【花園高校】の偏差値など詳細を全て、京都のベテラン塾長が解説します!

花園高校進路実績

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花園中学高等学校ウェブサイトより

京都の花園高校は明治5年創立と、京都の私立の中でも歴史ある高校。毎年2,000人近くが受験し、大学へも次々と人気大学に合格者が出てきます。

 

臨済宗の高校で、「禅の精神」を教育理念に据えており、学校案内なんかでも「禅」の言葉がよく見られます。

 

高校生活を充実させるには精神面の安定も大切ですし、目標の大学へ進むにも高い集中力が必要。そんな力を身につけるためにも、落ち着いた心を鍛えつつ3年間を送ることは魅力的な選択肢となるでしょう。

 

実際に進学した高校生もとても楽しそうですし、花園高校のオープンキャンパスに行った中学生も好印象を持って帰ってきます。今回はその花園高校の秘密を少しでも理解してもらえればな……と願いつつ書いていきます。

 

そんな花園高校のイメージは、以下のYouTubeにて。

ご覧の通り、学習環境が整った素晴らしい高校。今回は、そんな花園高校への受験を考える生徒や保護者の方が「花園高校ってどうなの?」と感じる疑問点を全て答えていくつもりですので、受験を考える人は是非御覧ください!

 

※花園高校は他の私立高校に比べても、ウェブサイトが分かりやすく、詳しく設計されています。希望者はぜひ熟読しておいてください。

花園高校 ウェブサイト

 

花園高校は自転車で通いやすい立地。

JR花園駅から徒歩7分、京都学園高校や山城高校のすぐ近くで、京都在住の多くの方は簡単に行ける場所にあるはず。

 

そもそも京都は狭いので自転車だけで主要な場所はいけますよね。JRを使うならば京都駅から花園駅もすぐですし、通塾には困らない範囲に住んでいる人が多いでしょう。

 

阪急西院駅からもスクールバスが出ているみたい。

阪急京都線西院駅よりスクールバス運行しています!

交通アクセス

 

周辺に山城高校と京都学園高校、両洋高校……など、人気高校がたくさんあるのもいいポイント。近くの高校を見つつ、切磋琢磨しあえる環境にあるのではないでしょうか。

特進A,特進B,進学カルティベートの3コース

花園高校には3つのコースが用意されています。以下の3つから自分にあったコースを選びましょう。

 

  • 特進Aコース
  • 特進Bコース
  • 進学カルティベートコース

 

偏差値的にも、進学目標的にもコース間で幅があるので、比較的コースを選びやすそうです。

 

花園高等学校には「特進Aコース」と「特進Bコース」、「進学カルティベートコース」という3つのコースがあります。

特進Aコース、特進Bコースの違いは、国公立大学を目指すのが特進Aコース関関同立をはじめとする難関私立大学を目指すのが特進Bコースです。

進学カルティベートコースは、「耕す・育てる」という意味の独自の進学コースです。産近龍佛をはじめとする4年制私立大学を目指すコースです。

花園高校 コース紹介

 

各コースの目標進学先は大まかには上記の通り、

 

  • 特進A……国公立
  • 特進B……関関同立
  • 進学カルティベート……産近甲龍佛

 

となっています。具体的な進学先の割合は、以下のような感じ。

花園高校進路実績

各コースにより、進学のための作戦や勉強への比重の置き方も変わってくるので、「自分がどんな高校生活を送りたいのか」を慎重に考え、コース決定しましょう。

 

以下より各コースの特徴・目安の成績などを偏差値順に記載しますので、高校選びに役立ててください。

特進Aコース 偏差値60程度

まずは最も勉強中心、進学実績に自信を持った特進Aコースから!

