志望校に本気で合格したいなら、同じ模擬試験を2回受験してください

模擬試験は、偏差値や合格判定を見て一喜一憂するだけのものではありません。自分の間違えた部分や分からなかった問題、理解があまり深くない単元を発見し、それに対してしっかり解説を受けてなんぼの世界です。模擬試験は「志望校の合格率を高める」明確な目的があることを忘れてはいけません

五ツ木京都模擬テスト会模擬試験を志望校合格に結びつける

模擬試験の復習を怠っているようでは、学力向上もなければ、志望校合格もありません。大半の受験生は「受けっぱなし」になっているかもしれませんが、逆に言えば、それを避けるだけで大きな進歩が見えてきます。


「受験した模擬試験を、しっかり復習すること」


学力及び合格率が高まるのは、この瞬間にしかないと思います。

解説を受けるまでがワンセット

高倉塾では毎回行われる模試を、もう一度新しく5教科全てセットで配布することにしています。例え最難関高校を余裕をもって狙える塾生であったとしても、基礎レベルの『五ツ木・京都模試』で満点が取れるわけではありません。必ずどこか間違えてしまいます。


間違えてしまった部分、もしくは分からなかった部分。そこに成長の秘密が隠されていますから、見逃してはいけません。そこの解説をしっかりと受け、100%納得できた時に初めて、次にそのレベルの問題が解けるようになります。


そこで塾の取り組みとしては、毎回分の模擬試験の解説動画を作ることにしました。

普段の個別指導では、合格のためにやるべきことが山積であり、必ずしも模擬試験を解説する時間を毎回に取れるわけではありません。

  • 定期テストレベルの基礎演習
  • 応用テキストの演習
  • 志望校の過去問

上記のようなトレーニングと並行して、無理なく行えるように、いつでも観れる動画を準備しておくようにしています。現在は模擬試験に加えて、苦手な塾生が多い理科の基礎解説に関しての動画を提供しています。今後は各高校の過去問に関しても解説動画をいつでも観れるようにしておく必要があるでしょう。


模擬試験はあくまでも、解いてから解説を受けるまでがワンセットであることを忘れないで運営したいところです。

なぜ同じ模試を2回解く必要があるのか

塾のサービスの一環で、毎回の模擬試験において『模試フォローアップ講座』を提供しています。間違ってしまった問題を中心として解説動画を見てもらい、また最初から解き直しをしてもらいます。つまり、模試をもう一度受験してもらうことが目的です。


しかし、なぜまた同じ問題をゼロから解き直す必要があるのでしょうか。


塾としては、「入試当日に難しい問題がでても、自分で解けるようにしてあげる」ことが指導の最終目標ですし、そのためにいくらでも個別で解説をすることが仕事です。ただやはり、解説して「よし分かった!」と思ってもらうだけでは、1人で戦う入試の場面においてはまだまだ不十分です。

  • いいところまで行ったけど、解けなかった
  • 解けたけど時間がかかりすぎた

これらの失敗要因を無くすことがどうしても必要です。


同じ模試をもう一度解いてもらう理由は、間違った問題を解くための思考プロセスを、自分で再現するトレーニングを積んでもらうためです。


いくら解説動画を観て「分かった!」と納得したからといって、いざ新品の模試を再受験すると、「ここからはどう解くんだっけ」といった具合に見失う部分が必ず出てきます。


その状態になってから、また解説動画を見たり、塾で個別に質問をするからこそ、入試当日で自力で問題を解けるようになるくらいのレベルアップが実現するのです。模擬試験の偏差値が伸びるのも、これなしには難しいと思っています。これを読んでいる受験生のみなさんもぜひ、模試は間違えた問題の解説を受けて、その後に自分で解き直しをしてみてください。


高倉塾においても、受験その日まで開催される模試の偏差値を高めることはもちろんのこと、実際の入試で戦える基礎レベルを鍛え上げることを忘れずに塾生を鍛えていきたいと思っています。


第1回のフォロー・アップ講座では、しっかり再受験まで提出してもらい、また分からない部分は週末に個別に教えることで克服してもらうことができました。第2回の偏差値の伸び、得点の安定度はかなり高まっていますし、これに気を抜かず入試まで毎回に「解きっぱなしを許さない体制」を作ってサービス提供して、全員の志望校合格を実現できるようにします。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください