【2021年度】京都『花園高校』の各コースや合格ライン、学費まで徹底解説

京都 花園高校

京都の花園高校は明治5年創立と、京都の私立の中でも歴史ある高校。毎年1,500人近くが受験し、大学へも次々と人気大学に合格者が出てきます。


高倉塾がある上京区の地域だと、

  • 花園高校
  • 大谷高校
  • 京都学園高校

あたりの3校は、生徒の私立受験の筆頭候補です。第一志望にする生徒はもちろん多いし、公立が第一志望の生徒でも、私立は上の3校を受ける生徒が圧倒的です。



その中でも花園高校は、実際に進学した高校生もとても楽しそうですし、オープンキャンパスに行った中学生も好印象を持って帰ってきます。


そんな花園高校のイメージは、以下のYouTubeにて。

ご覧の通り、学習環境が整った素晴らしい高校。今回は、そんな花園高校への受験を考える生徒や保護者の方が「花園高校ってどうなの?」と感じる疑問点を全て答えていくつもりですので、受験を考える人は是非御覧ください。


※花園高校は他の私立高校に比べても、ウェブサイトが分かりやすく、詳しく設計されています。希望者はぜひ熟読しておいてください。

花園高校 ウェブサイト

花園高校は自転車で通いやすい立地

JR花園駅から徒歩7分、京都学園高校や山城高校のすぐ近くで、京都在住の多くの方は簡単に行ける場所にあるはず。


そもそも京都は狭いので自転車だけで主要な場所はいけますよね。JRを使うならば京都駅から花園駅もすぐですし、通塾には困らない範囲に住んでいる人が多いでしょう。


阪急西院駅からもスクールバスが出ているみたい。

阪急京都線西院駅よりスクールバス運行しています!

交通アクセス

周辺に山城高校と京都学園高校、両洋高校……など、人気高校がたくさんあるのもいいポイント。近くの高校を意識し、学校側も切磋琢磨を余儀なくされる環境だと思います。

特進A, 特進B, 進学カルティベートの3コースから選択

花園高校には3つのコースが用意されています。以下の3つから自分にあったコースを選びましょう。

  • 特進Aコース
  • 特進Bコース
  • 進学カルティベートコース

偏差値的にも、進学目標的にもコース間で差があるので、コース選びはあまり迷わないかもしれません。


花園高等学校には「特進Aコース」「特進Bコース」「進学カルティベートコース」という3つのコースがあります。

特進Aコース、特進Bコースの違いは、国公立大学を目指すのが特進Aコース、関関同立をはじめとする難関私立大学を目指すのが特進Bコースです。

進学カルティベートコースは、「耕す・育てる」という意味の独自の進学コースです。産近龍佛をはじめとする4年制私立大学を目指すコースです。

花園高校 コース紹介

各コースの目標進学先は大まかには上記の通り、

  • 特進A……国公立
  • 特進B……関関同立
  • 進学カルティベート……産近甲龍佛

となっています。大学進学先を見れば、自分が行きたいコースは自ずと見えてくるはず。👇に、具体的な進学先をグラフでまとめました。

花園高校の進路データ

ご覧の通り、各コースで目指す大学が明確になっています。


各コースにより、進学のための作戦や勉強への比重の置き方も変わってくるので、「自分がどんな高校生活を送りたいのか、どんな大学に行きたいのか」などを慎重に考え、コース決定しましょう。


以下より各コースの特徴・目安の成績などを偏差値順に記載しますので、高校選びに役立ててください。

特進Aコース 偏差値60程度

花園高校 特進Aコース

まずは最も勉強中心、進学実績に自信を持った特進Aコースから。3年間を通して、学力に関しては高いレベルを求められる特進Aコースですが、

  • 国公立
  • 関関同立

あたりの難関大学を将来の視野に入れる生徒は是非とも入りたいコースです。

特進Aコース 特徴

京大・阪大・神大を始めとする国公立大学現役合格と「次世代のトップ」を目指す特進Aコース

とあるように、特進Aは「いかにして国公立大学に合格するか……」という明確な目標を持ったコース。そのために3年間さまざまな取組みを行っています。

独習会

「独習会」とは簡単に言うと、担任や教科担当者の管理の下に行う自習ですね。


放課後、土曜、祝日、長期休暇などの時間に行います。京大阪大神大あたりに合格するには、先生のサポート以外に自ら積極的に学ぶ姿勢が必要なので、その力を高めるために打ってつけのトレーニングかもしれません。


