ベテラン塾長が【京都学園高校】をスミズミまで徹底解説!各コースの気になるポイントを全て。

学園

このブログでは、京都学園高校のコース別の特徴や大学進学実績・偏差値や倍率まで、気になるポイントを全て解説していきます。京都で高校選びをする生徒や保護者の方は、是非ご覧ください。

 

京都学園高校は、非常に人気のある京都の私立高校です。高倉塾のある上京区の生徒は「私立高校はひとまず京都学園高校を受験しておこう」と考える人が多く、受験者・合格者ともに安定的な人気を誇っています。

 

伝統ある高校ですが、校舎も非常にキレイに整っており、先生たちも非常に熱心な高校。「よりよい実績を出そう」という考えが伝わるのは、生徒を預ける保護者の方にとっては力強く感じると思います。

目次

高校激戦区にある京都学園高校

高校激戦区……という言葉は誰も使っていませんが、京都学園高校は様々な人気高校が集まる場所にあります。


※京都光楠学園とは京都学園高校のことです。

山城高校と花園高校、ちょっと離れれば両洋高校など。人口も密集しているので「京都学園なら近くて最高」という人は多いはず。電車なら、JR花園駅から徒歩15分。駅チカというわけではないものの、遠方からでも通学に不便なことはありません。

 

京都学園高校の志願者数が多い理由の一つは立地環境ですが、やっぱり人気高校に囲まれて危機感を持って運営されているところが大きなポイントです。

 

実際、学校運営を見ていても「何が何でも他とは違う魅力を出そう!」という気概を感じてきますよ。競走が激しいところほど、独自の魅力を打ち出していく……という競争原理はうれしいところ。

 

参考程度に、各駅から学校までの所要時間を。

JR
京都
JR
亀岡
JR
園部
JR
山科
JR
宇治
30分 30分 60分 40分 60分
JR
草津
地下鉄
国際会館
地下鉄
醍醐
阪急
阪急
高槻市
50分 60分 55分 20分 45分
阪急
茨城市
近鉄
大久保
近鉄
竹田
京阪
中書島
京阪
祇園四条
55分 60分 45分 60分  50分

主要なところから60分以内なので、安心して通学しましょう。

 

充実した4つのコースから選んじゃおう

京都学園高校は4つのコースが用意されています。自分の得意分野や学力から選択しましょう。

どのコースも特色を出せるように、明確なゴール設定とそれに沿った学習内容が用意されています。合計3コースの私立高校が多い中、4コース持っている京都学園ならばあなたにピッタリのコースが必ず見つかるはず。

京都学園高校のコース

主な選び方は、

 

  • 特に英語が好きで、それを強みに難関大学に進みたい…国際コース
  • 学力を限りなく伸ばして国公立大学に進みたい…特進ADVANCEDコース
  • 部活と両立しつつも難関大学を目指したい…特進BASICコース
  • 部活や課外活動を中心に基礎学力を伸ばして進学したい…進学コース

 

といった基準が一般的。あなたも未来に思いを馳せながらコースを選ぼう。

以下、偏差値順にコース説明を行います。

 

国際コース 偏差値 55程度

国際コースロゴ

まずは、大きな特徴のある国際コースから!

 

国際コースはその名のイメージ通り、英語教育を中心にしたコース。「英語が好き、武器にしたい」と考える生徒は是非とも合格を狙ってほしいところです。将来への進路はもちろん、身につく能力も魅力的。

 

文科省のSGH(スーパーグローバルハイスクール)指定校として、国際的素養をもって世界で活躍する人を育てる……という理念を背負ったのがこの国際コース。

「海外で活躍したい」とか「英語を使った仕事をしたい」のように考えている生徒には最高のコースです。

注意点!
もちろん数学や理系科目もありますが、国際コースは英語中心で3年間を進めるため、全員が文系であり、理系選択はありません。理系科目が好きな人は、特進コースも視野に入れましょう。

 

雑談タイム

高校生の中には、「将来の目標はない」「勉強のやる気が出ない」「とにかく遊びたい」という生徒も多いですが、人格的に成長する3年間をダラダラ目的もなく過ごすと非常に大きなダメージです。

勉強のやる気がない女の子

どの保護者の方も、「高校生活、何かに熱心にやってほしい!」と思いますよね。

 

その点、この国際コースは余計な目標を取り払い「将来に活躍できる英語力・プレゼン能力などを習得する」という絞られたゴールがあるので、生徒も目的を持って過ごしやすくなると思っています。

 

なんでもそうですが、一つの目的を持って積み重ねた人だけ、周りと差をつけられるもの。

 

「勉強は嫌だけど、英語なら頑張れるかも!」という場合は、国際コースで鍛えられましょう。

 

国際コース 特徴

国際コースの特徴は、もちろん「世界で通用する英語力を身につける」ことを中心に進められるところ。国際コースで伸ばした英語力を活かし、世界のどこでも活躍して欲しいわけです。

国際教養大・早慶上智・ICU・海外難関大学
国公立大学・難関大学への進学を目指す

国際コース概要

 

そのための国際コースの特徴は、以下です。

 

担任二人制度

日本人先生とネイティブスピーカーの先生を担任とした、担任二人制度。

・担任二人制(日本人・ネイティブ)

  • 経験豊かな教員による「真の英語運用能力」が身につく環境
  • 授業以外のHRでも、常に英語のシャワーを浴びる

京都学園高校 デジタルパンフレットより

 

他にも英語を中心にしたコースを持つ高校も多いのですが、常にネイティブの先生とコミュニケーションが取れる環境を作っているのは重要ポイントですね。

 

