個別特進 高倉塾 高倉塾は主に高校受験を専門とする個別指導塾です。このページでは、高倉塾が運営されている根本的な考え方をお伝えします。
高倉塾は私が大学を卒業してすぐ、四条高倉あたりにビルの一室で開業届を出しました。もう15年近くは稼働している個別指導塾です。
その後は社員に教室を任せつつ、自身は国内外で他の業種の仕事もいくつか行ってきました。実入りや効率でいえば、学習塾よりもはるかに良い仕事も少なくありません。
ただ、いろいろな経験の結果…、「学習塾の仕事が最も面白い」との結論をもって今に至ります。
- 「成績を上げたいです」
- 「ここに合格したいです」
- 「現状を変えたいです」
そんな願いある生徒に一生懸命に応え、成長を目撃できる仕事は他にはない刺激があります。教室全体で生徒のことを考えて仕事をすると、生徒もそれに応じ一生懸命に応えてくれます。一日の大半を使う仕事としては大きな意義に恵まれていると言えるでしょう。
中高生のこの時期、触れ合う大人によって彼らは大きな影響を受けます。講師たちが正面から向き合えば、生徒たちの人生を好転させることができるでしょう。そんな学びの場を作ることには深い面白みがあり、「休みが欲しい」と思わないような仕事です。
そのために、高倉塾のスタイルから教材、指導方法など細部まで、最も効果的なものを考えて運営したいと思います。
高倉塾の目的は、「勉強を頑張りたい」と考えている生徒を集めて、その生徒たちが学力的・精神的に成長する期間を作り出すことです。
早熟で、最初から優秀なトップクラスの生徒は大手集団塾に通います。もし高倉塾もそんな生徒が多く来る塾であれば、個人は放っておいても勝手についてきてくれる、集団塾を運営するのがベストです。
しかし高倉塾はそういった生徒が多いわけではありません。最も期待されている仕事は、「今からの成長にかかっている」生徒を大きく成長させることです。ここが最も、高倉塾としての存在意義が問われるポイントです。
だからこそ、
- 成績を上げたい
- どうしてもここに合格したい
- 現状を変えたい
これらの願いを持つ生徒に対して、まさにその道を照らして提示することを目的としています。
もちろん、それまでの道のりはとても複雑であり、100%実現できる保証もありません。しかし、それでもチャレンジすることの価値は高く、諦めずに挑戦させるのが塾の仕事です。
だからこそ、一人ひとりに対して、後悔のないベストな道を提供できる準備をしたいと思っています。
そう考えた上で一人ひとりの生徒を見ると、個性は十人十色、千差万別であることに気づきます。そのための道筋とプロセスに関しては、とても一般的なパッケージは存在しません。例えばA高校に行きたいと考えている2人の生徒がいても、たくさんの項目で違いがあります。
- 現状の成績
- モチベーションの質
- 模試の目標偏差値
- 無理なくできる勉強時間
- 合格のための戦略
細かく見るほど、もはや同じ部分を探すことすら難しくなります。
そんな彼らを「最初から合格しそうな実力を持った、集団塾の生徒」よりも成長させるには、一括した集団授業ではなく、一人ひとりにもっと注意を向ける体制が求められています。それを実現するには、現状では個別指導しかないでしょう。
個別指導においては、
「その生徒をよく観察できる担当講師をつけて、授業を円滑に進めること」
は大前提ですし、その点を抜かりなく行える塾であることは最低限。それに加えて、
「知識と経験のある教室の責任者が、広くカバーして監視する」
ことに力を入れて、個別指導塾として生徒たちを最後の合格まで導きたいと思っています。
集団授業には大きな弱点があるものの、個別指導にしたからといって全てが解決するわけではありません。
個別指導塾は、個人への対応力がとても高いことは間違いありません（上図の右下のポジション）。
しかし集団授業と比較すると、「計画にとらわれない、柔軟な対応」を盾にしてカリキュラムの研鑽を怠りやすいのも事実です。コストを考えると、講師は大学生となり、採用を間違えると授業クオリティ低下のリスクも抱えています。
この点を集団授業塾に負けぬよう、デメリットをカバーするために理想を追求しなければなりません。つまり上図のタテ軸、「カリキュラム及び講師充実度」を高めることがとても大切です。
高倉塾は、この点を克服できるような、数少ない学習塾になりたいと思っています。
個別指導塾であるので、「質問したいところが質問できて、解説が分かりやすい」ことは当然であり、高倉塾はそこから一歩進めて、
- 志望校合格のためのカリキュラム
- 講師充実度
この2点を重点的に高めて運営できるようにします。
特に志望校合格のためのステップやカリキュラムにおいて、個人的には、そういった事項を分析的に考えて合格者を出すことに面白みを感じます。難問の解説を書いたり、個別の質問に答えたり、楽しい仕事がたくさんあふれています。空いている時間は、これらを突き詰めることに使ってゆくつもりです。
集団授業より、もっと自分に対して注意を向けられた指導を受け、なおかつ綿密な計算とデータのもとに学力向上と志望校合格を目指したい生徒の皆さんをお待ちしております。