2017年の京都府の公立高校、前期選抜の倍率について!京都府の確定した倍率から、前期試験を考えます。4.00を超えた普通科では、合格は狙わないのが吉かもしれません。

京都府の公立高校入試は前期選抜からスタートします。

前期選抜は定員の30%しか合格させない、という意味で非常に厳しい戦いとなる試験ですね。

 

今回は2月6日に京都府教育委員会から発表された2017年度の最新倍率を表にまとめ、そこから読み取れる情報を皆様にお伝えしたいと思います。「自分の志望校、どれくらい厳しいの?」や、「これくらいの倍率なら、どれくらいの確率で合格できるの?」など…、様々な疑問をお持ちの皆様に参考にしていただけるよう、まとめていきたいと思います。

 

京都府の高校教育課のウェブサイトで公表されているデータから、いろいろな観点から。

※京都市・乙訓地域のみです。

 

2017年度 京都府公立高校 前期選抜の倍率

以下が各高校・各コース・各受験方式での2017年度倍率です。しっかりと自分の志望校の前期選抜の倍率を確認してくださいね。

※京都市・乙訓地域のデータのみ。

※青字は前期選抜のみ、中期選抜を行わない一発勝負のコースです。専門学科や特別コースなど。

学校名 学科名 選抜方式 前期募集人数 志願者数 2017年度倍率 2016年度倍率
山城 普通 A方式1型 48 319 6.65 5.58
A方式2型 48 65 1.35 1.46
文理総合 A方式 40 115 2.88 3.20
鴨沂 普通 A方式1型 48 264 5.50 4.96
A方式2型 24 40 1.67 1.25
洛北 普通 A方式1型 24 145 6.04 5.63
A方式2型 24 36 1.50 1.50
普通(スポーツ総合専攻) C方式 40 42 1.05 1.18
北稜 普通 A方式 56 235 4.20 4.04
B方式 28 42 1.50 1.46
朱雀 普通 A方式 72 127 1.76 2.11
洛東 普通 A方式 56 229 4.09 2.86
B方式 28 37 1.32 1.54
鳥羽 普通 A方式1型 30 174 5.80 5.04
A方式2型 30 41 1.37 1.71
普通(スポーツ総合専攻) C方式 40 47 1.18 1.25
グローバル A方式 80 131 1.64 2017新設
嵯峨野 普通 A方式 36 123 3.42 3.61
こすもす自然科学 A方式 80 94 1.18 1.79
こすもす共修 A方式 120 206 1.72 1.82
北嵯峨 普通 A方式 64 238 3.72 3.43
B方式 32 43 1.34 1.06
普通 A方式 42 233 5.55 6.00
B方式 42 49 1.17 1.45
植物クリエイト A方式 28 47 1.68 1.25
園芸ビジネス A方式 28 49 1.75 1.32
洛西 普通 A方式 96 288 3.00 2.90
桃山 普通 A方式 84 315 3.75 3.25
自然科学 A方式 80 238 2.98 2.89
東稜 普通 A方式 42 166 3.95 4.31
B方式 42 51 1.21 1.45
洛水 普通 A方式 36 156 4.33 4.25
B方式 36 59 1.64 0.94
京都すばる 会計 A方式 72 104 1.44 1.76
B方式 12 12 1.00 1.00
企画 A方式 48 88 1.83 2.13
B方式 8 8 1.00 1.13
ビジネス探求 A方式 24 51 2.13 1.67
B方式 4 4 1.00 1.00
情報科学 A方式 48 82 1.71 1.23
B方式 8 5 0.63 1.13
向陽 普通 A方式 30 161 5.37 4.83
B方式 30 44 1.47 1.67
乙訓 普通 A方式1型 40 144 3.60 3.53
A方式2型 20 41 2.05 2.00
スポーツ健康科学 C方式 40 51 1.28 1.53
西乙訓 普通 A方式1型 40 134 3.35 3.50
A方式2型 20 20 1.00 2.10
西京 エンタープライジング A方式1型 144 257 1.78 1.72
A方式2型 16 18 1.13 0.88
銅駝美術 美術工芸 C方式 90 109 1.21 1.16
堀川音楽 音楽 C方式 40 62 1.55 1.55
京都工学院 ものづくり分野 A方式1型 64 163 2.55 3.44
A方式2型 11 12 1.09 1.00
まちづくり分野 A方式1型 43 92 2.14 3.00
A方式2型 7 7 1.00 1.00
フロンティア理数 A方式 60 92 1.53 1.67
堀川 普通 A方式 24 69 2.88 2.50
探求学科群 A方式 160 307 1.92 1.91
日吉が丘 普通 A方式 48 301 6.27 4.65
B方式 24 26 1.08 1.00
紫野 普通 A方式1型 48 195 4.06 5.25
A方式2型 24 43 1.79 1.56
アカデミア A方式 80 130 1.63 2.03
塔南 普通 A方式1型 40 141 3.53 2.00
A方式2型 20 31 1.55
教育みらい A方式 40 67 1.68 1.18