 

3年間を通して、学力に関しては高いレベルを求められる特進Aコースですが、

  • 国公立
  • 関関同立

あたりの難関大学を将来の視野に入れる生徒は是非とも入りたいコースです。

特進Aコース 特徴

京大・阪大・神大を始めとする国公立大学現役合格と「次世代のトップ」を目指す特進Aコース

 

とあるように、特進Aは「いかにして国公立大学に合格するか……」という明確な目標を持ったコース。そのために3年間さまざまな取組を行っています。

 

独習会

「独習会」は特進Aコースの取り組みの中心となっているよう。まぁカンタンに言うと、担任や教科担当者の管理の下に行う自習ですね。

 

放課後、土曜、祝日、長期休暇などの時間に行います。京大阪大神大あたりに合格するには、先生のサポート以外に自ら積極的に学ぶ姿勢が必要なので、その力を高めるために打ってつけのトレーニングかもしれません。

 

以下は花園大学の校舎を借り、特進Aコース全学年で集まって行った独習会の様子

花園高校の独習会の様子

1~2年生からすれば、受験間近の3年生の必死な姿を見つつ勉強できるのはいい経験になるはず。そんな環境にいれば、じきに勉強が苦でなくなってくるでしょう。

 

あとは独習合宿もあり。1年生はいきなりの4月に1泊2日、2年生は7月に3泊4日、3年生は7月に5泊6日で実施。3年生は1週間近く、1日12時間以上の独習合宿を乗り越えられるようになっているとのこと。

 

高校にもかなり充実した自習室もあるので、12時間くらいならラクに独習できるようになるはずですよ。

花園高校の自習室

「いつでも集中して勉強できる環境がある」というのは、生徒や保護者の方にとっても大きなポイントみたいです。

普通の中高生は「10時間も独習しなさい」なんて言われたら「ヤダ」と思いますよね。

 

 

でも中には、「花園の特進Aは厳しく勉強できる環境だから、ここで思いっきり頑張りたい!」と本気で考える生徒もたくさんいることに驚きます。

 

 

中学生のうちから将来のことを考えて、あえて厳しいところに行こうとする生徒が集まるわけなので、勉強したい人には最高の環境だと思います。

 

 

人を成長させるのは周りの環境だったりするので、その点では申し分ないコース。

 

 

まぁ、10時間くらい集中力が持たないようでは大人になっても大したことできないので、高校生のうちに鍛えておくのは有意義ですね。

充実した勉強スケジュール

特進Aコースの1年生の週間スケジュールはこんな感じ。(スマホの方で見にくい方は横スクロールしてみてください。)

8:30~ 早朝テスト 休日
(模試や
部活)
1限 LHR 数学A 体育 国語 情報 独習会
EX講座
Aコース講座
模試
部活
~18:00
2限 宗教 英語表現 化学基礎 英語表現 情報
3限 数学A 地理A 生物基礎 芸術 C英語Ⅰ
4限 体育 C英語Ⅰ 国語総合 芸術 英語表現
5限 C英語Ⅰ 保健 英語表現 数学Ⅰ 国語総合
6限 国語演習 生物基礎 数学Ⅰ 世界史A 地理A
7限 数学Ⅰ 国語演習 化学基礎 世界史A
EX講座・独習会・部活
~19:00  ☓

※EX講座……実力養成のための受験対策の時間。

※Aコース講座……積極参加型のグループワークやプレゼンテーションの時間。勉強ばかりでなく、将来求められる他の力も伸ばす。

 

クラス編成は成績順だし、数英なんかはグレード別授業で、毎回の定期考査ごとにクラスが入れ替わり。厳しい環境で勉強できますね。

 

早朝テストから始まり、部活を除いても毎日19:00くらいまでは勉強で、土曜もフル稼働。あと、自習室は7:00~20:00まで開いてる。さぁ、死ぬまで勉強しましょう。

注意

どの私立の特進コースでもそうですが、部活はちょっと制限的。必修の取り組みがあれば、部活よりも優先しなければなりません。

 

「受験勉強をがんばる」ため、ゆるめの部活に入っておくのもオススメです。

 

