受験勉強・受験指導は9月も毎週末に実施しました。
入試近づいてるのもあり、先生たちも生徒も合格のための勉強を進めている状態で、とてもスケジュールがキツくなっている感覚があります。
ペース的には例年通りで問題ないのですが、受験生からすれば始めての体験。不安を払拭できるように、うまくレールに乗せていきたいと考えています。
さて今回はその中での「受験対策:英語」の授業内容の紹介をしていきます。
こんな風に受験生だけ集め、週末にリスニングでわーわーと対策勉強をしました。
対策授業は少人数で集中できるのっていいな……とひしひしと感じました。細かな対応できるのって大切ですよね。
合格したければ、リスニングの30%を取れ!!
高校受験においては英語の占める重要性は高い!
- 筆記問題
- リスニング問題
の2つに分かれるわけですが、特に京都の公立高校受験では筆記問題がちょっと難しめ。
京都の公立高校問題、長文めっちゃ多いんですよ。英語に完全に慣れるくらい勉強量が必要だし、解答スピードを上げなければ時間が足りません。
ほら
ほら
ほれほれ
これは中期選抜の英語。前期選抜はもっと長文ばっかりや。
なので毎年、焦って大ゴケする生徒がたくさんいるし、反対にしっかり長文を読めて得点源にする生徒もあり……と、いろいろと波が出ちゃう分野なのです。
しかし、その難しい戦いの中でも、時間が区切られ確保されているのがリスニングです。「放送に従って〜」などのダラダラとした説明文を聞く時間があるくらいなので、耳さえ慣れれば満点を狙える分野です。
筆記試験が長文だらけで難しい分、リスニングは必ず得点源にしないといけないわけです。
リスニングの出題割合もかなり高く、公立高校入試だと以下の割合となります。
前期選抜 | 中期選抜 | |
筆記点数 | 38 | 28 |
リスニング点数 | 12 | 12 |
満点 | 50 | 40 |
リスニング割合 | 24% | 30% |
前期選抜や中期選抜も、30%近くはリスニングで決まります。30%って、本当に大きな割合ですよね。
筆記試験は長文が多く、時間が足りない傾向にあるので、リスニングで30%近くの得点を確保してもらうための対策を行うことにしています。
もちろん長文対策は毎週の課題により受験生の伸び具合を把握していますが、後回ししがちなリスニングを鍛えよう!
英検3級の問題を利用!
今回は、英検3級の問題を使ってリスニングトレーニングしました。教材は中3卒業程度のレベルならば何でもOKです。
高校過去問は自ら取り組んでもらって点数化したいため、今回は使用しません。直前期にやるのが効果的です。
高倉塾の生徒にはリスニングの不安を完全に払拭してほしいと考えているのですが、リスニングで大切なのは以下の流れ。
- まず必死でリスニングを解く
- 台本を読みながらもう一回聞く
- 音声の後に自分でも発音する
- 台本なしで聞いてみる
こんな感じで何回も何回も聞いたり発音したりすれば、英語の耳は飛躍的に伸びていきます。
これ、なかなか家ではやらないことなので、一度に時間をとって開催したのでした。
ここで問題をどんどんと解いてもらいましたが、先生の報告によると、正答率はけっこう高めに落ち着いたよう。
「リスニング不安です」という生徒は多いので、せめて月1くらいでできればカンペキだなぁと考えています。
家庭でもやってほしい。
この日の対策講座では、「家でもできる!リスニング練習の方法」もしっかり教えました。
例えば英検3級や準2級の問題なら、英検の公式サイトに行って、過去問と台本をコピーし、それを読みながら音源を聞くことが可能です。
3回分の試験が公開されているので、リスニング練習もとってもやりやすくなってます。CDを買う必要なく、ここで何度も聞くことが可能。
解説がないところが不便なところですが、それは学校や塾の先生に聞いてみれば解決します。
生徒のレベルによれば準2級でOKなので、各自調整を。
改めて書くと、リスニングをやるだけで、英語の30%近くの得点が安定して取れるようになります。
繰り返すほどラクに正答できるようになるので、10月も積極的に企画していこう……!!と考えています。
着々とついてきた実力、2~3月に爆発させられるように持って行きます。