以下は花園大学の校舎を借り、特進Aコース全学年で集まって行った独習会の様子

花園高校の独習会の様子

1~2年生からすれば、受験間近の3年生の必死な姿を見つつ勉強できるのはいい経験になるはず。そんな環境にいれば、じきに勉強が苦でなくなってくるでしょう。


独習合宿もあって、1年生はいきなりの4月に1泊2日、2年生は7月に3泊4日、3年生は7月に5泊6日で実施。3年生は1週間近く、1日12時間以上の独習合宿を乗り越えられるようになっているとのこと。


高校にもかなり充実した自習室もあるので、12時間くらいならラクに独習できるようになるはずですよ。

花園高校の自習室

普通の中高生は「10時間も独習しなさい」なんて言われたら逃げたくなるものです。


しかし中には、「花園の特進Aは厳しく勉強できる環境だから、ここで思いっきり頑張りたい!」と本気で考える生徒もたくさんいることに驚きます。


中学生のうちから将来のことを考えて、あえて厳しいところに行こうとする生徒が集まるわけなので、勉強したい人には最高の環境だと思います。


人を成長させるのは周りの環境だったりするので、その点では申し分ないコース。


早朝テストから始まり、部活を除いても毎日19:00くらいまでは勉強で、土曜もフル稼働。あと、自習室は7:00~20:00まで開いてます。限界まで上を目指してください。

注意

どの私立の特進コースでもそうですが、部活はちょっと制限的。必修の取り組みがあれば、部活よりも優先しなければなりません。


「受験勉強をがんばる」ため、ゆるめの部活に入っておくのもオススメです。どうしても部活で活躍したい生徒は、特進Bが選択肢になるかもしれません。

特進Aコース 進学実績

花園高校特進A進学実績

上のグラフで分かる通り、2020年卒業生は、6割以上が国公立大学に進むことになりました。継続的に40%~60%あたりの国公立合格率を確保していますが、入学時の偏差値から考えると大きな成果です。


2020年は、47名の卒業生のうち35名(6名浪人生)が国公立大学に合格しています。延べ人数であるため、実際の進学とは多少の乖離があります。


合格者が出る国公立大学は例えば、

  • 京都大学
  • 大阪大学
  • 神戸大学
  • 筑波大学

などがあり、京都に近い場所では、

  • 京都府立医科大学
  • 京都府立大学
  • 滋賀県立大学
  • 兵庫県立大学

などの合格実績も十分にあります。関関同立や産近甲龍佛を超えて、「その他4年生大学」の合格者を見ても、

  • 京都薬科大学
  • 同志社女子大学

などの人気大学の合格者も多いため、「進路実績で高校を選びたい」人にとっては魅力的に映るはずです。


花園の特進Aを目指す生徒は「しっかり勉強頑張る!」という気持ちの強い生徒たちなので、理想を言えばトップの4割くらいに入り、どこでも自分の思う進路へ進めるように頑張って欲しいところ。 

注意

基本的に、特進Aには指定校推薦の枠はありません。大学受験の勉強を必死で進めるのが前提のコースです。

特進Aコース 合格の目安

実際にどのくらいの成績・学力があれば花園の特進Aに進めるのか…というと、以下がおおよその基準。

  • 内申点が5教科計で20くらい
  • 内申点が9教科で38くらい
  • 模試の偏差値63程度

5教科合計で20というと、5教科全部が4のレベル。得意科目のどれかで「5」がとれたら大きいし、9教科合計では38くらいあれば十分戦えます。


以上の基準は3年生の12月くらいに出る成績だけでOKです。多くの私立高校はそうですが、公立高校と違って1年生と2年生の成績は関係ありません


併願だともう少し欲しいところですが、だいたい上記の成績をクリアしていけば合格率はかなり高くなります。


ちなみに、特進Aコースの入学者平均の評定は以下の通り。

2020年度入試
特進Aコース
入学者平均評定
5教科9教科
専願22.639.0
併願21.636.6

特進Aコースに入学する人の平均評定です。この数字の生徒と競っていくことを考えると、専願なら5教科評定でオール4, つまり20くらいは目標にしたいですね。


しかし、これはあくまでも入学者平均。大事なのは合格することであり、合格できたのならばビリで合格したって胸を張って入学することができます。


もし猛勉強するのならば、「オール3」つまり5教科15, 9教科27でも望みは0ではありません。さすがにその数字で特進Aは厳しいですが、「合格の目安に届いていなくても、決して合格を諦めてはいけない」ということだけ肝に銘じておいてください。5教科17くらい、9教科30くらいの生徒でも少ないけど特進A合格者はいますよ!

