家庭教師は塾と何が違うのか?家庭教師を選ぶべき人を解説します。基本的には教育費に余裕がある人向けです。

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先日は以下の記事で、個別指導塾にしようか集団指導塾にしようか悩む人のための基準を示しましたが、今回は「家庭教師もいいね」と考える人に参考にしていただく記事を記します。

 

(参考:集団指導?個別指導?経験からお伝えする、本当に正しい塾の選び方。間違った塾選びは年間50万円無駄にします。

 

家庭教師のトライを始め、家庭教師の会社もいっぱいありますし、何より「個別指導塾にしようか家庭教師にしようか」を悩まれる方は多いはずです。私の考える家庭教師の長所と問題点を書き記しますので、是非参考にしてください。

 

家庭教師こそ、最も素晴らしい教育形態

家庭教師は生徒の横にキッチリ先生がついてきます。

このサービスだと、先生はその生徒以外は何も気にする必要がないため、全ての時間を全力投球できます。従って必然的にこれ以上無い指導ができるというわけです。一回一回分からないところもストップできるし、分かるまで教えてくれる。能力が無かったりコミュニケーションが取れない先生だったら担当を変えればいい。そうやって生徒が本当に信頼する先生に継続的に頼むことができれば、二人三脚一緒になって成績アップや合格を目指すことができます。

 

つまりはこれ以上ない指導方法のわけで、これを越える指導方法はありません。もし文部科学省に数百兆円も予算があれば、今までの学校授業などやめて小中高の公立学校はプロ教師の1対1の個別指導になるはずです。夢のようです。

 

「集団指導の方が競争心が出ていいのではないか」という意見もあるかもしれませんが、そんな効果は生徒それぞれですし、1対1で見てもらって悪いことなど一つもありません。できればどの生徒も、家庭教師を選びましょう。通塾の際の危険もないし、非常に安心。

 

家庭教師の短所

家庭教師は理想の形ですが、かといって「誰もが家庭教師を選ぶべき」というわけではありません。結構痛い短所もあります。

無駄なお金が発生する

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例えば1回の授業が80分だったとします。授業を教えるのは1対1で分かりやすくていいのですが、勉強って先生の話を聞くだけでは100%伸びません。自分で手を動かして初めて実になります。だから必ずその場で実際に問題を解いてもらう必要があります。「はい、じゃ実際に解いてみてね〜」という瞬間です。

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当然ですがその間、先生はめちゃくちゃ暇です。生徒が自分で問題を解いている間、何の仕事もありません。暇なだけだったら問題ありませんが、キッチリ給料は発生しています。勉強の成果が上がる理想は、「勉強を教える時間」と「実際に解いてもらい、間違いを再解説する時間」が1対1であること。つまり80分授業なら40分弱は先生にとって暇な時間が必ず発生します。そして、その時間にもお金は払わないといけない。これが大きな問題点です。

まぁそれくらいグダグダ言わずに払えばいいのですが、心情的になんかイヤだという人は多いはず…。

 

あとは、家庭教師は「今より成績を伸ばさないと!」という、成績が停滞気味の生徒が選ぶことが多いのですが、そういう生徒は、1教科につき週1回だけではほぼ確実に伸びません。週1回だけでも「分かりやすかった。良く分かった」までは簡単にいくのですが、「成績が上がった」までは到達しません。だから伸びるまで頑張るとすれば、最低でも1教科に週2回が必要となり、これまたお金を積まなければなりません。2教科の成績を上げようとすれば結構な予算を見積もる必要が出てきます。

 

進路指導ができない

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家庭教師は最高の指導形態の一つですが、もう一つ短所を挙げるとすれば「進路指導の経験不足」です。学習塾だと教室責任者がいろいろな高校の推薦基準とか特待生の基準など非公表の情報も知っているし(大手では知らない教室長も多い。急にその教室に配属された社員とか)、保護者の方との面談も可能なので進路で気になる点は全て質問可能で万全フォロー。希望進路先にもアプローチしてくれるでしょう。

一方で家庭教師は大学生の先生を派遣して学習指導はできますが、細かな進路の情報を提供したり、私立高校とのパイプは薄くなってしまいます。本来は家庭教師派遣会社の社員が進路指導できればいいのですが、抱えている範囲が広くてとてもそんな時間はありません。

進路指導もしっかりして欲しいなら、地元に長く根付いた個別指導塾の方がいい選択です。

 

家庭教師を選択するべき人

家庭教師は考えうる限りの最高の形なので、長所を挙げればキリがありません。しかし上述の短所が結構なダメージとなって慎重に考える人が多いようです。

家庭教師の長所と短所を考えた上で、家庭教師が向いている生徒・家庭の絶対条件が浮き彫りになります。答えは非常にシンプル。

 

教育費に余裕がある家庭

 

実も蓋もないですがそれに尽きます。余裕があるなら他の選択肢なんか一つもありえませんし、「個別指導塾にしようか」と悩んでいる暇があれば家庭教師会社に電話しましょう。そして、週1回ではなく週に3回は入れるようにしてください。週に1回だけでは効果が出るレベルまで指導できない可能性が高くなります。

 

ただ、家庭教師の先生には「綿密なカリキュラム」を組む余裕はないので、特に難関校対策などを希望する人は合格実績の高い集団指導塾を選んでください。教育費に余裕があっても、

 

  • 学校の補習などに利用するだけ→家庭教師
  • 難関校志望→集団指導塾

 

という基準で選びましょう。

また、家庭教師を選んだとしたら、成果が出るまで週の回数を増やすことを検討してみてください。せっかく高いお金を払うのならば、少ない回数で成果がほとんど出ないより、多くの回数をとって成果を出したほうが幸せになれます。

 

家庭教師の塾との違い、家庭教師を選ぶべき人についての解説でした!

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