どうしても部活で活躍したい生徒は、特進Bが選択肢になるかもしれません。

特進Aコース 進学実績

具体的な生徒の進学割合は以下のグラフ。(2016年度卒業生)

花園特進A進学実績

上のグラフで分かる通り、2016年度卒業生は、4割弱が国公立大学に進むことになりました。以下に表でもまとめてみます。

(スマホの方は横スクロールしてくださいね)

卒業年度 国公立 関関同立 産近甲龍佛 その他4年制 進学準備等
2015
(54名)
26名
48.1%
10名
18.5%
5名
9.3%
4名
7.4%
9名
16.7%
2016
(43名)
16名
37.2%
11名
25.6%
3名
7.0%
6名
14.0%
7名
16.3%

2016年度は既卒生を含むと、22名が国公立大学合格。2016年度の国公立合格大学は、

  • 大阪大学
  • 神戸大学
  • 滋賀大学
  • 名古屋大学
  • 九州大学
  • 京都府立大学
  • 京都府立医科大学
  • 大阪府立大学

……などなど。阪大、神大、府立医科大学は医学部合格。

京大へも、今年度は0ですがほぼ毎年合格者を出しています。

 

「その他4年制」にも京都薬科大学、同志社女子など人気大学への進学があるので、合格実績的には文句なしかな……と思います。

 

花園の特進Aを目指す生徒は「しっかり勉強頑張る!」という気持ちの強い生徒たちなので、理想を言えばトップの4割くらいに入り、どこでも自分の思う進路へ進めるように頑張って欲しいところ。

注意

基本的に、特進Aには指定校推薦の枠はありません。大学受験の勉強を必死で進めるのが前提のコースです。

特進Aコース 合格の目安

実際にどのくらいの成績・学力があれば花園の特進Aに進めるのか…というと、以下がおおよその基準。

  • 内申点が5教科計22くらい
  • 模試の偏差値60程度

5教科合計で22というと、オール4に「5」が2つ。得意科目の2つは「5」にしておきましょう。9教科合計では40以上あれば最高ですね。

 

以上の基準は3年生の12月くらいに出る成績だけでOKです。多くの私立高校はそうですが、公立高校と違って1年生と2年生の成績は関係ありません

 

併願だともう少し必要ですが、だいたい上記の成績をクリアしていけば合格率はかなり高くなります。

 

ちなみに、特進Aコースの合格者平均の評定は9教科合計で38.7。ただ、そこまで評定が高くなくても当日の入試で逆転できますよ。

何人かは、オール3以下で特進Aに合格しました(もちろん猛勉強)。

MEMO

特進Aコースは、「推薦」という制度がありません。しかし、内申点を高く取っていれば、専願や併願でも高く評価してもらうことができますので安心。

 

※その代わり「特別選抜」という出願方法があります。後述。

もし、「私は3年間で、5教科は23~24くらい毎回取ってるわよ」という人がいれば、「特進Aコース特別選抜」という制度で受験できるかも。

特進Aコース特別選抜とは?

特進Aコース特別選抜は、もはや試験も受けずに作文と面接だけで合格する受験タイプ

 

「どうしても花園の特進Aで勉強したい!」という強い気持ちを持ち、中学校の成績も優秀だった場合はこのタイプで受験しましょう。

目安としては、

  • 1年学年末
  • 2年学年末
  • 3年2学期

の5教科の成績が全て5段階で23~24くらい(オール5なら25ですよね)。これだけ成績が安定していて、なおかつ花園特進Aが第一志望なら、当日は作文と面接のみでOKです。

特進Aコース 倍率・合格基準点

特進Aコースの試験の参考になる、倍率と合格最低点の一覧表。

他の私立と日程を合わせた第一回と、日程をずらした第二回があります。第二回試験は、国数英の3教科試験。

専願倍率
合格/受験
合格基準点
併願倍率
合格/受験
合格基準点
第2回倍率
合格/受験
合格基準点
2016
年度
1.41
22/31
310/500
1.36
148/201
330/500
1.26
188/236
196/300
2017
年度
1.25
20/25
310/500
1.33
129/172
330/500
1.16
156/181
190/300
注意

第二回入試でも専願で出願可能ですが、上の表の数字は併願のもの。

第一回で特進A不合格でも、第二回でリベンジ可能。その場合、合格基準が優遇される

青字の「合格基準点」はボーダーラインだと考えましょう。これ以下だと不合格になるかも。(ただし、内申点が上記の合格の目安くらい取れていれば、多少は大丈夫。逆に、内申点が低い場合でも当日で逆転可能。)

 

年度によって基準となる点は違うので、2016年度と2017年度の問題を解いてみて、その点数が取れるかどうか試してみてください。

取れるまでトレーニングすることが、特進Aへの近道。まぁその他の年も同じような基準なので、過去問を手に入れられるだけ取り組みましょう。

(特進AもBも問題は同じ。)

 

もちろん、願書に書きさえすれば、特進Aが不合格でも、特進Bや進学カルティベートでは合格できますよ。

 

特進B合格になっちゃったり、どうしても納得できない場合、第二回試験も受験して再チャレンジだ!第二回は国数英の300点満点。

特進Aコース 特待生制度

花園高校の特待生制度は、以下の記述の通り。

本校では奨学生制度を設けております。適用されるのは、「特進Aコース合格者」「強化クラブ推薦者」「兄弟姉妹在籍者」のいずれかの条件にあてはまる方のみです。ご希望の方は事前に当校までお問い合わせください。

奨学生制度

 

兄弟姉妹が在籍していると、兄や姉の方に¥150,000支給。

部活での奨学金については、顧問の先生に聞きましょう。

 

そして、肝心の「特進Aコース合格者」の奨学生は、大きく分けて2つ。

  • 中学校の評定による特待生合格
  • 当日入試成績による特待生合格

があります。以下に2つ分けて説明します。

(特進Aコースの生徒の、約70%は特待生です。あなたもその中に入ろう。)

 

詳しい花園高校の学費については、以下のリンクを読んでください。

花園高校への入学手続きと学費について

中学校の評定による特待生合格

まず、中学校の成績が良かったら特進Aの特待生になれるパターン。以下の①と②のいずれかの成績を取っていれば、3年間に渡って奨学金が支給されます。

(スマホの方で見にくい場合は、表を横スクロールしてみてください。)

特待生名称 年間支給額 ①中学3年間
5教科内申合計
②中3の12月期
5教科の内申合計
専願 全額奨学生 ¥50,0000 70 24
半額奨学生 ¥25,0000 68 23
併願 半額奨学生 ¥25,0000 69 24

上の表の①は、

  • 1年学年末
  • 2年学年末
  • 3年12月期(2学期)

の3つの5教科合計の数字。国数英理社の5教科がオール5なら「25」で、3つ全部オール5なら「75」ということ。

専願は3つ全部で「70」越えれば全額奨学生、「68」越えれば半額奨学生。

 

併願の人は、「69」を越えれば半額奨学生に。

 

「ええ〜、1年と2年にサボりすぎたから成績悪い。」という人は、中3の12月に出る成績で一回だけ「23」「24」以上を取ると、半額や全額特待生で入学できます

 

「学校の成績はかなり高い」という人は特進Aコースに特待生として進むのも素晴らしい選択。

当日入試成績による特待生合格

「そんなに成績はよくない。特待生は無理かな」という人も諦めてはいけません

 

特進A合格者のうち、入試の成績優秀者は特待生としての待遇を受けることができるようになっています。

  • 当日の入試得点率80%以上(400点以上)……全額奨学生に。
  • 当日の入試得点率75%以上(375点以上)……半額奨学生に。

「中学校の評定による特待生合格」は、併願だと半額特待生のみでしたが、こちらは基本的に誰でもOK。併願の人も、全額特待生になれるかもしれません

 

