高校入試の面接で、よく聞かれる質問と、その回答集。基本的なことに答えられれば、何の問題もありません。

受験勉強をがんばる中学3年生からすれば、入試の面接は最も緊張感が高まるイベント。しっかりとした面接を行う機会は、英検3級の面接くらいではないでしょうか?

 

英検の3級とかだったら、不合格になったって次に合格すればいいだけなので気がラクですが、高校入試ともなれば別の話。通っている中学校で、先生を相手に練習をしたと思いますが…、一回や二回の練習では不安を完全にはぬぐえないのではないでしょうか。

 

そこで今回は、高校入試の面接でよく聞かれる代表的な質問集と、その回答例を簡単にご紹介したいと思います。「何を話したらいいのかわからない…」という人は、簡単な参考にしてくださいね。

 

よく聞かれる質問・回答例

ここからは、高校入試でよく聞かれる質問と、その答えの例と解説を書いていきたいと思います。「何を答えていいのかわからん」という中学生はとても多いはずなので、これを読んで参考にして、自分の状況にアレンジしてくださいね。

 

なぜ、この高校を受験したのですか?(志望動機)

ほぼ確実に聞かれる志望動機。正直に「なんとなくです。偏差値も低そうで、俺でも余裕で合格できると思いました」と言ってもいいですが、不合格ですよ。面接はネコをかぶるゲームなので、特に正直になる必要はありません。

 

この正しい答えのポイントは簡単で、

  1. その高校しかない特徴を伝える
  2. 自分の考えが、その特徴と一致していることを伝える

の2点だけ。これだけを押さえた回答ができたらOK!

1.その高校しかない特徴

「その高校しかない特徴」は、パンフレットを読めば一発。もしくは、学校説明会に行ったときの印象でもいいですよ。

 

たとえば花園高校だったら「禅の精神で、落ち着いて勉強する」みたいなことが強調されているし、京都学園高校だったら「勉強できる環境を整えています」みたいなことが強調されています。合格実績を強調する高校も多いですよね。

 

あと、幼児教育コースとか専門的なコースがあるなら、それだけで特徴になります。

 

公立高校とかだと正直言って特徴はあんまりないので、「家が近いから」「お姉ちゃんが行ってるから」とかで十分ですよ。

 

あとは…、「説明会での先生が熱心で、先輩たちもイキイキと活動していると感じたから」みたいな、本当に自分の感じたことを思い出しましょう。

 

2.自分の考えが、その特徴に一致していることを伝える

「自分が高校生活、何がしたいか」ということですが、たいがいは「勉強がんばりたい」「部活がんばりたい」「勉強と部活どっちもがんばりたい」のどれかでしょう。どれでもいいです。それを1と組み合わせるだけ。

 

私は高校3年間で勉強に打ち込みたいので落ち着いた精神を大切にしている◯◯高校(貴校)に行きたいと思い、志望しました」

 

私は部活も勉強も充実した3年間を送りたいので部活はもちろん、勉強のサポートも充実している◯◯高校(貴校)に行きたいと思い、志望しました」

 

私は部活を熱心に3年間を過ごしたいので家も近く、部活に打ち込める時間がたくさんとれる◯◯高校(貴校)を志望しました」

 

私は文武両道の3年間にしたいと考えています。ここに通いながら一所懸命に文武両道の高校生活を送っている姉の姿を見て、◯◯高校(貴校)を志望しました」

 

…など。ま、最低限は「勉強のサポートも充実している◯◯高校」というふうに言ったのなら、「どんな点で、そう感じたのか」くらいは答えられるようにした方がいいですね。「自習環境が整ってる」とか「説明会で先生が熱心に話してくれていた」とか。

 

中学校生活で頑張った(苦労したこと)ことはなんですか。

これは普通にがんばったことを言えばよし。だいたいの生徒は、部活か勉強のどちらかでしょう。「◯◯部の活動を頑張って、京都の大会で優勝しました」とかあればOKだし、「成績をしっかりとるために、中3からは1日◯時間は勉強することを目標に毎日を過ごしました」とか、そんなエピソードがあればいいですよね。

 

「中学校生活なんかダラダラしまくってた。何も言うことがないけど、どうしよう!」という人も安心しましょう。どこかで頑張ったことを思い出し、それを伝えるのです。

 

部活をやっていたのなら、「◯◯部で、後輩にやる気を出してもらおうと、励ますことを意識していました」とか「勉強との両立が難しかったですが、1日も休まないで頑張りました」とか。

 

少なくとも部活に入っていたなら、「部活も大変でしたが、テスト前は◯時間勉強するなど、勉強も全力でがんばりました」とか「部活は余裕があったので、その分勉強でいい成績をとろうと、全力で頑張りました」など言えるはず。

 

部活に入っていなかったら、「勉強を、しっかり計画して頑張りました」みたいなことを言いましょう。その際は、「計画表を作って、それを実行するために全力を尽くしました」とか、具体的にどんなふうに頑張ったかを言えたら最高ですね。

 

