ワークへの記録を義務化して、演習量を増やす

塾としては、常に進化し続けないとな、という思いがあります。教育の質を高め、生徒たちにとって効果的な学習環境や勉強方法を提供する必要がありますし、さまざまな新しいアイディアを試していきたいです。


今回は、ワークへの記録の義務化及び宿題の出し方についてです。


塾では自習に関しても時間を決めて取り組ませるなど、授業以外の勉強について席を確保して力を入れています。そこでは、自習の上手い人、まだ慣れる必要がある人の違いが明確に現れます。高倉塾では大学受験まで使える力をテーマに学力を伸ばしたいため、全員「自習が上手い人」に変革する必要があります。


全員の自習クオリティを一定に保つため、ルール化したものを簡単に記します。

ワークの記録義務化

上記のような形で、実施日をワークに記録することを義務化しました。一般的な勉強方法として始動していましたが、それをルールとして形にしています。宿題も、これを前提としてページ数を指定して出されることとなります。


今までだと、個人によっては「記録を忘れた」といってなかなか続かないこともありましたが、継続できる子には以下のようなメリットがあり、勉強への姿勢に大きな改善が見られます。

  • 日付が増えていくの嬉しくてモチベーションになる
  • ページごとのタイムを書き込み、複数回目はタイムが縮んで嬉しい
  • 自分がどこまで、何をやったのかが明確になるので、「次に何の勉強をすればいいか」に迷わない

ただ「記録を書き込むだけ」で効果は絶大ですから、これを担当講師と協力して習慣にしてもらえるようにします。


それに伴い、高倉塾の講師陣には塾生への接し方、宿題の出し方を改めてルール化し、研修ビデオを作って理解してもらうことにしました。

5月から塾の制度として落とし込み、スタートします。よく意識して取り組んでくれる子では、顕著な成果が出ていますし、本当に大きな成長が見られています。

最初に間違った場所がたくさんあっても、これだけ集中してやりこむことができれば学力向上は確実に保証できます。あとは、このスタイルを全教科に関して勉強方法として意識してもらうために、個人個人としっかり話して意義を理解してもらうための時間を設ける予定です。



これからも細かなことでも、小さなイノベーションを恐れずに取り入れていきたいです。カリキュラムの再編、学習支援ツールの導入など、教育プロセスの各段階において修正を行っていきます。塾がただの学習場所でなく、生徒が夢中になれる刺激的な場所であることを実現したい。

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