特進Aコースの合格者平均が70%(350点)くらいなので、合格者の中でもある程度上位に食い込むぐらい。

 

花園高校の過去問、そんなに難易度が高いわけではありません。高倉塾からも特待生はたくさん出ています。

「特進Aで勉強したい」という気持ちが強いのなら、ひたすらに対策をして特待生を勝ち取ってくださいね。

特進Bコース 偏差値54程度

次は、特進Aコースよりもちょっと勉強に余裕ができる特進Bコース。

文武両道を制限なく追求できるコースで、進路のイメージは

  • 関関同立
  • 産近甲龍佛

といったところ。

 

特進Aと違い、受験勉強以外に指定校推薦で大学進学する選択肢があるのは魅力的。

特進Bコース 特徴

関関同立をはじめとする難関私立大学への現役合格と、多様な夢の実現を目指す特進Bコース

とウェブサイトに書かれているように、基本的には関関同立レベルの進学を目指していこう……というコース。

3教科重点のカリキュラム

特進Aコースは「国公立だ!」という目標ですが、特進Bコースは私立大学への進学を前提にカリキュラムが組まれています。

 

国公立だと受験科目も増えてきますが、多くの私立大学は3教科で受験可能。文系は国社英、理系は数理英。当然、特進Bコースは3教科を重点的に学習していきます。

 

やっぱり部活にも全力で取り組めるのが特進Bコースの魅力ではあるので、教科を絞ったカリキュラムで学べるのは非常にありがたいところ。

充実した指定校推薦枠

ここが特進Bコース1番のセールスポイント。指定校推薦枠がたくさん用意されているので、大学受験勉強をしなくとも、学校の評定をマジメに取っていれば推薦で人気大学へ進めます

京都に住んでいれば、大学進学を考えて「まぁ関関同立産近甲龍佛くらいに入れたら嬉しいのにな……」と考える生徒や保護者の方がたくさんいます。

 

 

しかし、高校は学習レベルも上がり、部活なども忙しい。そんな中に大学受験なんて不安だ〜!ということで、「指定校推薦で大学進学できそうな高校」はけっこう人気です。

 

 

その点で花園高校は魅力的。年によっては関関同立レベルでも枠が余っちゃうくらいなので、学校の成績さえしっかり取れれば大学進学はある程度は期待できます。

指定校推薦枠の詳しい内容は後述。

特進Bコース 進学実績

具体的な生徒の進学割合は以下のグラフ。(2016年度卒業生)

花園特進B合格実績

特進Bコースで、関関同立合格割合が40%というのは、非常に多い部類。指定校推薦を活用して進学する生徒がほとんど。

 

以下に、年度ごとの一覧表を。(スマホで見にくい方は、表を横スクロールお願いします。)

卒業年度 国公立 関関同立 産近甲龍佛 その他4年制 進学準備等
2015
(137名)
1名
0.7%
38名
27.7%
32名
23.4%
40名
29.2%
26名
19.0%
2016
(60名)
0名
0%
24名
40.0%
13名
21.7%
12名
20.0%
11名
18.3%

特進Bコースの場合、成績上位クラスは早々と指定校推薦で関関同立あたりの大学へ決まっていきます

そもそも推薦で進むことは想定されているので、当然の結果かもしれません。

 

成績ではその次あたりに位置する生徒が、一般入試で関関同立あたりに合格していく、という感じの構成になっています。

ただまぁ、一般受験でこのレベルに合格する生徒は10名未満といったところです。

 

参考程度に関関同立系統の指定校推薦の数はだいたい、

大学名 関大 関学 同志社 立命
枠数 10 11 11 21

という具合。これ、生徒数で考えればめちゃくちゃ多い方です。

 

合わせて50あるとすれば、100名卒業生がいたとしても、半分の人数の枠があることに。ここが、花園高校の特進Bを強くオススメできる大きな理由。

 

これは年によって変化するので、あんまり固定的に考えないことが大切。学部により、理系選択の生徒しか取れなかったり、文系選択の生徒しか取れない枠があります。

注意

ただもちろん、関関同立あたりに指定校推薦で進もうと思うなら、平均評定は4.0以上取っておかないとダメですよ。

つまり、大学受験しなくていい代わりに学校の成績は取れということ。

例年、上記の枠が余ることも珍しくありません。関学が遠いので敬遠されたり、学びたい学部がなかったり。

特に理系の枠が余ることが多いみたい。

 

もちろんその他の進学先も、同志社女子や薬科大学、歯科大学など充実した進路がありますし、看護大学や体育大学など専門的な道へ進む生徒も多くいます。

特進Aコースよりも多様な道に分かれている印象です。

 

一方、どうしても国公立大学に入りたい場合は、2年生進級時に特進Aコースに変更できるくらいの学力をつけておいてくださいね。

特進Bコース 合格の目安

特進Bコースの気になる合格の目安は以下の通り。

  • 学校評定がオール4弱
  • 模試の偏差値は54くらい

中3の12月期の成績でオール4あるかないか……くらいならば推薦がもらえるレベルです。塾や中学校の先生に確認してみましょう。

 

だいたい特進B合格者の平均が、9科合計で34くらいなので、花園の特進Bに進みたい中学生はひとまずこの数字を目指しましょう。

オール4で36だから、オール4弱。

 

もちろん当日の入試で得点を取れれば文句ないですよ。当日頑張って、オール3を大きく下回っていても特進Bに合格した生徒は結構います。諦めずに過去問解いて頑張ろう!!

特進Bコース 倍率・合格基準点

では特進Bコースの倍率や合格の基準となる得点の一覧表を。

他の私立と日程を合わせた第一回と、日程をずらした第二回があります。第二回試験は、国数英の3教科試験。

専願倍率
合格/受験
合格基準点
併願倍率
合格/受験
合格基準点
第2回倍率
合格/受験
合格基準点
2016
年度
1.07
45/48
230/500
1.17
226/264
250/500
1.34
85/114
160/300
2017
年度
1.12
41/46
230/500
1.16
158/184
250/500
1.36
74/101
160/300
注意

第二回入試でも専願で出願可能ですが、上の表の数字は併願のもの。

第一回で特進B不合格でも、第二回でリベンジ可能。その場合、合格基準が優遇される。

特進Aと問題は同じですが、合格基準点が少し落ち着いた感じです。

年によって多少変わったりすると思いますが、併願でも半分(250/500)取れば合格可能です。

 

ただ、安定的に250/500を取りたければ、過去問の繰り返しは絶対に必要。半分取れる実力をつけてから、当日入試にチャレンジしよう。

 

もちろん、上記で出ている不合格者の中でも、ほとんどが進学カルティベートでは合格していますよ。

特進Bコース 特待生制度

花園高校の特待生制度は、以下の記述の通り。

本校では奨学生制度を設けております。適用されるのは、「特進Aコース合格者」「強化クラブ推薦者」「兄弟姉妹在籍者」のいずれかの条件にあてはまる方のみです。ご希望の方は事前に当校までお問い合わせください。

奨学生制度

 

兄弟姉妹が在籍していると、兄や姉の方に¥150,000支給。

 

学業面での特待生制度は、特進Aコース在籍者のみ。全額なら¥500,000、半額なら¥250,000が毎年支給されるため、もし希望するなら特進Aコースを狙うことも考えましょう。

 

具体的な学費については、以下のリンクが詳しいです。

花園高校への入学手続きと学費について

進学カルティベートコース 偏差値42程度

進学カルティベートコースは、「4年制大学を目指すぞ!」という文系中心のコース。クラブ活動や課外活動を思いっきり頑張りつつも、大学進学を目指せる文武両道コース。

 

