12月から冬休み終了までは1年で1番忙しかった。志望校の過去問演習と、受験を見据えた強化策を実施

学習塾が、少なくとも高倉塾が毎年1番忙しいのは冬休み、つまり塾が冬期講習に入る時期です。この時期は中3の志望校合格への道が拓かれるか否かの瀬戸際であり、さらにその他学年も年明けに学年末テストがあるため、これもまた1年のうちで最も重要な時期であるのです。つまり、全員に対して最大限の熱意を持って当たらなければならない、活気が溢れる時期となります。


この時期に行ったことを抜粋してご報告します。

過去問を個別解説して合格率を高めた

私立は残り1ヶ月。そして、1ヶ月あれば入試本番の得点は伸びます。伸ばす方法は志望校の過去問演習。集団授業でなく、個別のアプローチをとってじっくり納得することが重要であって、これができていなければあまり意味がありません。必ず、全ての年度の過去問に対してこれを完了させてください。

高倉塾においては、受験生は何よりも怒涛の過去問演習ができました。冬期講習会授業として数学5回、英語5回が組み込まれているので、そこで少なくとも最重要2科目の5年分の解説を終了させることができます。自分で解くのと解説を受けるのでは全く効果が違いますから、冬期講習を使って完了できたことに関しては安心できました。

講師も大変であったと思います。いくら難関大学を突破してきた講師であったとしても、難関高校の数学や英語を個別解説するには準備が不可欠です。そのため、各塾生の授業を組んだ時点で「誰がどの高校の、何年度の過去問解説をするのか」を明確にできるようにして冬期講習を迎えました。それでも大変なところはありますが、今後も講師がやりがいと余裕を持って過去問指導に当たれるよう、来年度も工夫を続けたいと思います。それは回り回って合格率に影響します。


報告をまた送付しますので、保護者の方は少しお待ちください。

お昼はずっと基礎講座もしくはハイクラス講座にて難問の個別解説を行なうことができましたし、少しであれど確実な点数アップが実現できたと思います。

未受験学年も、復習範囲を中心に定着と記憶の強化できた

高校受験生以外のことも非常に大切で、彼らの学力強化、レベルアップは見ていて嬉しいものがあります。結局は彼らの可能性を最大限に発揮した評定(成績)を取らせる、それを引き出すことが仕事であるので、単に「学校の授業を完全理解させるための授業を提供する」という普段のこと以上の授業が提供できる点で、季節講習会はとてもありがたい期間になりました。

もう一つ、今回に導入したのは「小テスト演習会」です。プリントを1枚単位で解かせて持って来させ、その場で採点して間違った部分を解説してもう一度解かせる、これを時間の許す限り続ける演習システムです。

教える手間がかかってしまいますが、これが1番効果がある指導方法だとすら思うようになりました。個別指導に支払うコストは、毎回の80分授業に対する人件費など諸経費が主なコストですが、そこで実現できる成長は「まだ習っていない部分や理解が曖昧な範囲を、周囲を気にせず個別でじっくり教えてもらう」ところに焦点があります。


ただ、それだけでは能力は向上せず、学力も全く上がらないのが不思議な真実です。そこで、「一度理解した単元を、もっとスピーディにアウトプットさせる機会」を提供するために行うのが「小テスト演習会」となります。


理屈として考えても、また実際のデータで考えても、これを実施するとしないでは定期テストの点数は大きく変わることが分かっています。まだ実施回数が残っている冬期講習履修生は、期間終了後にも行います。学年末テストまでは必ず実施しましょう!

2024年はもっと高倉塾を強くしたい

元日には「2024年に実施したいこと」というブログを書きました。

facade of a neo gothic university building2024年に実行したいこと

これは、「今年の早いうちに実施したいこと」を少しだけ抜粋して書いておいたことです。年間計画の一部の意図をお伝えする目的がありました。


この根底には「高倉塾に通う塾生を他よりも大きく成長させたいし、それを実現するための体制がよく整った塾にしたい」といった狙いや願いがあります。


繰り返しになりますが、冬期講習は猫の手も借りたいような、とても忙しい時期でした。朝は受験生のための特別講義の準備、昼から夜まで面談やスケジュール組み、受験生の基礎(ハイクラス)講座実施、難問の指導、小テスト作成、採点、授業の実施、授業報告、これらが土日も休まずに続きました。教室をお休みしたのは大晦日と元日のみ。大掃除をする時間がなかったのが反省点です。


目の前の仕事に集中するあまり、保護者の方へのLINE返信が遅くなったり、長期的な視点に立った仕事が少なくなってしまった期間を過ごしましたが、信頼して通塾してくれる塾生、お任せいただいている保護者の方がいることは大変幸せな時期となっています。


もっと、全員に対して大きな成長を促せる塾にできると思いますし、講師を含めて全員で、素晴らしい塾を作っていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください