令和6年度 中期選抜の倍率。山城洛北桃山、鴨沂紫野の人気がいずれも高い。残り数日で上げられる点数を意識しよう。

さて今年度の最後の高校受験の戦い、中期選抜が直前ですね。倍率が出ていたので見ておきましょう。

前期を含め、全ての学科の倍率をまとめたページ

令和6年度中期選抜 広報資料

高校名2024
倍率
NEW!
2023
倍率
2022
倍率
2021
倍率
山城1.341.121.231.40
鴨沂1.581.381.811.77
洛北1.381.061.201.55
鳥羽1.050.691.210.93
嵯峨野1,320.991.452.10
北嵯峨1.100.971.181.05
1.121.351.271.22
桃山1.221.201.381.08
堀川1.131.181.571.11
紫野1.561.511.311.16

雑感として、「受験生がよく迷いがちな、似通ったそ層が狙う高校同士の倍率がどっちも高くなった」ように思います。中期選抜の受験校を最後の最後まで迷う中学生は、現代の京都では主にこんな迷い方がメインです。

  • 山城、洛北、桃山の3校どれにしよう
  • 紫野、鴨沂のどっちにしよう

それぞれに特徴ある高校ですが、このあたりは同じ学力層の人たちが狙いがちです。嵯峨野と堀川は最初からどっちか強く決めている人が多いですね。


そして、もう私立高校でよいところに合格している中学生は、「志望度はあまり変わらないから、どうせなら合格しやすい方に受験したい」と考え、直前の倍率調査なんかを参考にしながら志願校を決めることもあります。


そんなこともあり、今回も直前の倍率調査とはガラッと変わった倍率に決定しています。ただ、上に挙げた迷う高校の選択肢の中では、特にそんなに大きな偏りが見えない結果となっていますから、合格ラインが大きく変わるようなことにはなっていません。


最後の1~2日で得点を高めることもできるので、倍率気にせず粛々と全力で試験を受けましょう。自分のやるべきことだけをやっていれば、きっと良い結果が出ます。理科とか社会は特に、苦手な単元、間違えることが多い単元をラストスパートできっちり確認する機会を作れば、1日前でも10点くらい高めることができます。頑張れ!

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