生徒が通いたくなる個別指導塾の作り方。自然と成績も上がるようになるから不思議です。

個別指導塾と一口に言っても、塾ごとに様々なカラーがあることは当然。

下記のブログでは、「同じ塾でさえ、教室ごとに全然違う。しっかり見極めて塾を選んでください!」といった趣旨のことを書いているように、個別指導塾が100あれば、全く違う100のカラーがあると考えてもいいと思います。

(参考:大手の個別指導塾(フランチャイズ)は信頼できない?おすすめの大手個別指導塾は、必ずオーナーの熱意を確認しましょう!

 

指導方法や教育に対する熱意・考え方に加え、教室のレイアウトから清潔感、さらには全体的な雰囲気など…、数え切れないほどの項目で教室ごとの違いが見られます。

 

通う生徒・保護者の皆様の立場からすれば、当然「いい雰囲気・考え方の塾に通いたい!」と思われるでしょうし、塾講師のアルバイトの大学生など、働く側からしてもそれは同じです。

 

今回は実際に、「生徒が通いたがる塾にするためには、どうすればいいのだろう…」と悩みつつも、高倉塾で意識していることを中心に書いていきたいと思います。(「通いたがる塾」というのは夢のまた夢かもしれませんが)

 

 

「個別指導塾では、どんな雰囲気を作るべきだろう?」と考える塾講師の大学生や、「どんな教室に通わせるべきだろう?」とお悩みの保護者の皆様に、是非参考にしていただきたいと思っています。

 

個別指導塾は、明るく楽しく

 

いろいろな考えがあると思いますが、私は基本的には「塾は明るく楽しくなければならない」と思っています。

 

そもそもなぜ明るく楽しい雰囲気が必要なのか、一言で言うとそれは勉強を楽しく感じてもらうため

 

中高生は、学校の授業や部活が終わった疲れた体で塾に来ることになります。ご家庭でも「早く行きなさい」「嫌だ」など、苦労するやりとりをしたことがあるはずです。

 

誰しも「疲れた体で勉強に行くぐらいなら家でゆっくりしたい!」という願いを持っているので仕方ないのですが、それでも「塾に行こうか」と思ってもらわなければいけません。

 

そのためにはどうしても、「塾に行ったら明るく楽しい雰囲気だな」と心のどこかで感じていることが必要です。教室長が常に怒っていたり無表情の先生が淡々と授業をしたり…といった状況では「出来る限り塾へ行きたくない!」という気持ちになってくるはず。

 

結局は「どれくらい塾に行くか」、「どれくらい前向きに集中できるか」が成績向上の分かれ道です。そのために避けて通れない道が、「明るく楽しい教室づくりを心がける」ということだと思います。

 

  • 静かで元気のない塾…生徒が「塾で頑張ろう!」と思わない
  • 明るく楽しい雰囲気の塾…疲れていても、生徒が「塾で頑張ろう!」と思う。

 

個別指導塾が意識するべきこと…

「じゃあ、どうやったら明るく楽しい教室になるだろうか…」という点では、私もたくさん悩みました。あくまでも勉強をするための塾なので、「明るく楽しい、けど勉強に集中できる」というジャストポイントを探らなければいけません。

 

いろいろと考えた結果、1番大切だなぁと感じるのは、以下のような普通のことでした…。

 

1.ドアを開けた最初の挨拶、徹底してる?

これが1番大切なことかもしれません。生徒が教室のドアを開けた瞬間、先生たち全員が笑顔で大きな声で生徒に挨拶をすること。疲れているにも関わらず、勉強が嫌いにも関わらず塾にまで来てくれたわけです。それには感謝の意味も込めて、歓迎していることを生徒に示さないといけません

 

もちろん、普通に「あ、こんにちわー」みたいな感じだったとしても、生徒がショックを受けるわけではありません。でも、「先生に笑顔で挨拶され、私は教室に歓迎された」と感じてもらうことは永遠にできませんよね。

 

高倉塾の生徒が普段の授業に加えて、自習でも頻繁に教室に来てくれるのは、これを意識していることも大きいのだと思っています。入塾時に「勉強は嫌いです」と言っていた生徒に「まぁ自習に行くかな」と思ってもらうには、やっぱり「塾に行ったら歓迎されている」という意識を持ってもらうことが大切ですね。

 

当然のことではありますが、授業中だったり忙しかったりすると意外とおろそかになりがち。また、意識して「生徒への挨拶を明るくしよう!」と思っていないと、普段通りの挨拶しかできません。

 

この当然の部分を強く意識することは、個別指導塾にとって本当に大切だな…と思っています。先生も、ただアルバイトするだけではつまらない。明るい雰囲気で働いてこそ、塾講師のバイトが楽しくなりますよね。自分で作っていきましょう。

 

2.ちゃんと雑談してる?