イギリス・カナダへ長期の留学生活

やっぱり英語は実践に次ぐ実践を繰り返さないと上達しません。ということで国際コースは全員が長期的な留学を経験します。

 

7ヶ月もしくは10ヶ月の長期留学を成績・英語力により決定。2年生の9月頃から、イギリスかカナダでホームステイしつつ、現地の生徒たちと同じ教室で学びます。

注意点!
もちろん、長期留学しても高校は3年間で卒業できます。

 

イギリス留学だとIELTSという難しい試験のスコアも取得しなければなりませんので、留学のための勉強も気を抜くことはできないはず。

 

雑談タイム

私立は学費がかかるのは当然ですが、国際コースは長期留学制度の分、費用が加わります。

お金

国際コースの7ヶ月留学の場合、例年¥850,000ほど。

国際コース ¥850,000.(第2学年時には¥850,000.を納入)※7カ月留学

学費諸経費等

 

「留学にそれだけお金がかかるなんて……!」と言いたいところですが、普通にイギリスに半年留学しようとしたら、150~200万円くらいかかるんじゃないでしょうか。そう考えるとリーズナブルかもしれません。

 

また、大人になってからの留学より、多感な高校のときの留学の方がその後の人生にインパクトがあるはずです。顔つきが変わって帰ってくるはず。

 

また、こうした長期留学が学校のプログラム内で可能なのも、同志社国際や立命館宇治、京都文教など限られた高校のみ。

 

英検など英語資格の取得

国際コースの英語資格取得も見逃せないところ。

 

国際コースは1学年60~70名ですが、2017年度は英検準一級合格者が30名、英検2級合格者が100名以上。稀に英検1級取得者も出ることもあり。

 

TOEICにしても、高3で900点を超える人も出てきます。資格試験を目標として毎日勉強をするのも、素晴らしい高校生活。

 

TOEIC900点越えても不思議じゃないし、国際コースの平均値で700点を越えるみたい。高校生で700越えたらなかなか凄いですよ。英語力に関してはめちゃくちゃ伸びるコース。

 

女性が圧倒的に多い

あとは、国際関係のコースだけあって女子比率が高いです。7割が女子生徒。

高校でも大学でも、国際的なコースは決まって男女比率が圧倒的に女子優位になります。世界に出て活躍したい女の子は国際コースを目指してください!

 

国際コース 合格の目安

合格で喜ぶ学生

そんな国際コースですが、特徴もあり、「入りたい!」と強く願う中学生はとても多いコース。そんな国際コースの合格の目安は以下を基準に考えましょう。

 

  • 主要5教科で評定が合計18程度
  • 模試の偏差値で、55程度

 

これくらいあれば、国際コースに合格を見込めるはずです。特に英語の評定は大切で、中学校の評定で「4」に満たない場合、推薦での入学は不可能だと考えましょう。(中3の12月時点。)

合計18程度ということは、主要5教科オール4に3が二つあるくらい、ということです。もちろん、英語は「4」でありたいところ。

注意点!
何か一つでも「2」があると推薦はムリです。

 

もちろん、英語が「3」だったとしても、一般(専願や併願)で合格を狙うことが可能ですが、国際コース受験の場合は英語が200点満点と、他教科(100点満点)の2倍で評価されるため、英語が得意でないと不利となりますので注意。英語、頑張りましょう。

 

注意点!

どの模試の発表偏差値でも、国際コースの偏差値が50程度と書かれていますが、50だとオール3くらいの学力です。

国際コースはオール3ではちょっと安心できそうにないので、55程度と考えましょう。

 

あと、国際コースは10分程度の面接で、ちょこっと英語を使うときもあります。あくまでも筆記試験で合否を決めるので心配の必要ありませんが、傾向を確認して準備しておきましょう。

面接を受ける女性

国際コース 倍率・合格最低点

国際コースの例年の倍率と合格最低点は以下の通りです。

 

注意点!

以下は、1.5次入試の結果も含みます。

1.5次入試……各私立高校で一斉に行われる入試日よりずらして行う入試。推薦はなし。

 

推薦倍率
合格/受験
合格最低点
一般倍率
合格/受験
合格最低点
2016
年度
1.00
44/44
307/600
1.10
93/102
289/600
2017
年度
1.00
32/32
318/600
1.15
68/78
306/600

通常の高校の入試方式だと、

  • 推薦
  • 専願
  • 併願

の3種類の受験タイプがあるのですが、京都学園高校は、

  • 推薦
  • 一般

の2つのタイプのみ。専願と併願の区別はつけていないところがポイントです。第一志望なら推薦を狙い、推薦ムリなら一般で受ける。京都学園が第二志望なら、一般で受ければOK。

 

国際コースだけ、英語が200点満点になり、合計600点満点。英語も別問題。

 

注意点!

英語は他コースと別問題ですが、ほとんど同じ。リスニングと英作文がそれぞれ一問ずつ追加されるのみ。なのであんまりビビらなくてもOKです。

問題内容というより、配点が大きくなるところがポイントです。

 

上記の表のように、一般でも倍率は1.10あたりに落ち着いています。最初から英語が得意でなくても、学びたい気持ちがあるなら、必死でチャレンジすれば報われるはずです。前述の「合格の目安」に達していなくとも、諦める必要全くなし。

 

だいたい300/600くらいが合格最低点なので、350~400/600を目標に、英語を中心とした過去問を解きまくりましょう。

 

国際コースが第一志望の人は、英語を「4」以上とり、数国社理とあわせて5教科評定合計18~19くらいとれれば、推薦が狙えます。それを第一に目指しましょう。

 

転コース合格について

「一般」で受験して、惜しくも国際コースに不合格だった場合はお先真っ暗なのか……というとそうでなく、転コース合格制度があります。(推薦の場合、不合格になることはない)

  • 国際、特進ADVANCED、特進BASIC各コースで不合格の場合、他のコースへの転コース合格が認められる場合があります。

転コース合格について

 

京都学園のウェブサイトでは「他のコースへの転コース合格」とありますが、原則的には特進BASICコースでの判定がなされます。

受験難易度的にも、国際コースの不合格者のほとんどは、特進BASICコースで合格しているはずです。

 

特に滑り止めとして受験する場合、「滑り止めなのに落ちたらどうしよう」と思うかもしれませんが、セーフティネットもあるので安心して受験してくださいね。

 

国際コース 進学実績

国際コース結果

国際コースの主な戦略は、留学や国際コミュニケーション力を活かし、主にAO入試などの推薦で合格を狙うことです。

 

注意点!

AO入試……学力試験なしで、志望動機や高校での活動実績を総合考慮して合否判定する入試タイプ。長期留学で成長できれば、実績として強い。

 

合格者数の表は以下の通り。

卒業年 国公立 早慶上智
MARCH等
関関同立 産近甲龍佛 その他
2015年度 2 4 27 12 27
2016年度 2 5 32 22 38

(※こちらは合格者数。例えば同志社大学法学部と同志社大学文学部の2学部に合格したとしても、同志社大学に1名としてカウント。しかし、同志社大学と立命館大学に合格した場合は、各大学1名でカウント。)

 

主に合格を目指す大学として挙げられているのは、

  • 国際教養大学
  • 早慶上智
  • ICU(国際基督教大学)
  • 国公立
  • 海外大学

など。実績を見る限りは、第一志望として関東の人気私立大を狙いつつ、多くの生徒は関関同立や産近甲龍あたりに落ち着いていく……という形です。

 

海外大学では、2014年度卒の生徒はカナダのブリティッシュ・コロンビア大学とかトロント大学に合格してます。よく見る大学の世界ランキングでは東大より上の大学ですし、考え方によっては1番の実績かもしれません。

 

その他の大学では、同志社女子大学や京都女子大学・関西外国語大学など。意外なのは、この国際コースでは全大学の中で、関西外国語大学が合格者数でトップであること。2016卒生は13名。

 

雑談タイム

関西外国語大学は日本トップのCA(キャビンアテンダント)採用数を誇る人気大学です。CA目指す関西の高校生は、とりあえず関西外国語大学を受験します。

CAさん

この国際コースで英語を学び、留学し、世界から刺激を受けて、将来も飛行機で飛び回る……という選択をしたとしたら、とても素敵なことだなと思います。

 

ま、関外大だからってCAとも限らないし、他大学でもCAになれるんですけどね。

あと、今の時代は男性でもCA多いですね。欧米系のエアラインだとよく見ます。日本資本のジェットスターも10人に1人か2人くらい男の人の感覚です。今後はもっと男女差がなくなるはず。

 

注意点!

あと、「国公立大学にチャレンジしたい!」という生徒は基本的には後述の特進ADVANCEDコース向き。

これは当然ですが、長期留学すると大学受験の勉強はポッカリ空きますよね。もちろん国際コースからも合格者もいますが、少し考えてみましょう。

 

AO入試が主な大学への進路になってくると思うのですが、海外経験のある人って有利です。「長期留学してました、ドヤ〜〜〜!」と言ってもAO入試で効果薄ですが、そこで得たことをしっかり話し、「なぜこの大学で学びたいのか」が繋がっていれば早稲田でも慶応でも、いろんなところに合格可能性が出てきます。

 

AOじゃなくても公募推薦なんかだと、高校の平均評定4.0以上で英検2級……くらいの実績で上智大あたりは倍率低く狙えますし。評定を高めつつ英語頑張れば、どこの大学でも行けます。

ということで受け身でなく、自ら学ぶ3年間にしてください。

具体的なコース別の大学合格者は、以下のDATA BOOKに書かれています。

京都学園高校 DATA BOOK

 

国際コース 特待生制度

国際コースは留学のお金もかかるので、なんとか特待生制度を使って奨学金を支給して欲しいところ。京都学園高校には、『特別奨学生制度』があります。

推薦がもらえた生徒の特待生条件

さてその明確な基準ですが、推薦で受験する生徒のうち、学校の成績が以下の基準に達している場合は、授業料の全額もしくは半額が支給されます。

年間支給額 9教科成績の合計(どちらか)
3年間の合計 3年12月期
全額 ¥520,000 123 42
半額 ¥260,000 114 39

※基本的には3年間支給です。

 

9教科の成績でいうと、オール5なら合計が45ですね。それが3年間全部続くと、合計のマックスは「135」となります。国際コースの授業料全額支給が欲しければ、「123」を取れればOKですよ。平均して「41」の成績を3年間取り続けている必要があります。

 

1年生、2年生、3年生の成績が合計123になればOKですし、「1,2年はサボりました」という人は3年の12月期だけ「42」を取れば国際コースの学費が全額支給されます。めちゃくちゃ勉強して日々真面目に取り組んでいれば、『特別奨学生』として胸を張って国際コースに入学できます。

 

そこまでの成績に達していなくても、3年間で「114」(平均して「38」の成績を3年間取り続ける)かもしくは3年の12月期だけ頑張って「39」とれば半額支給です。

 

上記条件をクリアしなかった人の特待生条件

上記は推薦入試の生徒の話で、なおかつ成績がかなり高い人の特待生条件でした。

しかし、国際コースは学校の成績が上記基準に達しなくても、入試成績が良ければ特別奨学生になれます。

 

「国際コースを受験したい。自分だって特待生になりたいけど、そんなに学校成績がよくないよ」

「ずるい、推薦の人ばっかり。学園は第二志望だから一般で受けるんだけど、特待生で合格させてよ」

悔しがる女性

という人は必死で入試対策をして、以下の基準をクリアしましょう。

 

  1. 中学校の内申成績が、国際コースの推薦基準に達していること
  2. 英語の入試得点と、入試得点の5教科合計共に上位20%に入ること

 

この2つをどちらも満たせば、授業料の全額が支給されます。(半額支給の基準はなし。ゼロか全額か。)

 

まず、内申成績が国際コースの推薦基準に達しないといけないのですが、こちらの推薦基準は一般に公表していません。しかし、中3の12月の成績で、上述の「合格の目安」の評定があれば推薦可能性があると考えましょう。

 

2つ目の条件ですが、とにかく本番の入試で上位20%に入れよ、という話。5教科600点満点での順位だけでなく、英語単体の200点満点でも上位20%に入らなければなりません。

 

「難関の公立高校が第一志望で、第二志望に京都学園を受ける」という人も多いため、簡単ではありませんが、傾向が分かりやすいので最後まで対策をやりきれば十分に20%に入れるはずです。

京都学園の国際コースが第二志望だったとしても、「奨学生として合格したなら国際コースを選ぶ」という人もいるでしょう。

 

注意点!

しかしやはり私立なので、授業料の全額が免除されても他の会費やら何やらかんやらで年間¥500,000以上は普通にかかってきます。

まぁ確かに公立高校は安いですがその分ほったらかしで、進路指導とか適当なところも多いのは確かなので、いいものにはお金がかかっちゃうということでしょうか。

各種支援金制度をしっかり活用しましょう。

 

注意点!
特待生制度は、全て1次試験合格者のみ対象です。1.5次入試の合格生徒はどれだけ成績がよくても、特待生の対象になりません。

 

特進ADVANCEDコース 偏差値 53程度

特進ADVANCEDコースロゴ

特進ADVANCEDコースは進学実績で京都学園高校の顔となるコース。

国際コースは英語の勉強をバリバリしますが、特進ADVANCEDは大学受験のために全てをかけるイメージです。

 

国公立大学を中心に難関大学に行きたいなら特進ADVANCEDがオススメコース。自習室や発展講座など、そのための学習環境が揃っていますよ。

 

特進ADVANCEDコース 特徴

特進ADVANCEDコースの位置づけは、以下のようなもの。

東京大学、京都大学、医学部、大阪大学・神戸大学など難関国公立大学および京都府内国公立大中堅・地方国公立大学への進学を目指す

特進ADVANCEDコース概要

 

上の記述を見ても分かる通り、こちらのコースの最大の目標は国公立大学です。引用の部分でも私立大学の話は出てきませんよね。

 

もちろん私立大学もたくさん合格していますが、国公立大学に現役合格できるくらいの学力をつけるためのコースだと考えましょう。

 

3年間は月〜金の7時間授業

高倉塾からもたくさんの生徒が京都学園高校に進んでいますが、特進ADVANCEDコースに進んだ生徒は、「毎日朝早くから&夜遅くまでの勉強」に必死でついていっている印象。

補習で20:00以降も学校にいることは普通ですし、土曜も数英の小テストなど。

 

注意点!

なので、厳しい部活でフルに活躍するのはちょっと難しいときもあるかも。部活で活躍する生徒もいますが、基本的には勉強を中心に進めるコースです。

 

特進ADVANCEDの専用校舎

京都学園の特進校舎

特進ADVANCEDコース専用の校舎。集中して大学受験に向かって勉強できる。京都学園高校ウェブサイトより。

 

特進ADVANCEDは専用の校舎を持っていて、その恵まれた環境で高校生活を過ごせます。管理する側からすれば生徒が分かれているのはすごくやりやすく、特別に受験指導に力を入れやすくなります。

自習室も学年分け隔てなく使用できるし、各教科の担当先生も全て一つの職員室に待機しており、質問も非常にしやすくて素晴らしい校舎です

 

後述しますが、特進ADVANCEDとはいえ、入学時の偏差値はそこまで高くありません。そこから国公立合格まで狙うわけなので、学習環境の充実は学校側の大きな課題。専用の校舎を持っていることは、それを形で示している、ということでしょうか。

 

難関大学のための発展講座

特進ADVANCEDコースがイチ押ししているのが、数学のハイレベル講座の「超数学」。難関大学の過去問や詳しい解説を教師陣で作り込んで指導し、生徒にホワイトボードの前で解法を解説させる……といった取り組み。

 

高校1年生の段階から大学入試問題に触れるわけなので、特に数学が得意な生徒なんかはグンと長所を伸ばせそうです。

 

特進ADVANCEDコース 合格の目安

国公立大学をガンガン目指そう……という特進ADVANCEDコースの合格の目安は以下。

 

  • 主要5教科で評定が合計18程度
  • 模試の偏差値は53程度

 

くらいで十分に合格圏内です。もちろん、オール3くらいでも入試を頑張れば十分に特進ADVANCEDに合格を狙えます。上に書いたくらいの成績が取れれば、推薦が取れる可能性も高まります。(国際と同じく、一教科でも「2」があったら推薦はムリ)

 

最難関大学を中心に国公立大学を目指すわけですが、ご覧の通り、入学当初にはそこまで高い基準が求められていません。

 

もちろんこの基準を大きく上回って入学する生徒が多いわけですが、オール3より4をいくつか付け足すイメージで受験勉強と普段の成績向上に力をいれれば合格可能ですよ。

 

雑談タイム

インターネットとか模試会社の発表する偏差値とかだと、特進ADVANCEDの方が国際コースより上だったりしますが、

  • 国際コースの推薦基準は、英語の成績が「3」だとダメ
  • 国際コースは英語試験が少し違う
  • 特進ADVANCEDの方がちょっと倍率が落ち着く

ということから考えても、特進ADVANCEDコースの方が合格しやすいはずです。いろんな合格者のデータを見ていても明らか。

模試会社の発表は倍率とか合格率を参考にしないので、実情とちょっとしたズレが生まれるわけです。

 

推薦だったら上記の評定を狙っていき、もし足らなくとも入試対策を念入りにした上で、一般受験で受験しましょう。

 

特進ADVANCEDコース 倍率・合格最低点

そんな特進ADVANCEDコースの入試情報は以下です。

注意点!
1.5次入試も含む。1.5次入試とは、各高校一斉に行う1次入試と日程をずらした試験。推薦はなし。
推薦倍率
合格/受験
合格最低点
一般倍率
合格/受験
合格最低点
2016
年度
1.00
46/46
263/500
1.06
227/240
259/500
2017
年度
1.00
35/35
263/500
1.04
233/243
274/500

(※京都学園高校は、専願・併願の区別がありません。全て「一般」として処理します。推薦以外の受験生は、全員が「一般」で受験します。もちろん、一般で合格なら入学義務はありません。)

 

推薦の倍率は1.00で当たり前ですが、一般の倍率も高くありません。1.5次も混ざった数字なので正確というわけではないですが、キチッとした点数を取っていれば、合格率は高めだと考えましょう。

 

とは言っても私立高校は倍率より点数で切っていくパターンが多いので、特進ADVANCEDもだいたい260/500から280/500くらいの間で合格ラインを決めているのでしょう。

 

ということは、過去問を繰り返し解いておき、6割である300/500くらいを安定的に取れるようにしておかなければ安心できない……ということです。推薦ではなく一般で受験するのなら、300/500を目標に入試対策をしておきましょう。

 

転コース合格について

「一般」受験で特進ADVANCEDコースに不合格の場合、他のコースで転コース合格が認められます。

(「推薦」の場合はそもそも不合格にならない)

  • 国際、特進ADVANCED、特進BASIC各コースで不合格の場合、他のコースへの転コース合格が認められる場合があります。

転コース合格について

 

原則として、特進ADVANCEDコースに出願し、不合格だった場合は特進BASICコースで判定されます。

特進ADVANCEDコースで不合格だった多くの生徒は、特進BASICには引っかかっているので、安心して受験しましょう!

 

特進ADVANCEDコース 進学実績

特進ADVANCED合格者

国公立合格を掲げるだけあり、国公立合格者が抜け出しています。もちろん私立大学も受験しているので、私立もたくさんの合格者が。国公立だと京都大学も連続で合格者が出ています。

注意点!
国公立の合格者や上位層は、京都学園中学からの一貫生が活躍しています。その人たちに負けないようについていくことで学力を高めましょう。

 

合格者数を以下の表にまとめました。

卒業年 国公立 早慶上智
MARCH等
関関同立 産近甲龍佛 その他
2015年度 60 3 28 56 66
2016年度 40 2 16 46 53

(※こちらの大学合格者数のグラフは延べ人数でなく、大学ごとの実数です。つまり例えば「A君が神戸大学の法学部と経済学部と経営学部と文学部に合格したから神戸大の合格者数は5人」というカウントはせず、学部をどれだけ合格してもその大学の合格者数は1人です。一方、例えばA君が立命大と同志社大どちらも合格すれば、どちらも合格者1人ずつカウント。)

 

2016年度卒で全体的な合格者数が減少していますが、それはコース人数も20名ほど少なくなった学年だから、と言うのが大きな理由。

 

関東の人気私立などで言えば、2015年度は慶応・明治・東京理科大学に一人ずつ合格、2016年度は東京理科大学と明治大学に一人ずつの合格。

 

グラフでは産近甲龍佛の割合も高いですが、合格者の数なので実際に進学する人の割合は関関同立の方が高いと思われます。「国公立、もしくは関関同立に!」という気持ちが強い高校ですね。

注意点!
原則的に特進ADVANCEDコースは、指定校推薦などは使わずに大学受験することを想定しています。

これは特進ADVANCEDに限らないのですが、京都学園高校の特徴として、「中学時代にそこまで優秀な成績を取っていて無くとも、そこから伸ばしていく」ということになるので、今から頑張りたい人にはチャンスの高校。

詳細はDATA BOOKで。

 

特進ADVANCEDコース 特待生制度

もちろん国公立大学を中心に実績を出すことを使命づけられた、学校の顔となるコースなので、優秀な生徒には特待生すなわち『特別奨学生制度』があります。

推薦がもらえた生徒の特待生条件

まず、中学校の成績が一定基準を満たし、推薦にて入学する生徒にのみ適用される基準です。これは国際コースと同じ。

特進ADVANCED
年間免除額 9教科成績の合計(どちらか)
3年間の合計 3年12月期
全額 ¥520,000 123 42
半額 ¥260,000 114 39

9教科の成績がオール5なら合計が45。それを3年続ければ合計は最大で「135」。「123」を取れれば授業料の全額を支給。平均して「41」の成績を3年間取り続けるということ。

 

1、2、3年生の成績が合計123になればOKですし、「1,2年のときは全然勉強してませんでした」という人は3年の12月期だけ「42」を取りましょう!

