【新年度】英語・数学力向上のための小テスト強化プログラム

髙倉塾での学習は、生徒の成績向上と志望校合格に貢献するためにあります。


その一例として、期末テストの前より、英語の時間を20分拡張して小テストを行い、英語の基礎力向上をサポートしてきました。

今回のブログは、

4月から小テストをさらに充実させる

ことを知らせるための記事です。

【英語と数学の小テスト: 授業時間の拡大と学力向上への期待】

英語の小テスト、効果は想像以上でした。

入試レベルの英語力をつけろ。毎週行う英語テスト

これは、単に英語の小テストを行っただけでなく、英単語に加えて重要表現を掲載した冊子を作成し、どちらも丸覚えすることを課したことが非常に大きいです。文法的な正しさを頭に叩き込むことができる上、間違いはその場で何度も指摘することができました。


生徒たちの英語力の向上は顕著であり、実際、毎週にしっかりと準備し、80点以上を安定的に取得した生徒の期末テスト点数が、80点を下回るケースはほぼ見られませんでした


中1の場合は、小テスト導入時期の関係で全範囲を行うことができませんでしたが、それでも期末テスト点数と英語基礎力に大きなインパクトを残しています。


この成功を受けて、4月から数学の授業も20分拡大して小テストを実施することにしました。数学にもこの小テストを適用すれば、生徒の成績向上や志望校合格に貢献できるからです。生徒にとっては負担が増える場面もありますが、それを補って余りある成果を見込んでいます。


数学では、iワークプラスという、基礎問題の充実に申し分のない付属テキストから、単元別テストと模擬定期テストを行います。

この付属テキストは小テストに使うため、生徒に渡さず預かっています。

この小テストなら、必要基礎事項がコンプリートされているので、定期テストだけでなく、難関校受験のための準備としても最適です。


英語のみならず、数学の授業時間も20分拡大し、英語と数学の両方で生徒の学力を向上させることを目指します。

送迎の負担

髙倉塾では、遠方からの生徒も多く、毎回授業で保護者の方が送迎をしていることが珍しくありません。

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数学の授業も20分間拡大してしまうため、保護者の方のスケジュールによっては送迎が難しくなってしまう場合もあります。その場合は相談のもと、無理のない時間にずらすなどの対応を行います。

【テキスト直近3ページを小テスト範囲に: 学習内容のより深い定着を目指して】

今まで行っていた英語の小テストは、毎週1ページだけのテストでした。

しかしこれでは、生徒は該当ページを一回しか勉強できません


せっかくテストを行っても、時間が経過すると忘れてしまいますし、それは実際に起こっていたことでしょう。繰り返しのテスト(アウトプット)がなければ、学習内容の深い定着が望めないことは、科学的知見からも明らかです。

そこで4月からは、数学と英語ともに、

小テストの直近3ページをまとめてテスト

することにします。

  • 1週目… テキストの1ページ目をテストする
  • 2週目… テキストの1ページ目と2ページ目をテストする
  • 3週目… テキストの1ページ目と2ページ目、3ページ目をテストする
  • 4週目… テキストの2ページ目と3ページ目、4ページ目をテストする

そうすることで、生徒は各ページを3回ずつテストとして準備し、アウトプットすることができます。これは、学習内容の定着にこれ以上ないほどに効果的であり、これよりも有効な学習手段はおそらく存在しません。



この方式を採用することで、数学と英語の基礎力を確実に構築することを目指します。


生徒は次の週までに、新しい範囲に加えて、以前の範囲を復習せざるをえなくなります。4月からは、日頃より生徒に素晴らしい勉強プレッシャーを与えることができます。

【オンライン自習制度の導入: 生徒の勉強時間を確保し、サポートを強化】

これらは、生徒の学力向上に対して想像以上の成果をもたらしますが、生徒の負担も増えます。生徒がよく頑張って準備しなければ、テストに対応できないからです。髙倉塾は、生徒に対しては頭のよさではなく、ハードワークや努力を求めます。


しかし、全員が全員、このテストに対応できるだけの勉強習慣を持っているわけではなく、ハードワークできません。つまり、この小テスト強化プログラムを成功させるためには、同時に、

生徒の勉強時間を確実に増やす取り組みをセットで

行わなければ、いたずらに教室事務が増えるだけで効果が見込めないことは明らかです。


そこで、髙倉塾の全生徒に対してオンライン自習マネジメントを導入します。

部分的に導入していたオンライン自習マネジメント

塾の授業がない日には、ZOOMを使ってオンライン自習室を作ります。そこに、毎回決まった時間に自分の家から塾のZOOMにアクセスし、勉強している手元を移して塾の管理者に見せます。


塾の管理者はオンラインで、「生徒がしっかりテスト準備の勉強をしているのか」「手が映ってないから、テキストだけを映してサボっているんじゃないか」などを把握し、適宜声掛けや注意ができます。


全生徒のオンライン自習スケジュールを相談のもと決定し、その時間は必ず入室するように命じて、入室がない場合は保護者に連絡し、遅刻にもうるさく言います。つまり、通常の授業に準じて出欠を厳しく管理します。


これにて、全員の小テストの準備学習時間をブーストさせます。小テストという細分化された目標に向かって、努力を継続できるように生徒に接していくことになります。


4月までに、オンライン自習の時間をお知らせし、授業日以外の出席曜日と時間を決定します。お通いの方には改めてお知らせするのでお待ちください。

自習スペースの利用との関係

そもそも自習スペースがあるので、オンライン自習マネジメントなどなくとも、授業がない日は教室にこれば問題ありません。

高倉塾 自習スペース

ただ、遠方の生徒はもちろんのこと、「授業がない日も自習します」と宣誓する生徒がいても、所詮は中高生の意志力であり、受験シーズンでない限り、時間が経過すると足が遠きます。


そこでせめて、強制的に自宅学習できるように工夫するためのオンライン自習です。


決められたオンライン自習の時間であっても、その時間に教室にいるのならOKです。

【まとめ: 小テスト充実化の取り組みと今後の期待】

今回の記事では、4月からの小テスト充実化の施策について紹介しました。


英語と数学の小テスト実施、テキスト直近3ページを小テスト範囲にすること、オンライン自習制度の導入など、これらの取り組みを通じて、生徒の学力向上と難関校合格率アップを実現します。

受験シーズンが終了した今、次の世代のための準備に忙しい毎日です。4月からの小テストに向けて、保護者の方への報告フォーマットも急いで作り直しています。

たくさん小テストの項目が並んでいますね。1年間を通して、この小テスト内容を確実にクリアし、科学と言語の基礎を全て取り込めるようにシステムを工夫しなければなりません。たくさん80点以上や100点が並ぶ姿が楽しみです。

4月に間に合うように準備します

4月からスタートを切りたいですが、これを導入すると、小テスト採点や評価を含めた教室運営の仕事が劇的に増えるため、今のままの体制では実施できません。


4月までに運営システムを確立できるよう、考案と実行を急いでいます。しかし、スタッフ採用活動を含めた様々な要素により間に合わない可能性もあることをご了承ください。

髙倉塾としても、生徒の成長を支える環境を整え、これからもより良い教育サービスを提供していく所存です。今後も生徒たちの成長を楽しみにしてください。

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