以上が京都府の公立高校、前期選抜の倍率です。受験生は自分の志望校の倍率をしっかりと見極めるために活用してくださいね。

 

青字は前期選抜ですべてが決まってしまう厳しいコース。ここを受験する生徒にとっては、この表は本当に大切ですね。倍率によって合格率は格段に変わってきます。いざ「受験するぞ」と決めてしまってからは、倍率なんて気にしてもどうしようもありませんが…、合格率を予測しつつ受験しておくことも、全体的に見て大切なことだと思います。

 

一方、普通科を受験する生徒の中でも「前期の倍率が高い!どうしよう…」と考えている中学生もたくさんいますが、何度も言うように、普通科の本番は中期選抜ですよ。

 

前期選抜の倍率から考えられること

前期選抜の表は、ただ単に「ああ、志望校の倍率は高いな(低いな)…」と考えるだけでは足りません。この表からわかることを、一緒に考えていきましょう。

 

専門学科などの倍率について

前期選抜だけで全ての合格者が決まってしまう専門学科のみを抜き出すと、以下の表になります。

学校名 学科名 選抜方式 前期募集人数 志願者数 2017年度倍率 2016年度倍率
山城 文理総合 A方式 40 115 2.88 3.20
洛北 普通(スポーツ総合専攻) C方式 40 42 1.05 1.18
鳥羽 普通(スポーツ総合専攻) C方式 40 47 1.18 1.25
グローバル A方式 80 131 1.64 2017新設
嵯峨野 こすもす自然科学 A方式 80 94 1.18 1.79
こすもす共修 A方式 120 206 1.72 1.82
桃山 自然科学 A方式 80 238 2.98 2.89
乙訓 スポーツ健康科学 C方式 40 51 1.28 1.53
西京 エンタープライジング A方式1型 144 257 1.78 1.72
A方式2型 16 18 1.13 0.88
銅駝美術工芸 美術工芸 C方式 90 109 1.21 1.16
堀川音楽 音楽 C方式 40 62 1.55 1.55
京都工学院 フロンティア理数 A方式 60 92 1.53 1.67
堀川 探求学科群 A方式 160 307 1.92 1.91
紫野 アカデミア A方式 80 130 1.63 2.03
塔南 教育みらい A方式 40 67 1.68 1.18

こうやって専門学科などを並べると、普通科に比べれば倍率は落ち着いてみえます。

しかしこういったコースはもともと学力と意識ともに高い人たちが戦ったり、特殊な才能を持った人の争いになってしまいますので、倍率の高低はあまり気にするべきではないかもしれませんね。

 

特に…、堀川高校の探求学科群嵯峨野高校のこすもす科桃山高校自然科学科西京高校のエンタープライジング科山城高校の文理総合科紫野高校のアカデミア科あたりはいつもレベルの高い試験になりますので、合格ラインが大きく落ちることはありません。いつもの努力を思いっきり発揮できたのは誰か…という戦いになりそう。

 

もうひとつ、洛北高校のスポーツ総合専攻鳥羽高校のスポーツ総合専攻乙訓高校のスポーツ健康科学銅駝美術高校堀川音楽高校…などの、スポーツや芸術の才能重視のC方式で受験する場合は、いかに基礎学力ができあがっているか、にかかってきますね。

数学や英語・国語などの筆記とともに実技もあるのですが、実技はどの生徒も手慣れたもので、いい評価を狙えるはず。だからこそ、数学や英語・国語の筆記試験の結果で合否が決まることが多くなりそうです。基本的には基礎的な内容しか出ませんので、過去問をとりよせて何度も何度も、繰り返してくださいね。決して実技に頼らないことが大切かな…という印象です。

 

