成績が悪い中学生・高校生の勉強法はプリント学習法で決まり。問題集・参考書をそのまま解くよりも、一度プリントにした方が成績は上がります。

graph-163509__480お陰さまで高倉塾でも生徒の成績向上によってお喜びいただくことも多くなってきました。お金を頂いている以上、責任を持って成績向上を実現させなければならないのですが、最初からうまく成績アップを実現できたわけではありません。もちろん最初は成績を伸ばせずにご迷惑をおかけしたこともありますし(すみませんでした)、今も「まだまだだな」と感じる部分は消えていません。

 

しかし一方で、こちらの試行錯誤にたくさんの生徒が応えてくれたお陰で、「成績が伸び悩む生徒の、確実な成績の上げ方」が固まってきました。より多くの方が実践することで成績が上がって喜ぶ生徒が増えることになるので、是非とも家庭学習などの参考になさってください。

 

大前提:繰り返し解かずに、成績向上は絶対ありえない

成績を上げる勉強法の大前提は、「繰り返し問題を解くこと」。つまり反復学習であって、それなくして成績が上がった生徒は、今まで見た中では一人たりともいません。繰り返し解くことが成績向上の全てです。「成績が上がらない…」と悩んでいる保護者の方は、是非この前提を掴んでおいてくださいね。

 

よくある「成績が上がらない」話

入塾の相談を高倉塾にお問い合わせいただいた場合、普通は「成績が上がりません」という状況からスタート。まずは教室責任者が保護者の方、本人と面談します。

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そこでは今の学力の現状とか、家での勉強の様子を聞いたり、あるならば将来の夢なり希望進路先なりを把握します。そこで、初めて面談に来る方の半分くらいは「塾に行っているのですが、伸びませんでした」とか「家庭教師をやっているのですが、なかなか伸びません」というお悩みで来られます。

 

そこで、もし塾や家庭教師の教え方が悪かったのならば

 

「なんと悪い塾なんでしょう、早く高倉塾にしときなさい」

 

と言って一件落着なのでそんな展開を熱望しているのですが、なんと「今行ってる塾の授業は分かりやすい」と本人も言いますし、たぶん塾や家庭教師のせいではないわけです。

 

それで話を聞いていくと、週1回の授業なのに家では勉強してなかったり、塾の授業時間が短すぎたり、学校の宿題をやってなかったり…、結局は「一度は理解しただけで、その後に繰り返し解いてないだろ!」という結論にいたります。だから何人と面談しても全部だいたい同じこと言ってるはずです(笑)。

 

「先生分かりやす〜い、分かった!」だけで成績が伸びるのは一部の賢い生徒だけ。東大でも行っとけ。

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一方で普通の悩める生徒たちにとって、「ああ、分かったわ」という感覚は成績向上に何の足しにもなりません。繰り返してやっと身につくんです。スポーツだったら一度できたことを試合まで何度も繰り返し練習するべきなのは知ってるのに、勉強となると一度分かっただけでオッケーだと思って安心してる。

 

「成績アップ」には3回が目安

言い飽きてしんどくなってきましたが、成績アップには時間を空けて3回は解かないと成績は上がりません。秀才なら2回、天才なら1回だけど普通は凡人だから3回。よく「あんたは人の倍やらなきゃダメよ」と言われる人がいますが、そういう人なら本当に6回やらないとダメですよ。

 

特に、例えば公立中学校の数学とか英語で毎回20~30点のあたりを取る生徒は、3回でも少ないくらいです。5~6回くらいやってやっとめちゃくちゃ伸びます。もちろん勉強が苦手な生徒ほど1回あたりの時間がかかるから、相当な勉強時間を確保する覚悟が必要になってきます。

でも1回目より2回目、2回目より3回目の方が解答スピードは上がるので想像よりは時間が短く済みますよ。

 

「でも5~6回も同じ問題ばっかりやったら答えを覚えてしまうやん」

と言う人もいますが、そんな記憶力がないから5~6回やれって言われてるんやで。

 

※実際に、テスト範囲の20~30ページを複数回やるので、答えを覚えることはほとんどありません。覚えている箇所があっても、数学なら計算式を書けたらOKで、英語なら丸覚えでそもそも問題なし。

 

高倉塾ではワークの回数は「正」の字を書いてカウントしてますが、例えば英語50点で入塾した生徒は、テストまでに3回やればかなり高確率(ほぼ100%で)80点以上とってます。30点で入塾した生徒は、3回やれば50点とれるかなぁ、というぐらい。

