学園高校では、募集人数は毎年320人ほどですが、約1500人の合格者が出ます。他の私立高校でも同じで、一人でも多くの生徒に学んでほしいため、合格者数をたくさん出します。

 

一方で、公立高校で定員以上の合格者が出ることは絶対にありません。

 

これは私立高校の入試の方が先にあり、合格しても公立に行ってしまう生徒が多いため…という事情もありますが、ここまで大きな違いが出ることになるんですね。

 

ここまで読んで、「じゃあ、もし私立高校の合格者が全員入学したらどうするの?パンクしてしまって、大変なことになるのでは?」と思った方も多いはず。

 

それに関して、以前にお話をしたある私立高校の入試担当の先生は、「合格者全員が入学してきたら、その授業料で新しく校舎を立てればいいだけですよ」と話していました。現実的にはすぐに校舎なんか建ちませんが、そんな考え方ができるのが私立高校の特徴ですね。

 

私立高校は倍率を完全無視。

以上の理由から、私立高校は「合格基準を超えていれば、無限に合格者を出す!!」と考えてもよさそうです。

(ただ、大学の付属高校などは大学への推薦枠が限られるため、定員通りの合格者を出す)

 

そう考えれば、「私立高校入試に、倍率は全く関係ない」と思っていただいて大丈夫です。中には第一志望の私立高校の倍率を見て「これじゃ合格できない!」と不安になる生徒もいますが、安心して受験して大丈夫ですよ。

 

まぁもちろん学校の質を守るため「どんな生徒でも合格させる」ことはありえませんが、倍率には目を奪われず、完全無視するのが正解です。

 

逆に公立高校の場合は、倍率が非常に大切な要素になってきますね。「あそこの公立高校は賢いから、私には無理」と考える前に、その年の倍率をしっかり見て考えましょう。「賢い」と思われている高校でも、案外合格できるものですよ。

 

…以上が、「私立高校と公立高校、どっちが合格しやすい?正しい志望校を選びたい人は、2つの違いを意識しましょう。」という話でした。

 

具体的な公立高校の入試制度は以下でご確認ください。

早く知らなきゃ大変!!京都府公立高校の入試制度(普通科)

公立高校の倍率は以下を参考にしてください。

【2017】京都府公立高校の倍率・情報集(中期選抜・普通科)

私立高校の偏差値などは以下にまとめています。

【2017年度版】【全校全コース掲載】京都府私立高校の偏差値と倍率まとめ!

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