倍率が4.00を超えた高校・受験型

前期選抜は京都府の募集定員の30%しか合格しない制度なので、受験者数を単純に考えれば倍率は3.00ちょっとになる計算です。

その状況の中では、4.00を超えれば「前期選抜の中でも高倍率だ」と言えるはず…。

ということで、4.00を超えたところに限って表を作り直しました。

学校名 学科名 選抜方式 前期募集人数 志願者数 2017年度倍率 2016年度倍率
山城 普通 A方式1型 48 319 6.65 5.58
鴨沂 普通 A方式1型 48 264 5.50 4.96
洛北 普通 A方式1型 24 145 6.04 5.63
北稜 普通 A方式 56 235 4.20 4.04
洛東 普通 A方式 56 229 4.09 2.86
鳥羽 普通 A方式1型 30 174 5.80 5.04
普通 A方式 42 233 5.55 6.00
洛水 普通 A方式 36 156 4.33 4.25
向陽 普通 A方式 30 161 5.37 4.83
日吉が丘 普通 A方式 48 301 6.27 4.65
紫野 普通 A方式1型 48 195 4.06 5.25

全て普通科の最も一般的な受験方式のA方式(A方式1型)になりました。京都府の高校入試の中期選抜では、1.30を超えたくらいから「倍率が高い」といえるのですが、前期でしかも4.00を超えるとなると、よほどのことが無い限り合格を期待しない方がいいかもしれません。

 

特に普通科は、前期選抜は国語・数学・英語の3教科のみ。こんな高倍率の状態で前期合格を期待してしまうと、不合格になったときの中期選抜対策が心配です。最初から入試対策は中期選抜に絞っておきながら、「合格したなら儲けもの」という気持ちで普通科を受験しましょう。

(参考:京都の公立高校の前期選抜は不合格になろう!不合格を前提にして、中期選抜に熱意を注ぐことが正しい受験戦略です。

 

もちろん、専門学科などを受験する人は前期が一発勝負。真剣に自分の力を発揮してくださいね。

 

倍率1.00以下の高校は安心かな…

全ての前期選抜の高校が確定しましたが、以下の高校・受験型では倍率が1.00以下でした。

 

  • 京都すばる(会計B方式)1.00
  • 京都すばる(企画B方式)1.00
  • 京都すばる(ビジネス探求B方式)1.00
  • 京都すばる(情報科学B方式)0.63
  • 西乙訓(普通A方式2型)1.00
  • 京都工学院(まちづくりA方式2型)1.00

 

京都府の公立高校入試は、以下のブログのように、中期選抜なら1.00を切っても不合格者が必ず出ます。

(参考:定員割れなのに不合格!?京都府の公立高校入試で油断してはいけない理由

 

しかし…、前期選抜の場合、基本的には1.00以下となった場合は全員合格することとなります。上に列挙した高校・受験型で受験する生徒・保護者の皆様は今からホッと胸をなでおろした方も多いはずです。

 

ここで念のため言っておきますが、「絶対に合格するんだ!」といって安心し、ムチャクチャな受験はしないでくださいね。ありえないと思いますが、私服で行くとかガム噛んでるとか大声を出すとか…。一応、「こんな生徒を入学させたら、他の生徒の迷惑になる」と考えられた場合、定員割れであっても校長判断で不合格にすることができます。

(参考:【京都府教育委員会に聞いてみました】倍率が1.00を切っても不合格になることはあるのですか?

 

前期選抜も熱心に頑張ろう!

専門学科が第一志望の人は、自分の今までの努力全て、前期選抜にぶつけることとなります。体調管理などしっかりして、悔いのない受験をしてきてくださいね。自分を信じて答案に立ち向かうだけ。もともとハイレベルな戦いになる専門学科ですから、結果は天に任せて受け入れましょう。

 

普通科が第一志望の人は、前期選抜の倍率を気にしつつも、「本番は中期だから」という気持ちを強く持っておいてくださいね。

前期合格を熱心に考えすぎて、不合格から立ち直れずに次の勉強に手が進まない…なんてことになってしまっては、中期選抜の結果も危うくなってしまいますよ。

 

だからこそ、前期選抜の直前であっても、中期選抜のために理科と社会の勉強を怠らずにやっておいてくださいね。基本的事項さえおさえていれば、最終的には合格を掴み取れるはずですよ。

 

(参考:安全圏の高校で、絶対に不合格にならないために!どういう人が不合格になってしまうのか?

 

…というわけで、京都府の公立高校の前期選抜の倍率をいろいろな観点からまとめたブログでした。最後まで頑張り抜きましょう!

 

京都府の公立高校の、中期選抜の倍率は以下でご覧いただけます。

【2017】京都府公立高校の倍率・情報集(中期選抜・普通科)

 

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