MEMO

もし、「私は3年間全てで、主要5教科は毎回23くらい取ってるわよ(4が2つくらい、あとは5)」という人がいれば、「特進Aコース特別選抜」という制度で受験できるかも。


特進Aコース特別選抜は、もはや試験も受けずに作文と面接だけで合格する受験タイプ「どうしても花園の特進Aで勉強したい!」という強い気持ちを持ち、中学校の成績も優秀だった場合はこのタイプで受験しましょう。

目安としては、

  • 1年学年末
  • 2年学年末
  • 3年2学期

の5教科の成績が全て5段階で23くらい(オール5なら25)。これだけ成績が安定していて、なおかつ花園特進Aが第一志望なら、特別推薦を狙ってください。当日は作文と面接のみでOKです。

特進Aコース 倍率・合格基準点

特進Aコースの試験の参考になる、倍率と合格基準点の一覧表。


他の私立と日程を合わせた第一回と、日程をずらした第二回があります。第一回は、5教科各100点の500点満点。第二回は、国数英3教科の300点満点。

専願倍率
受験者/合格者
合格基準点
併願倍率
受験者/合格者
合格基準点
第二回倍率
受験者/合格者
合格基準点
2016年1.41
31/22
310/500
1.36
201/148
330/500
1.26
236/188
196/300
2017年1.25
25/20
310/500
1.33
172/129
330/500
1.16
181/156
190/300
2018年1.13
17/15
310/500
1.33
141/106
330/500
1.14
210/185
190/300
2019年1.25
15/12
310/500
1.35
161/119
330/500
1.26
167/133
190/300
2020年1.71
12/7
310/500
1.32
168/127
330/500
1.18
173/147
190/300

青字の「合格基準点」はボーダーラインだと考えましょう。これ以下だと不合格になるかも。(ただし、内申点が上記の合格の目安くらい取れていれば、多少は大丈夫。逆に、内申点が低い場合でも当日で逆転可能。)

注意

第二回入試でも、専願と併願を選択できますが、上記表は併願の数字です。専願だと、合格基準点が180/300だと考えてください。


もし第一回で特進A不合格でも、第二回でもう一度受験することが可能です。その場合、合格基準が優遇さるため、合格したい人は積極的に二回受験してください

まず何年かの過去問を解いてみて、合格基準点が取れるかどうか試してみてください。取れるまでトレーニングすることが、特進Aへの近道(特進AもBも問題は同じ)。


もちろん、願書に書きさえすれば、特進Aが不合格でも、特進Bや進学カルティベートでは合格できますよ。つまり、特進Aが不合格でも、特進Bや進学カルティベートで合格判定してもらえます。


特進B合格になっちゃったり、どうしても納得できない場合、第二回試験も受験して再チャレンジしましょう!第二回は国数英の300点満点。

特進Aコース 特待生制度

花園高校の特待生制度は、以下の記述の通り。

本校では奨学生制度を設けております。適用されるのは、「特進Aコース合格者」「強化クラブ推薦者」「兄弟姉妹在籍者」のいずれかの条件にあてはまる方のみです。ご希望の方は事前に当校までお問い合わせください。

奨学生制度

兄弟姉妹が在籍していると、兄や姉の方に¥150,000支給(兄弟が既に他の奨学金をもらっていたら不可)。部活での奨学金については、顧問の先生に聞きましょう。


そして、肝心の「特進Aコース合格者」の奨学生は、大きく分けて2つ。

  • 中学校の評定による特待生合格
  • 当日入試成績による特待生合格

があります。以下に2つ分けて説明します。(特進Aコースの生徒の、約70%は特待生です。あなたもその中に入ろう。)

中学校の評定による特待生合格

まず、中学校の成績が良かったら特進Aの特待生になれるパターン。内申点において、以下の①と②のいずれかの成績を取っていれば、3年間に渡って奨学金が支給されます。

特待生名称金額①中学3年間合計
(5教科)
②中学3年12月期
(5教科)
専願全額奨学生¥500,0007024
半額奨学生¥250,0006823
併願半額奨学生¥250,0006924

上の表の①は、

  • 1年学年末
  • 2年学年末
  • 3年12月期(2学期)

の3つの5教科合計の数字。国数英理社の5教科がオール5なら「25」で、3学年全てで「25」を取れば「75」ということ。


専願は3つ全部で「70」を越えれば全額奨学生、「68」を越えれば半額奨学生。


併願の人は、「69」を越えれば半額奨学生に。


「ええ〜、1年と2年にサボりすぎたから成績悪い。」という人は、中3の12月に出る成績で一回だけ「23」「24」以上を取ると、半額や全額特待生で入学できます


「学校の成績はかなり高い」という人は特進Aコースに特待生として進むのも素晴らしい選択。

当日入試成績による特待生合格

「そんなに成績はよくない。特待生は無理かな」という人も諦めてはいけません


特進A合格者のうち、入試の成績優秀者は特待生としての待遇を受けることができるようになっています。

  • 当日の入試得点率80%以上(400点以上)……全額奨学生に。
  • 当日の入試得点率75%以上(375点以上)……半額奨学生に。

「中学校の評定による特待生合格」は、併願だと半額特待生のみでしたが、こちらは基本的に誰でもOK。併願の人も、全額特待生になれるかもしれません


特進Aコースの合格者平均が70%(350点)くらいなので、合格者の中でも上位に食い込むぐらい。花園高校の過去問、そんなに難易度が高いわけではありません。高倉塾からも特待生はたくさん出ています。「特進Aで勉強したい」という気持ちが強いのなら、ひたすらに対策をして特待生を勝ち取ってくださいね。

特進Bコース 偏差値54程度

特進Bコース

次は、特進Aコースよりもちょっと勉強に余裕ができる特進Bコース。


文武両道を制限なく追求できるコースで、進路のイメージは

  • 関関同立
  • 産近甲龍佛

といった人気大学です。特進Aと違い、受験勉強以外に指定校推薦で大学進学する選択肢があるのは魅力的。

特進Bコース 特徴

関関同立をはじめとする難関私立大学への現役合格と、多様な夢の実現を目指す特進Bコース

特進Bコース

とウェブサイトに書かれているように、基本的には関関同立レベルの進学を目指していこう……というコース。

3教科重点のカリキュラム

特進Aコースは「国公立だ!」という目標ですが、特進Bコースは私立大学への進学を前提にカリキュラムが組まれています。


国公立だと受験科目も増えてきますが、多くの私立大学は3教科で受験可能。文系は国社英、理系は数理英。当然、特進Bコースは3教科を重点的に学習していきます。


やっぱり部活にも全力で取り組めるのが特進Bコースの魅力ではあるので、教科を絞ったカリキュラムで学べるのは非常にありがたいところ。

充実した指定校推薦枠

ここが特進Bコース1番のセールスポイント。指定校推薦枠がたくさん用意されているので、大学受験勉強をしなくとも、学校の評定をマジメに取っていれば推薦で人気大学へ進めます

MEMO

京都に住んでいれば、大学進学を考えて「まぁ関関同立産近甲龍佛くらいに入れたら嬉しいのにな……」と考える生徒や保護者の方がたくさんいます。


しかし、高校は学習レベルも上がり、部活なども忙しい。そんな中に大学受験なんて不安だ〜!ということで、「指定校推薦で大学進学できそうな高校」はけっこう人気です。

その点で花園高校は魅力的。年によっては関関同立レベルでも枠が余ることもあるので、学校の成績さえしっかり取れれば大学進学はある程度は期待できます。

特進Bコース 進学実績

花園高校特進Bコース進学実績

特進Bコースで、関関同立合格割合が40%ならば、入学時の偏差値からすると十分な実績。関関同立の指定校推薦枠は全て特進Bに割り当てられています。


特進Bコースの場合、成績上位クラスは早々と指定校推薦で関関同立あたりの大学へ決まっていきます。そもそも推薦で進むことを想定した生徒も多いので、当然の結果かもしれません。


一般入試で関関同立あたりに合格する生徒もいますが、そんなにたくさんいるわけではありません。

注意

ただもちろん、関関同立あたりに指定校推薦で進もうと思うなら、平均評定は4.0以上取っておかないとダメ。中学校より遥かに競争も激しいので、甘い気持ちでは難しいです。

つまり、大学受験しなくていい代わりに学校の成績は取れということ。「学校のテスト勉強は真面目にできて、高得点を取る自信がある」なら、特進Bで関関同立を目指すのもよい選択肢かもしれません。

もちろんその他の進学先も、4年制私立大学では同志社女子や薬科大学、歯科大学など充実した進路がありますし、看護大学や体育大学など専門的な道へ進む生徒も多くいます。特進Aコースよりも多様な道に分かれている印象です。


一方、どうしても国公立大学に入りたい場合は、2年生進級時に特進Aコースに変更できるくらいの学力をつけておいてくださいね。

特進Bコース 合格の目安

特進Bコースの気になる合格の目安は以下の通り。

  • 学校評定が、主要5教科で17程度
  • 学校評定が、9教科で32程度
  • 模試の偏差値は54くらい

中3の12月期の成績でオール4あるかないか……くらいならば推薦がもらえるレベルです。塾や中学校の先生に確認してみましょう。


だいたい特進B合格者の平均が、9科合計で32~34くらいなので、花園の特進Bに進みたい中学生はひとまずこの数字を目指しましょう。オール4で36だから、オール4弱。


もちろん当日の入試で得点を取れれば文句ないですよ。当日頑張って、オール3を大きく下回っていても特進Bに合格した生徒は結構います。諦めずに過去問解いて頑張ろう!!


ちなみに、特進Bコースの入学者平均の成績は以下の表です。

2020年度入試
特進Bコース
入学者平均評定
5教科9教科
専願18.733.2
併願19.033.3

あくまでも入学者の平均です。学校の評定でこの数字を本気で目指すことが大切ですが、これより低くても合格は絶対に諦めてはいけない。オール3(5教科15, 9教科27)に満たない生徒でも特進Bコースの合格者はいますよ?

特進Bコース 倍率・合格基準点

では特進Bコースの倍率や合格の基準となる得点の一覧表を。


他の私立と日程を合わせた第一回と、日程をずらした第二回があります。第二回試験は、国数英の3教科試験。

専願倍率
受験者/合格者
合格基準点
併願倍率
受験者/合格者
合格基準点
第二回倍率
受験者/合格者
合格基準点
2016年1.07
48/45
230/500
1.17
264/226
250/500
1.34
114/85
160/300
2017年1.12
46/41
230/500
1.16
184/158
250/500
1.36
101/74
160/300
2018年1.30
74/57
230/500
1.11
215/193
250/500
1.08
105/97
160/300
2019年1.19
63/53
230/500
(1.00)
172/189
250/500
1.19
118/99
160/300
2020年1.23
64/52
230/500
1.07
195/183
250/500
1.14
111/97
160/300
MEMO

特進Bの合格者数には、「特進Aに不合格だったが、特進Bには合格した人」も含みます。したがって、倍率はあまり気にせず、合格基準点を確実に取れるかどうかを意識してください。

注意

第二回入試でも専願で出願可能ですが、上の表の数字は併願のもの。


第一回で特進B不合格でも、第二回でリベンジ可能。その場合、合格基準が優遇される。

特進Aと問題は同じですが、合格基準点が少し落ち着いた感じです。


年によって多少変わったりすると思いますが、併願でも半分(250/500)取れば合格可能です。ただ、安定的に250/500を取りたければ、過去問の繰り返しは絶対に必要。半分取れる実力をつけてから、当日入試にチャレンジしよう。


もちろん、上記で出ている不合格者の中でも、ほとんどが進学カルティベートでは合格していますよ。

特進Bコース 特待生制度

兄弟姉妹が在籍していると、兄や姉の方に¥150,000支給(兄弟が既に他の奨学金をもらっていたら不可)。


学業面での特待生制度は、特進Aコース在籍者のみ。全額なら¥500,000、半額なら¥250,000が毎年支給されるため、もし希望するなら特進Aコースを狙うことも考えましょう。

進学カルティベイトコース 偏差値 42程度

進学カルティベートコースは、「4年制大学を目指すぞ!」という文系中心のコース。クラブ活動や課外活動を思いっきり頑張りつつも、大学進学を目指せる文武両道コース。


進学先の主な目標としては、産近甲龍佛レベルの大学。学校の勉強を頑張りつつ、指定校推薦を中心に大学受験を戦っていくイメージです。

進学カルティベート 特徴

学習と課外活動との両立で人間性を磨きながら多様な学びにより4年制私立大学進学を目指す進学カルティベートコース

進学カルティベート

という指針の通り、「部活を中心とした課外活動を思いっきりしたい人は、進学カルティベートコースへ!」ということ。


そのために3年間を情熱を持って過ごし、最後は笑顔で希望した進路に進みましょう。

基礎力を再確認できるカリキュラム

大学へ行くにしても社会に出るにしても、土台となる基礎学力は本当に大切。


特進AやBはそのまま高校の内容に入っていきますが、進学カルティベートは中学のレベルに戻って基礎部分を確認できるのがありがたいところ。


もちろん卒業までには高校で学ぶべき内容は定着できますが、まずは基礎を固める時間を取ることで、効率の良い勉強を実現していこう……という狙いです。

部活等との両立が大前提の学習環境

繰り返しになりますが、「部活などに全力を尽くしてもいいよ!」というのが前提にあるのが進学カルティベート。


もともとEX講座などの実力養成講座も、部活で無理なら別途対応してくれる……などの細かいサービスが売り。


3年生になっても7割くらいの生徒が部活動に全力を注いでいるので、「高校は部活や課外活動に全力。でも大学にも進学するぞ!」という生徒には強くオススメできるコースです。


トップ層なら人気大学合格も可能なので、「私は学校の成績はしっかり取れる」という人は進学カルティベートで充実した生活が送れるはずです。

進学カルティベート 進学実績

花園高校進学カルティベート進学実績

コースの目標学力としては産近甲龍佛レベルですが、一般受験でその関関同立レベルの合格者もあり。自分次第で可能性の広がるコースだと言えそうです。


トップ20%ほどの成績が取れれば、産近甲龍佛レベルの大学へ指定校推薦で入学できる可能性が高まります。勉強の難易度はそこまで高くないので、部活などにも力を注ぎつつ、学校の成績を確実に取っていく戦法はかなり有効なコースです。


特に4年制大学にこだわらずとも、短大はもちろん、看護や美容、料理に簿記、ITなど様々な専門学校へ進学しています。勉強にちょっと余裕が出る分、自分のやりたいことを見つけられる3年間なのかもしれません。


毎年、約70%の生徒は4年制大学へ進学しています。いろいろな進路の推薦枠がありますから、多少勉強が苦手でも食らいついていきましょう。周りの生徒全員が勉強に力を入れているわけではないので、気持ちがある人はよい成績が取れるコースだと思います。

進学カルティベート 合格の目安

進学カルティベートに合格したい!という強い気持ちを持つ人のために、合格の目安を書くとすると……、

  • 中3の12月頃にオール3を取る
  • 模試の偏差値は42くらい

あれば十分といったところ。


2がいくつかあってもOKですので、学校の評定に自信のない人は過去問を解き続けて当日で挽回しましょう。必ず挽回できます。


「2がいくつかあってもよい……」と書いたように、4年制大学を目指しつつも部活と課外活動に命をかけて多様な進路を実現するコースなので、そこまで中学時代の成績の心配をすることはありません。


進学カルティベートコースの入学者の平均評定は以下のようになります。

2020年度入試
進学カルティベート
入学者平均評定
5教科9教科
専願14.226.6
併願14.827.9

進学カルティベートの合格者の平均で言うとオール3を越えるのですが、正直に言えば9教科合計で20も無かった生徒が合格したこともあります。オール2にちょろっと3があるくらい。


「オール2にちょろっと3があるくらい」という成績だったとしても、本気で合格したいなら先生についてもらって全力で試験対策してください。


進学カルティベートコースの問題は少し簡単になっているので、必死でやれば絶対に大丈夫。もし一回目の試験で無理でも、日程をずらした二回目で再チャレンジすれば高確率で合格できる