あと、嘘は絶対バレるからダメですよ。中学生と高校の面接官では、人生経験がケタ違いです。嘘が通じるのは、経験が多い方が、経験の少ない方をダマすときだけ。経験が少ない方が経験の多い方をダマそうとすると、恥ずかしい結果になってしまいますよ…。

 

あなたの長所は何ですか。

自分の長所も、証拠と一緒に言えたら最高ですね。

「一つのことを、粘り強くできるところです。」と言いたい場合も、証拠を沿えて、

辛いときもある中、3年間クラブ活動をつづけましたので、一つのことを粘り強くできるところは長所だと思います。」とか。

 

「素直に人の話を聞けるところです。」と言いたい場合も、証拠を沿えて、

小さな頃から、人の話は真剣に聞きなさい、と両親に言われていたので、人の話を素直に聞く性格は持っていると思います」とか。

 

証拠といっても、そんなにスゴイことじゃなくても大丈夫ですよ。ちょっとした理由でいいので、付け加えられたらいいですね。

 

あなたの短所は何ですか。

これは無難なところですが、思いつかない人は長所のウラ側を言いましょう。長所っていうのは、短所でもあるわけです。

 

「私の長所は、人にやさしいところかな」と思う人は、やさしさのあまり、「友達がまちがったことをしたとき、しっかりと注意することができない時がある」という短所があるかもしれません。

 

「私の長所は、一つのことを粘り強くできるところかな」と思う人は、「一つのことに熱中するので、周りの意見を聞けないところがあるかも」という短所があるかもしれません。それを伝えましょう。

 

面接官にそれを伝えた後、「そこはしっかり治したいと思っています」と言っておくとOKですよ。

 

最近読んだ本は何ですか。

これもよく聞かれる質問ですが…、この質問用にでもいいので、何か本を読んでおくほうがいいでしょう。

 

夏目漱石みたいな定番の本でもいいんですが、「感想は?」とか聞かれても難しいかも。マンガとかじゃなければ、自分の読みやすいと思った本でいいですよ。

 

その感想として、「◯◯なところに感動したから、これからは◯◯な人生を歩みたいと思った」など、感想にプラス、それを踏まえて今後はどうしたいと感じたかを言いましょう。簡単にでOKです。

 

最近気になったニュースは何ですか?

こちらも、面接が近づいたらニュースにかじりついておかないといけません。しょうもないバラエティ番組をニュースに変えて、新聞も読んでおきましょう。

 

もちろん、なぜそのニュースが気になったかの理由も聞かれる可能性が高いです。

 

「シリア難民についてのニュースに関心を持ちました。私は英語が好きで、海外での生活に関心がありますが、そこには日本では考えられない問題があることに気づき、もっと知りたいと思いました。」

 

「トランプ大統領の当選について関心を持ちました。批判的に書かれることが多いですが、それなのになぜアメリカで当選できたのか、それをもっと知りたいと思っています。」

 

など。新聞やニュースに見慣れている人は、もっと具体的なことを言って面接官をビビらせてやりましょう。

 

実際に私が高校入試の面接で聞かれたこと

最後に簡単ですが…、高校入試の面接で、私が実際に聞かれたことを参考程度に書いておきたいと思います。私はスポーツ推薦みたいなものだったので、面接だけが試験でした。面接官3人くらいと、自分1人。

 

基本的なことは一通り聞かれましたが、少し変化球で聞かれた質問は以下です。

 

あなたの経験から、中学校の後輩に伝えたいことは何ですか?

本当は自分のことしか頭にないので後輩とかどうでもいいと思っていたのですが、こう答えました。

 

「私はサッカーを真剣にやるため、中学校の部活ではなく自転車で1時間かかるクラブチームでサッカーすることを選びました。部活よりも大変な道でしたが、それで得るものもたくさんありました。だから後輩には、簡単な道よりも困難な道を選んだとき、素晴らしい結果があることを伝えたいです」

 

あなたが1番興味のある国は、どこの国ですか。

本当はサッカーのことしか考えてなくて外国に全く興味はなかったのですが、こう答えました。

 

「アメリカです。中学校の英語の時間ではアメリカからの先生が授業を担当してくれることがありました。そこでアメリカの文化や日本との違いなどたくさん話してくれたので、それを自分の目で見たいと思い、アメリカに関心を持ちました。」

 

高校の間に、留学してみたいと思いますか。

本当はサッカーがしたいので留学なんか絶対にするつもりがないのですが、こう答えました。

 

「今はサッカー部の活動を中心に高校生活を考えていますが、私は京都のことしか知りませんし、価値観が非常に狭くなっていると感じています。なのでチャンスがあれば、留学して価値観を広げてみることにも関心を持っています」

 

…覚えているのはこれくらいでしょうか…。参考になるものでしたら、参考にしてみてください。

 

 

面接、リラックスして自分を信じて受けてくださいね!きっと面接官は、あなたの気持ちを分かってくれるでしょう。

 

「面接なんて、安心して受けたらいいんだよ」ということを知っていもらうために、以下のブログも必ず読んでくださいね!

高校入試の面接で心がけるべきこと、気をつけること!心配せず、安心して受ければ絶対に落ちることはありません。

 

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