勉強なんか、何のためにするの??という答えは、「脳の筋トレ」じゃないかと思う話。

100人の中高生を集めたら、「くそう、何のために勉強なんかするんだ…!」「数学なんかやっても、将来に使わないじゃん」と考える人は99人くらいいるかもしれません。将来は学者になりたい!と考える人ならば、勉強がストレートに将来のためになりますが、そんな人は一握りですよね。

 

実際、勉強をがんばることは将来に大きな意味がありますし、「勉強は◯◯のためにするんだよ」という話は何度も聞いたことがあると思いますが、本当に納得できなければその言葉は虚しく響くだけ…。

 

そこで今回は「勉強なんてやっても意味がないし、やる気が出ない!」という人のために、「勉強は◯◯のためにやるもの」という一つの意見を書いていまいります。

 

もちろん一言で言い表せることでもありませんが、簡単にザッと読んでもらえればと思います。

 

勉強を筋トレに例える

「方程式が解けるようになっても、大人になったら使わないもん」「社会の成績がよくても、将来の仕事に関係ないもん」という意見は本当で、私も実際に会社で方程式を解いている人は見たことがありません。会社で地理の問題を解いている人も見たことがありません。なので上のような意見はかなり正しいところをついている…と思います。

 

でもでも、「勉強なんて受験のためだけでしょ」とだけしか考えていなかった私でさえ、今は「真剣に勉強しといて本当によかったな…」と痛感しています。それってたぶん、勉強が筋トレみたいになってるからじゃないかなと思います。

 

試合中に腕立て伏せしないだろ

運動部に入っていれば、腕立て伏せとか腹筋とか、筋トレってしますよね。高校生くらいになるとバーベル使ったりするところもあるし、大学に行けばジムに筋トレマシンが揃っています。筋トレはない部活でも、ランニングくらいはあるはず。

 

でもそこでいちいちコーチとか顧問の先生に、「あの、試合中に腕立て伏せしないのに、なんで腕立て伏せしなきゃダメなんですか」とか、「すみません、試合中にコートの周り走ったりしないんで、走るのイヤです」とか言いませんよね…。「コイツは頭がおかしくなった」と思われるかもしれません。

 

もちろん例えばサッカーの試合中に腕立て伏せを始めたらメチャクチャ怒られるだろうし、テニスの全国大会の試合中に急にコートの周りをランニングしだしたら、本当に頭がおかしくなってしまったと思われてしまいます。

 

確かに試合中に腕立て伏せはしないけど、そこでつけた筋肉のおかげで試合中に相手に競り負けなくなるし、試合中にランニングはしないけど、そこでつけた体力のおかげで試合中ずっとダッシュすることができます。そのために、腕立て伏せとかランニングをやるんですよね。

 

これは勉強も同じで…、そりゃ将来に会社で方程式を解いてたら「ちゃんと仕事しろ」って怒られるでしょうし、会社で地理の問題を解いていても仕事に関係ないので怒られます。

 

でも…会社で直接使わないけど、方程式を解いたときに鍛えた脳が仕事を考えるから役に立つし、勉強したときにいろいろと考えて脳を鍛えたから、気の利いたことが言えるようになるんですよね…。

 

なので「将来使わないのになんで勉強するのか」という答えとしては、「筋トレみたいなもので、直接使わなくても後でスゴく役に立つ」というのが私の中で1番スッキリします。

 

いろんな本が読めるようになることが素晴らしい

この脳の筋トレをちゃんとやっておくと、いろんな本が読めるようになるという素晴らしい効果がありますよ。人間がいろいろと成長したり、スゴイ考えを持ったりするには、本を読まなくてはいけません。

 

自分のアイディアだけでは成長できないので、世界中のいろんな人が考えたことを読んで初めて、想像以上のことを学ぶことができます。だから読書が苦手、難しい本は読めない、ということになってしまうと本当にもったいないんですよね。

 

読書はスゴイもので、例えば「友達関係で悩む」んだったらそれを解決してくれる本があるし、「集中力を高める方法が知りたい」んだったら、それを教えてくれる本がたくさんあります。

私も中学生のときは「サッカーがうまくなりたい」と思って『サッカーが上手くなる方法』みたいな本をたくさん読んで、その通りにしたら信じられないくらいレベルアップしました。

 

でも…、普段からちゃんと勉強して「脳の筋トレ」をしとかないと、本の意味が分からなかったり、読むのに時間がかかったりしてしまいます。読書も楽しくないので、いろいろなことを知ることができなくなってしまいます。

 

反対に、普段から勉強しとくと本がスラスラ読めてたくさん知りたいことが学べるし、早く何冊も読むことができます。読書も楽しくなり、読むこと自体がリラックスになってきます。

 

  • 普段の勉強をサボる…本を読めない人になって、自分に必要なことが学べない
  • 普段から勉強する…スラスラ読書できるようになり、自分に必要なことをたくさん学べる

 

勉強自体を楽しめるようにしておく

普段から勉強して脳の筋トレをしておくことは本当に大切なのですが、それにはやっぱり勉強自体を楽しめるようにする…ということが必要。普通に勉強してもイヤになってしまうので、勉強を楽しむ余裕を心に持ちましょう。

 

それには「次のテストで◯◯点とってやる」とか目標を作ってゲームみたいにしてもいいし、「今日の授業を完璧に理解して、友達に説明してやる」というふうに自慢するために授業を頑張ってもいいし、積極的に授業を受けられる心をつくることにしておくのが効果的。

 

何事もそうですが人間は何かに取り組むとき、守りに入るのでなく、攻撃的に取り組まないといけません。「勉強はイヤだ」なんて言ってるようでは、勉強に攻め込まれている証拠です。「こうやって勉強してやる」といった攻撃的な姿勢で勉強していきましょう。そうすると、不思議と勉強が苦痛ではなくなってきますよ。

 

「勉強をやらされる」なんて情けない気持ちを捨てて、自分の意思で勉強をできるようになりましょう。

 

  • 勉強をやらされる…勉強がイヤになって、しかも情けない
  • 勉強を自分の意思で取り組む…勉強が楽しくなって、しかもカッコイイ

 

カッコイイ男の人も、美しい女の人も、自分の意思でトレーニングします。勉強も、自分の意思で、攻撃的に。

 

勉強は毎日やると財産になる

筋トレって継続的にやって初めて効果がでるし、積極的な心になるホルモンも分泌されるようになってきます。繰り返しやることが自分の性格をいい方向に作っていくことになるのです。

 

筋トレと同じように…、勉強を毎日真剣にやれば、考える脳の回路がたくさん作られてきます。勉強を毎日真剣にやれば集中力がつきますし、さらに一瞬で集中できる脳みそに変えることができます。毎日同じように勉強を繰り返すことで、気付かないうちにスゴイ財産になっているということ。

 

これを気分で「この日はちゃんと勉強する、この日はテキトーに勉強する」という風にバラバラだと集中力を身につけることなんか不可能ですし、ちゃんと勉強したときの努力も消えてしまい、ムダになってしまいますよ。筋トレも1日だけ頑張っただけなら、全く無意味になるのと同じ。

 

「しっかり勉強する人になるのか、テキトーに勉強する人になるのか」は自分で決められます。できればしっかり勉強する方を選んで、いろいろなことを学べる人生にしていってくださいね。

 

実際私も、「あー、勉強をちゃんとしておいてよかったなぁ」と思うのは、大人になってから読書などでいろんなものを吸収できるようになったからです。勉強してなかったら、難しい本なんて読めないし、読んでも理解が浅くなってしまいますよね。中学生と大学生(高校はちょっとサボった)のとき、ちゃんと勉強をがんばっておいて良かった。

 

ということで、「勉強は何のためにするの?」という質問に対する一つの答えを書いていきました。これからの勉強生活の参考にしてください。本当に、たとえば読書が苦手になったら人生つらいよ…。

 

たぶん、勉強をコツコツやることで以下に書いたような、非認知能力も高めることができるのだと思います。

生徒をご褒美で釣れば、成績が上がります!背筋を伸ばすだけでも、成績が上がります!という研究結果について塾講師が考えるべきこと…

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