しかも、進学カルティベートは当日試験が国数英の3教科。理科と社会がなく、対策もしやすいかも。

進学カルティベート 倍率・合格基準点

気になる進学カルティベートの倍率と合格ラインは以下の表を見てください。


他の私立と日程を合わせた第一回と、日程をずらした第二回があります。第二回試験は、国数英の3教科試験。

専願倍率
受験者/合格者
合格基準点
併願倍率
受験者/合格者
合格基準点
第二回倍率
受験者/合格者
合格基準点
2016年1.06
126/119
150/300
1.01
448/445
160/300
1.13
140/124
165/300
2017年1.14
100/88
150/300
1.02
374/366
160/300
1.09
140/128
161/300
2018年1.03
134/130
150/300
(1.00)
366/421
160/300
(1.00)
145/161
150/300
2019年(1.00)
115/126
150/300
(1.00)
346/375
160/300
(1.00)
146/184
160/300
2020年1.01
121/120
150/300
(1.00)
331/377
160/300
(1.00)
87/115
160/300
MEMO

進学カルティベートの合格者数には、「特進AやBに不合格だったが、進学カルティベートには合格した人」も含みます。したがって、倍率はあまり気にせず、合格基準点を確実に取れるかどうかを意識してください。

注意

第二回入試でも専願で出願可能ですが、上の表の数字は併願のもの。


第一回で進学カルティベート不合格でも、第二回でリベンジ可能。その場合、合格基準が優遇される。

一見すると倍率がとても低いのですが、やっぱりそれでも不合格者は必ず出ます。


進学カルティベートの場合、オール3あれば、対策を怠らない限りはほとんど合格可能なレベルです。


しかし心配なのは「オール3なんか全然ないよ!」という人かもしれません。その場合は十分に不合格者の一人になる可能性があるので……とにかく受験対策一筋で頑張りましょう。


目安は、上記の合格基準点を越えるのみ。3教科だからそんなに大きな心配はいらないはず。とにかく学校や塾をフル活用して合格に命をかけてくださいね。応援しています!


何としてでも合格したい場合、第一回入試で不合格になってもビビってはいけません。第二回も必ず受験しましょう。2連続受験は合格基準の優遇があるので、きっと2回目には合格するはずですよ。

進学カルティベート 特待生制度

兄弟姉妹が在籍していると、兄や姉の方に¥150,000支給(兄弟が既に他の奨学金をもらっていたら不可)。


学業面での特待生制度は、進学カルティベートにはありません。

花園高校の学費

気になる学費のリストも挙げておきます。

費目金額
入学金120,000
学費授業料500,000
教育費180,000
施設費80,000
諸費用生徒会費8,400
保護者会費10,000
模擬試験等雑費約50,000
教科書代約30,000
年間合計(入学金を除く)約858,400

所得制限ありますが、国や京都府で支給している、各種就学支援金なども利用してください。奨学金で出る授業料は、500,000円の部分です。例えば半額奨学生ならば年間250,000円が3年間支給(割引)されます。

注意

こちらは2020年度入学生の学費であり、あくまでも目安です。


これらに加え、制服代に10万円、研修旅行に20万円ほど見ておくとよいと思われます。

花園高校への入学費用と学費について

心から願えば花園高校は合格できる

ここまで解説してきたように、花園高校は特進Aから進学カルティベートに至るまで、特徴的で魅力的なコースが詰まった高校です。なので「どうしても花園高校の◯◯コースに入りたい!」と願う生徒が毎年多いです。


そんな中で私が素晴らしいポイントだと思うのは、試験が二回受験可能で、連続受験者はちょっぴり合格を優遇……してくれるところ。


もちろん、初回の試験でスッキリ合格できればいいのですが、皆が皆、いい点数が取れているわけではありません。しかし1番大事なのは「ここで学びたい!」という気持ちなので、数日後にリベンジして再チャレンジ受験する生徒は優先して合格を考えてくれるところは、本当にありがたいような気がします。


他校では2回連続受験が無理だったり、可能でも優遇なしだったり。ちょっと不安かもしれません。


そういった懐の深さも感じる高校なので、ぜひ説明会などには積極参加してほしいです。

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