ここも本当に大切です。保護者の方によっては、「塾では雑談なんかしないで、ずっと勉強を教えてほしい!」と考える方も多いかもしれません…。

 

しかし、いい雰囲気の教室を作るには、どうしても「勉強以外の話」をしなければなりません。

 

これはただ単に「生徒の心をリラックスさせるため」というだけの意味ではなく、「生徒の考えや感情を理解するため」でもあります。

 

勉強のことばっかり話していると、どうやったって生徒のことを深く知ることはできませんよね。お互いのことを深く知らなければ、信頼関係を築くことはできません。

 

しっかりと勉強以外の話にも花を咲かせることができれば、「この間の部活の大会、どうだった!?」とか、「お母さんとケンカしてたの、仲直りした?」(本当に多い)など、生徒の近況や感情に気を配ることができます。

 

そうすると生徒は積極的に自分のことを話してくれますし、「今日も◯◯先生に会える」と考えて塾に来てくれます。そうなると笑顔で教室のドアを開けてくれますし、さらに先生も笑顔で挨拶。生徒も先生も、楽しく勉強できる教室になっていきます。

 

3.できたところ、一緒に喜んでる?

中高生の生徒は思春期なので、自分の感情を出すのが恥ずかしいと思っているフシがあります。嬉しいことや悲しいことなど、たくさん経験しているはずですが、親しい友だちでもない限りは、それを隠そうとします。

 

勉強でもそれは同じ。せっかく難しい問題が解けて喜んでも、それを決して表に出そうとしない生徒も多いのです。

 

そういうときは、先生から喜びや驚きを表現しないといけません。そこからやっと、生徒も喜べます。喜びの感情を隠したままだと忘れてしまうので、しっかり表現してもらう必要があります。

 

だから先生は、常にできたところを自分から喜ぶようにするべきだと思っています。生徒が淡々としているからといって、淡々と次の問題に行ってはいけません。必ず大人である先生の方から、感情を見せてあげるべき。

 

その積み重ねで、生徒と一緒に喜びあえる教室に近づきます!

 

4.勉強のやる気を引き出そうとしている?

「個別指導塾の役割は何ですか?」という質問に「勉強を教えることです!」と元気に答えるのは一見正解に見えますが、本当の正解は「生徒のやる気を引き出すことです!」となります。

 

以下のブログでも書きましたが、生徒の心が変わって初めて、成績は向上していきます。

(参考:個別指導塾の講師に求められるものは?個別指導塾は、「分かりやすい解説」でなく「やる気を引き出す」塾が理想だな…と思う話。

 

個別指導塾は「勉強が苦手かな…」という生徒が多く入塾します。だからこそ、最初に心の面、すなわち「やる気を引き出すための工夫」が必要になってきます。

 

「次のテスト、◯◯点を一緒に目指してみない?」とか、「この調子なら、絶対に◯◯に合格できるはず!」とか、先生の声掛け一つで変わる心もあります。

 

「生徒が通いたくなる個別指導塾」にするには、どうしたって生徒のハートに火をつけないといけませんよね。それは先生の声掛けにかかっています。

 

5.バイバイの挨拶、見送りに行ってる?

他の個別指導塾も同じかもしれませんが、高倉塾の場合は授業の他に自習生もいて、帰る時間がバラバラです。それでも意識しているのは、「必ず最後はドアまで見送って笑顔でバイバイ」というルール。

 

「塾に行きたいな」と思ってもらうには、どうしても「塾から帰ったら、元気になっていた」と感じてもらうことが大切。

 

最近の中高生は、部活はもちろん、いろんな人間関係や成績へのプレッシャーから、心身ともに疲労しているのが基本。そんな中、「塾に行ったらまぁ気が晴れるかな」と思ってもらうための大切な決まりごとです。

 

これを忙しい中でも実施するには、強く意識しなければ徹底できないルール。

 

基本をしっかりすることで、通いやすい教室に。

「生徒が通いたいと思う教室を作る」という仕事ですが、何か特別なことをするのでなく、ただ単純に簡単なことを激しく徹底することが大切だと思っています。

 

上に挙げた5つの一つ一つは簡単ですが、これらを勉強を教えつつ徹底することは難しい。高倉塾でもまだまだできていません。

 

 

でもせっかく働くのだから、みんなが楽しくなるような教室が理想ですし、そこを妥協するべきではありません。明日からも先生たちに高い意識を持ってもらえるように発信していこうと思います。

 

不思議と、これを意識しだしてから塾全体の成績の伸びが加速してきたように思います。なぜだか、重い雰囲気の教室だと成績が上がらないんですよね…。

 

明るく笑顔で勉強する方が、脳にいい影響が出て、理解力もやる気も上昇する…ということなのだと思います。

 

個別指導塾として、もっと教室の雰囲気に気を配った運営をしていきたいなと感じました。

 

…というわけで「生徒が通いたくなる個別指導塾の作り方。自然と成績も上がるようになるから不思議です。」というエッセイでした。

 

塾選びの参考に、また塾講師アルバイト探しの参考にしてくださいね。

 

再掲しますが、以下のブログは「先生は生徒にどうやって接するべき?」という疑問の参考にしてくださいね。

個別指導塾の講師に求められるものは?個別指導塾は、「分かりやすい解説」でなく「やる気を引き出す」塾が理想だな…と思う話。

 

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