学年最初の定期テストが終わり、そろそろ本格的に入試モードを意識するときがやってきました。
今回は、ここから卒業まで複数回行われるであろう、三者面談での進路相談について書いていきたいと思います。
三者面談に対する心意気や注意点をサラッと書きますので、ぜひ読んでみてください。
目次
三者面談での注意点
中3の三者面談って、ほとんど成績と進路の話しかしませんよね。
それぞれ、進路が決まっていたり、まだまだ分からなかったり……といろんな状況があると思いますが、以下に三者面談で何が起こるかの傾向を書いていきます。
志望校は、出来る限り絞っておこう!
どの高校にいきたいか、なんてまだまだ分からない人も多いものです。なので、「どこの高校に行きたいかなんて分かりません」と言っても別に悪くありません。
しかし、漠然とでもOKなので、
- 志望校のレベル
- 複数校の候補
くらいは、進路面談をきっかけに考えておきましょう。
「何も全くわからない」という場合は、せっかくの面談が少しもったい無いですね。以下のブログを必ず読んでおいてくださいね。

別に志望校を言わなくてもいい
志望校を堂々と担任の先生に伝えればいいのですが、多くの生徒に共通するのは「志望校はあるけど、はっきり伝えられない」という問題です。
- 恥ずかしい
- 笑われてしまう
- 否定されそう
などの懸念があるのだと思いますが、無理に伝える必要は全くありません。
志望校を伝えたからと言って、具体的に合格率が上がるわけでもありませんし、年明けなどの直前期でないのならば濁しておいてOKです。
なのでその場合は、上記のブログなどである程度の志望校を絞っておきながら、「この成績なら、どのあたりの高校にいけますか?」と質問すると有効です。
具体的な高校名を出してもらえれば、自分の実力の範囲がある程度わかります。
基本的には、学校の先生に提示された高校の1ランク上が、順当に合格できる高校です。
志望校を否定される可能性は高い
志望校を話したり、「どこなら行けるのでしょうか?」という話をすると思うのですが、基本的には「無理です」と言われると考えておきましょう。
学校の先生は全体的に保守的で、「難しいけど、チャレンジして頑張ろう!」と考えている人は今のところ聞いたことがありません。
それよりも先生方は、「ここなら余裕だろう」というところに進んで欲しいと思っておられます。
しかし、通常は少しでも上を目指したり、憧れを抱くような高校に行きたいですよね。
ということで、担任の先生からは厳しい評価がくだされる可能性のほうが高いです。
ただ、よほどでない限りは、どこでも合格する可能性は高いので安心しましょう。
学校の先生のそういった思考もあり、高倉塾の進路指導と学校の進路指導はかなり食い違います。
しかし、今までのデータから分かることのほうが正確ですので、ぜひ気軽に「今の成績で、◯◯高校あたりはいけるのか?」ということを高倉塾に聞いてみてください。
高倉塾でも「それは無理です」と言われたら本当にチャレンジングですが…(笑)、たいがいは努力次第で合格可能ですし、ちゃんとプランを提示します。
高校受験は、無理と言われても、チャレンジしたら報われる試験です。
今回、あえてこういったことを書いているのも、挑戦する前から「◯◯高校に行きたいけど、それはどうせ無理だから」と諦めている人がとても多いからです。
実際はそんなことなかったり、チャレンジすることで実力が高まって自信になるパターンが多いのですが、全員が全員、勇気を出してチャレンジできるわけではないですよね。
ただ、これを読んでいる人に本当に伝えたいことは、高校受験はチャレンジするための機会だということです。自分より上のレベルを目指して立派になった人も多いですし、実際に合格して大きな喜びを勝ち取っている人をたくさん知っています。
先生や周りの言うことに流されること無く、自分の志望校の合格率を冷静に見つめ、主体的に情報収集してみてほしいなと思います。