受験生には、公立高校の過去問を9年分解かせるためのチェックリストを作って配布しました。
英語長文読解のチェックリストを作って配布してます。謙虚に公立普通科レベルの過去問を精読するプログラム配布された塾生では、志望校に関係なくしっかり解いてその出来栄えを見せてくれるようになってきました。
- 実施日
- 点数
- タイム
上記を自分で記録します。
中学生が陥りがちな英語長文に関するトラップの中で、毎年とても気になっているものがあります。
長文が読めた気になって、なんとなく選択肢が正解して喜んでいること
英語長文と言っても、所詮は単語の羅列です。単語の意味さえ知っていれば、文と関係なく、単語の意味の並び替えでなんとなく文の意味を理解したつもりになってしまいます。
それでは絶対に英文を読めるようにはなりません。確かに、もしこれが入試の一週間前であれば入念に読解トレーニングをする暇がないので、「なんとなくザーっと読んで、単語の意味で推測して解答しろ!」というアドバイスが適切です。
しかしまだまだ時間がある時期からは、英語長文の精読トレーニングを行い、どんな英語も楽しんで正確に読める力を養うことが求められます。これはダイレクトに大学入試と将来の仕事、夢の実現に呆れるほどに役に立ってくれます。残念ながら日本語の100倍以上、英語には有益な情報がたくさんあるし、最先端の知識が発表されるのは常に英語だからです。
いつも個別指導で過去問長文読解はやっているので、特に動画は必須というわけではありませんが…, いつでも最高に詳しい長文読解の解説が受けられるように、しっかりした解説動画を見られる環境を作っておこうと思いました。
とても英語が得意で偏差値が高く、堀川の探究科でA判定であったとしても、公立高校の普通科中期選抜の過去問すら、実は読解できていない部分がたくさんあります。どれほど得意でも、実力8割、雰囲気2割で乗り切っているのが実情です。しかしご存知の通り、その雰囲気2割に本当の上達のヒミツが隠されています。
これを逃さないための精読解説ビデオです。
今で、平成9年分の半分まで作成が終わりました。残り半分を1週間くらいで作っていく予定です。
9年分なので、だいたい長文が18個くらいあります。1つずつ全てに、これ以上ないほどに詳しく精読解説を行なっています。そういった理由から、1つの解説動画が30分以上あります。
全てをじっくり見ると、合計10時間ほど。1.5倍速くらいで観ると7時間で済みます。過去問9年分をじっくり解説していることを考えると、驚くほど短い時間で長文読解のエッセンスを理解することができることになります。
したがって、「英語長文が苦手だ」と感じている塾生であれば、全てをじっくり見て読解リズムを体得することがベストです。具体的には、該当する長文問題の正答率が50%近くであった場合は、もはや9割雰囲気でしか読めていないことが明らかですから、最初からじっくり、全ての解説を観ておくべきでしょう。忘れていた文法や、修飾関係などの文の構造が分かるようになります。
- 模試の英語偏差値が低い
- 長文過去問の正答率が低い
上記のようなケースを最も多いケースとして想定しています。
長文が得意で、最初から過去問も9割が正答できる場合は、全てを観る必要はありません。しかし、たとえどれだけ英語ができる中学生であっても、「なんでこの選択肢は間違いなのだろう」「この登場人物は、なぜこんなことを言っているのだろうか」とか、精読が足りていないばかりに状況が理解できないパートも必ず存在します。
英語が得意であれば、そう感じた部分だけを観れば理解できるようになります(そもそも高倉塾に通っていれば直接質問すれば済みますが)。
やっぱり英語は数学の次に大切な、人生にとって欠くべからず要素です。受験でも合格のために落とせない教科です。
【専門学科】合格のため、日頃からやるべき英語トレーニングの具体的ステップ徐々に入試が近いたこの時期ですし、毎日長文に触れてもらいたいところです。塾には、とても成績が良くて志望校合格に安心感のある生徒から、なかなか苦しんでいるが何とか公立高校を狙う生徒など、塾生は多種多様です。
ただ、どんな状況であれ英語に関しては模試や受験当日の英語力について、しっかり向上を約束したいと思っています。