 

3年間で「114」(平均して「38」の成績を3年間取り続ける)かもしくは3年の12月期だけ頑張って「39」とれば授業料の半額が免除されます。

注意点!
3年の12月期の成績で、どの教科でも「2」が一つでもあったらダメ!

 

この成績が取れていたのなら、偏差値的には上の高校に合格できたとしても、こちらに絞って京都学園の特進ADVANCEDコースの特別奨学生として入学するのも魅力的。3年間支給してもらいつつ、受験に向かって突き進めます。

 

上記条件をクリアしなかった人の特待生条件

上記は推薦入試の生徒のみに設けられた特待生基準でしたが、推薦だけでなく一般(併願)で受験する生徒の基準もあります。

また、推薦入試の生徒の中で上の成績に達しなかった人も、入試の点数によってチャンスあり。

 

その条件は、本番の入試得点の5教科合計で、上位20%に入ること。

注意点!
国際コースでは、「中3の12月期の評定が、国際コースの推薦基準に達していること」という条件がありましたが、特進ADVANCEDは評定関係なく、入試点数だけで判断されます。

 

単純に、500点満点の試験で特進ADVANCEDコース受験者の中の上位20%に入る。それだけで、特待生として合格します。この場合は、授業料の全額が給付されます。(こちらは半額の基準はなし。)

 

極端に言ってしまうと、中学校の成績が悪くとも、本番で上位20%に入れば3年間の授業料が支給される……という夢のある制度。

 

国際コースの場合は「中学校の成績が国際コースの推薦基準に到達していること」という条件があったり、5教科合計で上位20%に加え、英語の点数単体でも上位20%に入らなくてはいけません。そういう条件は設定されていないので、その点は特進ADVANCEDで少し楽な条件になってます。

 

とは言っても、授業料以外に年間¥500,000以上かかるので、国などからの各種支援金制度は活用していきましょう。

注意点!
1.5次入試の合格者には、特待生制度の適用は一切ありません。注意しましょう。

 

特進BASICコース 偏差値 50程度

特進BASICコースロゴ

特進BASICコースは京都学園高校の中でも最も人気のあるコース。志願者・入学者ともに最も人数が多い。

 

大学進学を狙って勉強を頑張りつつも、部活や課外活動に力を入れられるところがポイント。勉強面も、入学時の偏差値からはかなり伸ばしてくれるし、真面目にやるならBASICでも勉強面で問題なしです。

 

特進BASICコース 特徴

特進BASICコースのコンセプトは以下。

国公立大・関関同立大など難関私立大学および有名私立大学への進学を目指す。

特進BASICコース概要

 

後で進学実績を見ていきますが、主に国公立というより、「関関同立を目指して!」といったところ。

 

週3回の7限授業

特進ADVANCEDコースは平日は全て7限授業+土曜講座でしたが、特進BASICは週に3日のみ。土曜もお休み。

 

国際コースは長期の留学がありますし、特進ADVANCEDも毎日7限に土曜……と、本気で部活に時間をかけるなら特進BASICあたりに落ち着くはずです。

 

スポーツその他課外活動に全力で、なおかつ文武両道を追求するにはいいコースです。

 

雑談タイム

特進BASICで出願しても、入試の得点が取れれば特進ADVANCEDで合格することもあるのですが、それでも部活を考えて特進BASICに進学する人は毎年とても多いです。

サッカーする男の子

高校の3年間は部活だけに全力投球した、という人もたくさんいますし、それで大きく成長できます。自分は勉強を中心にしたいのか、部活にも力を入れたいのか……、どれも正解ですし、自分の心に問いかけてコースを決定しましょう。

 

 

特進BASICコース 合格の目安

特進BASICコースの合格の目安は以下の通り。

 

  • オール3あればOK。5教科に「4」が1~2個あればなおよい。
  • 模試の偏差値は50程度で十分合格圏。

 

といった感じ。例年、主要5教科の合計で16~17あれば推薦がもらえる可能性が高い。(「2」があったら推薦ムリ)

 

入学時の偏差値や学力はそんなに高いものは求められていません。偏差値50とは、ド真ん中の順位のこと。偏差値も45~50程度、評定も最低限とっておき、特進BASICへの受験に備えましょう。

 

特進BASICコース 倍率・合格最低点

例年の倍率と合格最低点は以下の通り。

推薦倍率
合格/受験
合格最低点
一般倍率
合格/受験
合格最低点
2016
年度
1.00
54/54
192/500
1.05
473/498
213/500
2017
年度
1.00
60/60
208/500
1.06
452/481
225/500

(※京都学園は専願・併願の区別なし。推薦か、一般の二択。一般は合格しても入学の義務なし。併願みたいなもの。)

 

京都学園高校は定員以上の合格者数をガンガン出すので、倍率は低め(とは言っても毎年30人くらいは不合格になる)。なので倍率というより点数の足切りで合否が分かれると考えましょう。

 

特進ADVANCEDでは6割弱(280/500くらい)が合格最低点ですが、特進BASICだと5割弱(240/500くらい)が合格最低点だということです。

 

あなたは、過去問を解いて確実にその点数が取れるでしょうか。本番は何が起こるか分からないので、何度も何度も問題集を解きましょう。

 