進学先の主な目標としては、産近甲龍佛レベルの大学。学校の勉強を頑張りつつ、指定校推薦を中心に大学受験を戦っていくイメージです。

進学カルティベート 特徴

学習と課外活動との両立で人間性を磨きながら多様な学びにより4年制私立大学進学を目指す進学カルティベートコース

という指針の通り、「部活を中心とした課外活動を思いっきりしたい人は、進学カルティベートコースへ!」ということ。

 

そのために3年間を情熱を持って過ごし、最後は笑顔で希望した進路に進みましょう。

基礎力を再確認できるカリキュラム

大学へ行くにしても社会に出るにしても、土台となる基礎学力は本当に大切。

 

特進AやBはそのまま高校の内容に入っていきますが、進学カルティベートは中学のレベルに戻って基礎部分を確認できるのがありがたいところ。

 

もちろん卒業までには高校で学ぶべき内容は定着できますが、まずは基礎を固める時間を取ることで、効率の良い勉強を実現していこう……という狙いです。

部活等との両立が大前提の学習環境

繰り返しになりますが、「部活などに全力を尽くしてもいいよ!」というのが前提にあるのが進学カルティベート。

もともとEX講座などの実力養成講座も、部活で無理なら別途対応してくれる……などの細かいサービスが売り。

 

3年生になっても7割くらいの生徒が部活動に全力を注いでいるので、「高校は部活や課外活動に全力。でも大学にも進学するぞ!」という生徒には強くオススメできるコースです。

 

トップ層なら人気大学合格も可能なので、「私は学校の成績はしっかり取れる」という人は進学カルティベートで充実した生活が送れるはずです。

進学カルティベート 進学実績

進学カルティベートコースの進路実績は以下のとおり(2016年度卒)。

進学カルティベート合格実績

コースの目標学力としては産近甲龍佛レベルですが、一般受験でその関関同立レベルの合格者もあり。自分次第で可能性の広がるコースだと言えそうです。

 

進学先を表にすると以下のようになります。(スマホで見にくい方は横スクロールお願いします)

卒業年度 関関同立 産近甲龍佛 その他4年制 短大・専門 進学準備等
2015
(154名)
1名
0.7%
25名
16.3%
73名
47.1%
42名
27.5%
13名
8.4%
2016
(193名)
4名
2.1%
33名
17.1%
91名
47.2%
42名
21.8%
23名
11.9%

数字で見ると、約70%の生徒が4年制大学に進んでいることに。

課外活動との両立を実現しつつ、自分の学びたい進路に進んでいます。

 

なので特に4年制大学にこだわらずとも、短大はもちろん、看護や美容、料理に簿記、ITなど様々な専門学校へ進学しています。勉強にちょっと余裕が出る分、自分のやりたいことを見つけられる3年間なのかもしれません。

 

そして大きなポイントは、産近龍佛レベルの指定校推薦が取れること。

そのレベルだと上位20%近くには入らないと厳しいわけですが、学校の成績をしっかり取ることに集中していれば全く不可能ではありません。

進学カルティベート 合格の目安

進学カルティベートに合格したい!という強い気持ちを持つ人のために、合格の目安を書くとすると……、

  • 中3の12月頃にオール3を取る
  • 模試の偏差値は42くらい

あれば十分といったところ。

まぁ、2がいくつかあってもOKですので、学校の評定に自信のない人は過去問を解き続けて当日で挽回しましょう。必ず挽回できます。

 

「2がいくつかあってもよい……」と書いたように、4年制大学を目指しつつも部活と課外活動に命をかけて多様な進路を実現するコースなので、そこまで成績の心配をすることはありません。

 

進学カルティベートの合格者の平均で言うとオール3を越えるのですが、正直に言えば9教科合計で20も無かった生徒が合格したこともあります。オール2にちょろっと3があるくらい。

 

「オール2にちょろっと3があるくらい」という成績だったとしても、本気で合格したいなら先生についてもらって全力で試験対策してください。

進学カルティベートコースの問題は少し簡単になっているので、必死でやれば絶対に大丈夫。もし一回目の試験で無理でも、日程をずらした二回目で再チャレンジすれば高確率で合格できる

 

しかも、進学カルティベートは当日試験が国数英の3教科。理科と社会がなく、対策もしやすいかも。

進学カルティベート 倍率・合格基準点

気になる進学カルティベートの倍率と合格ラインは以下の表です。

他の私立と日程を合わせた第一回と、日程をずらした第二回があります。第二回試験は、国数英の3教科試験。

専願倍率
合格/受験
合格基準点
併願倍率
合格/受験
合格基準点
第2回倍率
合格/受験
合格基準点
2016
年度
1.06
119/126
150/300
1.01
445/448
160/300
1.13
124/140
165/300
2017
年度
1.14
88/100
150/300
1.02
366/374
160/300
1.09
128/140
161/300
注意

第二回入試でも専願で出願可能ですが、上の表の数字は併願のもの。

第一回で進学カルティベート不合格でも、第二回でリベンジ可能。その場合、合格基準が優遇される。

一見すると倍率がとても低いのですが、やっぱりそれでも不合格者は必ず出ます。

進学カルティベートの場合、オール3あれば、対策を怠らない限りはほとんど合格可能なレベルです。

 

しかし心配なのは「オール3なんか全然ないよ!」という人かもしれません。その場合は十分に不合格者の一人になる可能性があるので……とにかく受験対策一筋で頑張りましょう。

 

目安は、上記の青字、合格基準点を越えるのみ。3教科だからそんなに大きな心配はいらないはず。とにかく学校や塾をフル活用して合格に命をかけてくださいね。応援しています!

 

何としてでも合格したい場合、第一回入試で不合格になってもビビってはいけません。第二回も必ず受験しましょう。2連続受験は合格基準の優遇があるので、きっと2回目には合格するはずですよ。

進学カルティベート 特待生制度

花園高校の特待生制度は、以下の記述の通り。

本校では奨学生制度を設けております。適用されるのは、「特進Aコース合格者」「強化クラブ推薦者」「兄弟姉妹在籍者」のいずれかの条件にあてはまる方のみです。ご希望の方は事前に当校までお問い合わせください。

奨学生制度

兄弟姉妹が在籍していると、兄や姉の方に¥150,000支給。進学カルティベートコースには、成績基準による特待生制度はありません。

 

しかしクラブ活動で優秀な成績をおさめている場合、「強化クラブ推薦者」としての特待生制度あり。これは部活の顧問やコーチに聞いてね。

 

具体的な花園高校の学費は、以下をよく読んでください。

花園高校への入学手続きと学費について

心から願えば入学できる可能性が高まる花園高校

ここまで解説してきたように、花園高校は特進Aから進学カルティベートに至るまで、特徴的で魅力的なコースが詰まった高校です。

 

なので「どうしても花園高校の◯◯コースに入りたい!」と願う生徒が毎年多いわけです。

 

そんな中で私が素晴らしいポイントだと思うのは、試験が二回受験可能で、連続受験者はちょっぴり合格を優遇……してくれるところ。

 

もちろん、初回の試験でスッキリ合格できればいいのですが、皆が皆、いい点数が取れているわけではない。

しかし1番大事なのは「ここで学びたい!」という気持ちなので、数日後にリベンジして再チャレンジ受験する生徒は優先して合格を考えてくれるところは、本当にありがたいような気がします。

 

他校では2回連続受験が無理だったり、可能でも優遇なしだったり。ちょっと不安かもしれません。

 

そういった懐の深さも感じる高校なので、ぜひ説明会などには積極参加してほしいな……と感じます。

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