 

繰り返し解くことの重要性は以下でも書いてますので、是非参考にしてください。

(参考:中高生が問題集を繰り返すことの重要性について。「2」が「4」になって進路がめちゃくちゃ変わります。

「問題集には書き込まない」が原則だが…

書き込み

問題集に書き込んで解きたいところですが、一回書いて丸付けまでしてしまうと、繰り返し解くことができません。上の画像みたいな状況で、もう一回新たな気持ちで問題を解くのって無理でしょう。一回書いたらそのページは死ぬのです。なので鉄則として、「問題集には書き込まないこと!」を意識しましょう。できればノートに解いて丸付けして、問題集には回数のみ記録。

 

しかし生徒はなぜだか問題集に書き込みたがります。確かにノートにやるより直接書き込んだほうが解きやすい。これはけっこう大きな問題で、「なんでノートに書かないといけないんだよ」とか不満を抱えながらやってると学習効率が落ちます。だから「ノートに書きなさい!!!」とか強制してやらせても疲れるだけで無駄。ここは最初の方は指導に苦労しました。

 

だから前もって「繰り返しやることの必要性」をしっかり話し、それが本人の利益に繋がることを分かってもらっておく必要があります。

 

プリントにして解かせるのが1番効率がいい

でも本当に1番いい方法は、全部プリントにして生徒に問題を説かせることです。家庭での勉強なら、是非コピー機を活用しましょう。

プリントだと書き込みつつ何度も繰り返し解ける。

なぜか分かりませんがプリントにすると生徒はスラスラ問題に取り組みます。たぶん問題が書いてある場所と実際に解答を書き込む場所が離れていては集中力が削がれるのだと思います。問題が書いてある部分の近くで自分の答えや計算を書き込みたいという気持ちがあるのです。

 

だから問題のすぐ横にあるスペースに直接書き込ませるのが1番学習効率が高まり、本人の集中力も高まる方法。実際のテストも、解答用紙は離れているけど計算とかは問題用紙に直接書くもんね。実践に近いし、日頃の勉強でも直接書き込むのが1番。もちろん何枚もコピーすれば100回でもできる。コピー代は我慢しましょう。

プリントだとリズムが生まれる

1番いいのは「リズムが生まれる」ところ。先生が横で一枚一枚プリントを丸付け・解説して完了すれば、すぐに「ハイ」っと違うプリントをスッと渡す。

それが終わればまた「ハイ」っと違うプリントを渡す。そう、わんこそばのようにプリントを解くのです。

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授業中にダレがちな生徒などには効果テキメン。プリントを解くごとに「ハイ、ハイ!」という具合に渡して急かしていると勉強のリズムが生まれて集中力が持続します。

 

これが問題集のままだと、次のページに目をちらっと移せばいいだけだから心理的な区切りができない

 

新しいプリントを先生が横から出すことで、視界をリフレッシュさせることが重要です。実際にこれをやってから教室はシーンとみんな勉強に集中するようになりました。特に中学生とかは全然集中力がないんだから、細かな涙ぐましい工夫って必要になるんです。でもこれは本当に効果があったように思います。

 

特に勉強が苦手な生徒の場合は、「解いたプリントと全く同じプリントを再度解かせる」という指導方法が最強なのですが、本の場合は「えーもうこのページは嫌だ」となりますが、新しいプリントを差し出すことで何故か素直に取り組んでくれます。

 

プリントにするだけで成績は上がる

生徒の集中力や成績を上げるには大きな変化が必要ですが、大掛かりな行動は必要ありません。今回のように単純に「問題集をプリントにして解くようにする」だけで成績は全く違うものになります。これだけで塾としても生徒の繰り返し回数を簡単に管理できるようになりましたし、成績向上に自信を持つことができました。

 

特に小学生がいるご家庭なんかは、本屋さんで売ってる問題集をコピーしてプリントを解かせたりすると効果的です。

塾での指導もそうですけど、もちろん家庭での指導も、小さな改善の積み重ねで生徒の学力は変わってきます。

 

ということで、「成績が悪い中学生・高校生の勉強法はプリント学習法で決まり。問題集・参考書をそのまま解くよりも、一度プリントにした方が成績は上がります。」という話でした。

 

家庭でもプリント学習がしたい!!という方は、以下のブログを参考にしてくださいね。

家庭でお子様を教える保護者の方へ、家庭学習の最高の勉強法はこれです!問題集をプリント教材にして反復学習をさせてあげてください。

 

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