転コース合格について

特進BASICコースを受験した場合、転コース合格があります。

  • 国際、特進ADVANCED、特進BASIC各コースで不合格の場合、他のコースへの転コース合格が認められる場合があります。

転コース合格について

 

「一般」で受験した場合

一般で受験し、特進BASICに不合格だった場合、進学コースでの合否判定がなされます。特進BASICに不合格でも、多くは進学コースで合格するでしょう。

 

逆に、入試点数が良かった場合、特進ADVANCEDコースへ転コース合格になります。その場合、特進ADVANCEDに進むか、特進BASICに進むか自由に決めましょう

 

「推薦」で受験した場合

特進BASICの推薦をゲットした場合は、特進BASICに不合格にはなりません。しかし、「入試成績がよければ、特進ADVANCEDに合格したい」という人は、願書の「転コース希望欄」に◯をつけて出願しましょう。

逆に◯をつけない場合、成績が良くても特進BASICでの合格ですよ。

 

注意点!

しかし、「推薦」で特進BASICコースを受験し、転コース希望欄に◯をして特進ADVANCEDに合格した場合、必ず特進ADVANCEDコースに進まなければなりません

「部活やりたいから特進BASICだ!」などの考えがあれば、◯をつけないように。

 

特進BASICコース 進学実績

以下が特進BASICコースの進学実績。

特進BASICの合格実績

特進BASICの学力目標は、主に関関同立に合格できるレベル。偏差値で言うと55~60くらいでしょうか。

 

特進BASICコースは、入学時には偏差値50(ど真ん中の順位)くらいあれば十分合格できるのですが、中3の頃に偏差値50とるよりも高3で偏差値50取るほうが遥かに大変なので、そこで関関同立に合格するということは結構な努力が必要です。

 

高校側には、「スタートはそこから、生徒をそこまで持っていくぞ」という熱意があるということ。

卒業年 国公立 早慶上智
MARCH等
関関同立 産近甲龍佛 その他
2015年度 5 1 19 67 102
2016年度 4 0 10 43 107

年によって変化しますが、例年、指定校推薦の枠が関関同立レベルで20ほどでしょうか。評定なんかを高い水準でキープしていれば、推薦で進むことも可能です。ただ、学力としてのレベルをつけてほしいのが高校側の願いのようです。

 

雑談タイム

指定校推薦を活用しやすい分、「ADVANCEDよりもBASICにする」と考える生徒・保護者の方は多いです。

確かに、BASICで評定をしっかりキープすれば指定校もとりやすいでしょうし、高い評定+英検2級くらい取ればいろんな大学への道が開かれます。

大学

でもまぁ、人間は周りに流されやすいので、「あえて特進BASICにして、周りよりも評定を高く保つ」という作戦がうまくいくかは未知数。。真面目でコツコツできる生徒なら上手くいくと思いますが、ちょっとタラタラしてる性格なら特進ADVANCEDにブチ込んで鍛えてもいいんじゃないでしょうか(笑)。

 

国公立は京都府立大や地方国立大などの合格者も出ますし、その他で同志社女子や京都外国語大学など多岐に渡ります。多くは、産近甲龍佛の大学にしっかり合格しています。大学進学に向けて満足できるコース。

 

特進BASICコース 特待生制度

もちろん特進BASICコースにも特進特別奨学生制度はあり。頑張って奨学金をゲットしよう。基準は国際とADVANCEDと同じ。ただし、国際や特進ADVANCEDとは違い、入試成績による奨学生制度はありません

特進BASIC
推薦のみ
年間支給額 9教科成績の合計(どちらか)
3年間の合計 3年12月期
全額 ¥520,000 123 42
半額 ¥260,000 114 39

上記は基準が他のコースと同じ。「私は中学校の成績がかなりイイけど、特進ADVANCEDより特進BASICに進みたいです」という人も奨学金もらえるわけです。頑張りましょう。

 

推薦受験の生徒で、上の基準を満たした人だけ。一般受験の生徒は、特待生にはなれません。

 

これ以外にも年間¥500,000以上かかるので、各種の支援金制度は必ず活用してください。

注意点!
特待生制度、1.5次入試合格者には一切適用はありません。

 

進学コース 偏差値 42程度

進学コースロゴ

今は特進BASICの志願者の方が多いのですが、進学コースは長らく1番人気のあるコースでした。

 

大学合格レベルの学力を追い求めつつ、部活・課外活動にはどのコースよりも全力で取り組める魅力的なコースです。京都学園高校の熱心な部活では、このコースの生徒が活躍しています。

 

コースコンセプトは以下。

産近龍佛など有名私立大学への進学を目指す

進学コース概要

 

「大学に進めればいい」というわけでなく、学力の伸長は大きなテーマとなっています。進学コースから国公立合格する人も毎年いるので、あなどれないコースです。

 

進学コース 特徴

課外活動に嬉しい6時間授業

進学コースは基本的に6時間授業です。7時間授業はないので、部活動のエースには向いてるコース。習い事など課外活動を活発にしたい人にもベスト。

 

4年制大学を目指せる環境

入学時の偏差値はそこまで高くないものの、4年制大学へのこだわりを強く持っています。

4年制度大学への進学率は7割近くで、その他は専門学校など、自分の学びたい道へ進みます。3年生では放課後の入試対策講座など、進学コースを選択した人も、受験面でのサポートは整っているので安心。特進コースと同じく、自習室なんかも充実。

 

進学コース 合格の目安

で、進学コースの肝心の合格の目安は以下のもの。

 

  • 学校の評定はオール3あればカンペキ。2が何個かあってもOK
  • 模擬試験は42程度あれば望みあり

 

という風に考えましょう。

 

学力的にはそこまでハードルが高くない進学コースですが、最近は人気もあってちょっとずつ基準が上がってきた感じです。それでもオール3ない生徒も本番試験でちゃんと点を取れば受かります。過去問って大事ですね。

 

進学コース 倍率・合格最低点

進学コースの例年の倍率と合格最低点は以下の通り。

推薦倍率
合格/受験
合格最低点
一般倍率
合格/受験
合格最低点
2016
年度
1.00
114/114
176/500
1.08
524/565
193/500
2017
年度
(1.00)
92/93
182/500
1.10
365/402
200/500

(※京都学園は専願・併願の区別なし。推薦か、一般の二択。一般は合格しても入学の義務なし。併願みたいなもの。)

 

一般受験の場合、特進BASICでは5割弱が合格ラインでしたが、進学コースだと4割ちょっと(200/500)が合格ライン。

 

京都学園の先生の話でも、「進学コースの合格基準はちょろっと上がってきている」ということでしたので、不合格者はチラホラと出て来る状況になってくると思います。

 

とはいっても、不合格になるのは点数が200/500を取れなかった場合。倍率なんかは気にせず、過去問解いて、それくらいの基準をキープできるのか?が合否の分かれ目。

 

独学でも十分可能ですが、ちょっと難しそうな人は塾に行きましょう。それで多くは解決するのではないでしょうか。

転コース合格について

進学コースを受験した場合、特進BASICへ転コース合格できる可能性があります。

 

「一般」で受験した場合

一般で受験し、入試成績が優秀であった場合、特進BASICコースへ転コース合格できます。

特進BASICに行きたいと思った場合のみ、特進BASICコースに進みましょう。

 

「推薦」で受験した場合

推薦で受験する場合で、「特進BASICに合格したい」と考える場合、願書の「転コース希望欄」に◯をつけてください。

◯をつけて特進BASICに合格した場合、特進BASICへの入学が決定します。進学コースがいい場合は、◯をつけないようにしましょう。

 

進学コース 進学実績

進学コース卒業生の進路の様子は以下。

進学コース大学合格者数

どちらかというと勉強が得意というわけでなかったり、スポーツなどの方に才能がある生徒が多いですが、「進学」コースと言っているだけあり、基本的には大学進学を目指して勉強です。想像以上にマジメに勉強に取り組む生徒が多い印象。

卒業年 国公立 早慶上智
MARCH等
関関同立 産近甲龍佛 その他
2015年度 1 0 9 20 81
2016年度 1 0 7 18 91

(※こちらの大学合格者数のグラフは延べ人数でなく、大学ごとの実数。例えば「A君が龍谷大の法学部と経済学部と経営学部に合格したから龍谷大の合格者数は4人」とは数えません。学部をどれだけ合格してもその大学の合格者数は1人です。一方、例えばA君が龍谷大と京産大どちらも合格すれば、どちらも合格者1人ずつカウント。)

 

基本的には、産近甲龍佛が多くの生徒の学力目標。一般入試で関関同立に合格できたらスゴイ、という雰囲気です。その中でも注目するべきは、「進学コースでもその気になれば国公立大学に合格できるのだよ」というところでしょう。

 

もちろん東大や京大といったレベルは難しくなりますが……、地方の国公立なら頑張れば推薦制度などを活用すれば合格できるかもしれません。

 

また、進学コースの生徒の多くは、指定校推薦公募推薦入試を活用して大学進学します。

部活動で活躍しながら、有名私立大学への公募推薦入試指定校で確実に現役突破を目指すコース。

DATA BOOKより

 

つまり、内申点を取りやすい進学コースでマジメに成績をとっておけば、受験戦争に真っ向勝負せず、推薦で大学に進める道がたくさん準備されているということ。

 

進学コースでも4年制大学なら、「大学に行きたい!」と望んで自分なりに勉強すればほぼ確実に進学することができるはずです。

 

自分の将来を考えて専門学校に進んだり就職したりという選択肢も可能ですし、可能性が広がっているコース。

 

進学コース 特待生制度

進学コースにも特待生基準があります。どの私立も奨学金の制度はありますが、多くは特進コースにのみの設置。京都学園高校はどのコースにも基準を設けてる点で珍しい。

進学コース
推薦のみ
年間支給額 9教科成績の合計(どちらか)
3年間の合計 3年12月期
全額 ¥520,000 123 42
半額 ¥260,000 114 39

進学コースの特待生制度は、推薦入試の生徒で、なおかつ上記基準を満たした生徒のみ。一般受験では特待生制度がありません。

注意点!
1.5次入試の生徒には、特待生基準は一切ありません。

 

特待生になれてもなれなくても、各種の支援金制度を活用して私立へ通いましょう。

 

京都学園高校の説明会に行ってみよう

何回か書いてきましたが、京都学園高校は、「入学時の偏差値は高くなくとも、そこから3年間で伸ばす」という点が印象的です。最終的な成果は学校によらずに自分の意思とか努力、つまりは勉強量ですから、伸びる生徒はここで頑張って今よりも上を目指しましょう。

 

「今は自分の能力は高くないけど、充実したサポートを受けつつ力を伸ばしたい」と思うなら、頑張って入学し、ここで学力を伸ばしてください。

 

説明会は毎回熱が入っていることで有名なので、ぜひ参加してみましょう。

説明会 オープンキャンパス

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください